本作に関連している人物 Edit

山内一典 (やまうちかずのり) Edit

  • グランツーリスモ シリーズの生みの親。ポリフォニー・デジタルの代表取締役プレジデントでもある。ネットでは「山内P」と呼ばれることが多い。
  • レースの参加には消極的だがドライバーとしての実力はかなり高く、『ニュルブルクリンクを熟知しており、レーサーとしての実力も申し分ないのは山内さんしかいない』という理由で、ニュルブルクリンク24時間耐久レースのオファーを受けた。
    • 2010年から2016年(15年を除く)まで毎年参戦しており、2011年・2012年のニュルブルクリンク24時間耐久においてクラス優勝を飾っている。
    • 2014年にはニュルブルクリンクの世界的な知名度を高めた功績を讃えられ、功労賞を授賞した。
  • 作られるゲームは本作を含め非常にクオリティが高いが、開発期間が異常に長いのが玉に瑕。
    また収録車種の選定は、山内氏の興味が強い車種に偏っているなど問題が多い。
  • 巷では「完璧主義者」と呼ばれている。
  • 現在、HuluとYouTubeで山内氏のドキュメンタリー映画が公開されているので気になる方はぜひ。
  • 彼が初めて手がけたゲームは「モータートゥーン・グランプリ」…と思われがちだが、実は彼が初めて手がけたゲームはスーパーファミコンの「迦楼羅王」(かるらおう、海外名:SkyBlazer 1993年/ソニー)という横スクロールアクションゲームである。かつての任天堂とソニーの協力関係を象徴する一作である。

エイドリアン・ニューイ Edit

Adrian Newey (イギリス)

  • イギリス出身のレーシングカー・デザイナーであり、現在はF1に参戦しているレッドブル・レーシングのチーフ・テクニカル・オフィサーである。"空力の天才"と称されることが多い、F1界を代表するエアロダイナミストである。
    尚、媒体によっては"ニューウェイ""ニューウィー""ニューエイ"などと記される。
  • ちなみに、フジテレビなどのF1中継では「ニューウェイ」と呼ばれることが多い。
  • GTではレッドブル Xシリーズの仕上げを担当。X2010に"ファン・カー"のシステム採用を発案したのはこの人である。
  • ちなみにレーシングカー・デザイナーと呼ばれる人の中では珍しく、彼自身もアマチュア・レーサーとして活躍している。

ルーカス・オルドネス Edit

Lucas Ordonez (スペイン)

  • 欧州日産とSCEEの企画『GTアカデミー』で発掘された天才ドライバー。
  • ドバイ24時間耐久レースではアドバイザーのジョニー・ハーバート、GTアカデミー教官のロブ・バーフ、車輌の開発を担当したアレックス・バンコムと共に参加。予選ではジョニー・ハーバートを超えるクラス2位、決勝では上位クラスすら凌駕する総合8位のタイムを叩き出した。
  • GT4ヨーロッパカップでは、アレックス・バンコムと共にフェアレディZでフル参戦。開幕早々3位表彰台に立ち、第5戦・最終戦では何と優勝し、デビューシーズンにシリーズランキング2位に入る快挙を果たした。
  • 2011年はル・マンクラス優勝、LMS総合優勝(共にオレカ・ニッサン)を果たすなど彼にとって躍進の年となった。
  • 2013年にはブランパン耐久シリーズに参戦しクラスチャンピオンを獲得する。
  • 2014年はニスモのグローバルドライバーエクスチェンジプログラムによって日本ツーリングカーレースのトップカテゴリーであるスーパーGT GT300クラスにエントリーすることが決定した(ニュース)。
  • また、GTアカデミー2013ではナビゲーター役を務めている。
  • 度々「ゲーマー出身」と話題にはされるが、実際のキャリアはリアルのカートレースからスタートしている。
    その後資金難でドライバーの夢を断念したが情熱は捨てきれず、ゲームで我慢していたが、GTアカデミーで開花したというのが正解。

チャールズ・マーチ卿 Edit

Charles Henry Gordon-Lennox, Earl of March and Kinrara (イギリス)

  • グレートブリテン島南岸のチチェスター北部の丘陵地に12,000エーカーの広大な私有地を持ち、カントリー・ハウス (Goodwood House) や牧草地、リゾートホテル、ゴルフコース、グッドウッド競馬場、グッドウッド・サーキット、チチェスター・グッドウッド空港などを所有している。
  • 現当主であるマーチ卿は、祖父フレデリック・リッチモンド卿が建設したサーキットを復活させた。また、マーチ卿自身も熱心なレース愛好家であることから、私有地を開放して古き良き時代のレーシングマシンの魅力を楽しむことのできるイベントを企画し、1993年から現在まで続けている。これが、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (Goodwood Festival of Speed) である。

アイルトン・セナ Edit

Ayrton Senna da Silva (ブラジル) 1960年3月21日-1994年5月1日

  • ブラジルが世界に誇るF1ドライバー。
    歴代3度のF1チャンピオン(1988年、1990年、1991年)に輝いた。特に1988年は、在籍していたマクラーレン・ホンダがセナの勝利を含め16戦中15勝を挙げた。
    なんと初優勝時に3位を周回遅れ、2位に1分差もつけて勝利するという化け物っぷりも見せた。
  • 日本のメディアでは「音速の貴公子」と呼ばれた。また日本のファンも多く、セナも生前日本を「第二の故郷」とするほど日本が大好きだったようであり、生前は「笑っていいとも!」など数多くの番組に出演していた。
  • しかし1994年、第3戦サンマリノGP「イモラ・サーキット」のタンブレロコーナーにて高速でクラッシュ*1
    意識不明のままヘリコプターで病院に緊急搬送されたが、事故発生から約4時間後の午後6時40分、34歳で死亡した。
  • 音速でこの世を去ってしまった彼の功績を讃え、現在では「公益社団法人 アイルトン・セナ財団」という悠善団体が存在する。
    ちなみに本財団は、今作でパートナーシップを締結した団体の一つでもある。
  • また、セナの死から16年後の2010年には「アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ」というドキュメンタリー映画がイギリス制作で公開された。この映画は日本でも2011年に公開されている。
  • 今現在、彼のレーシングシューズは元ミズノ社の会長が所持しているらしい。
  • 今作ではアイルトン・セナのレーシングスーツとヘルメットがセットになったスペシャルウェアセットが登場・購入可能なほか、アイルトン・セナ トリビュートで、彼のレースキャリアのルーツを巡る旅をゲームプレイによって体験することができる。
    • 余談だが、本作Ver.1.01のオープニングムービー終盤でセナが1985年に使っていたロータス 97Tと思われる車種と共にちらっと登場している。

セバスチャン・ベッテル Edit

Sebastian Vettel (ドイツ)

  • 媒体によっては日本語表記がマチマチで"ヴェッテル"や"フェテル"とも表記される。
    F1中継やGT6で扱われている"ベッテル"は英語読みであり、母国語であるドイツ語発音ではフェテルが正しい。VolksWagenでも見られるように、ドイツ語では「V」は「F」で発音する。
  • F1デビューは2007年第7戦アメリカGPでBMWザウバーから、前戦の第6戦カナダGPで大クラッシュしたロバート・クビサの代役としてであったが、8位入賞を果たした。最速初ポイント達成年齢19歳349日であり、F1最年少入賞記録であった。結局、BMWザウバーではこのレースのみの出走であったが、同年ハンガリーGPよりトロロッソのレギュラードライバーとして移籍し、第15戦日本GP(富士スピードウェイ)では、3周にわたってラップリーダーとなり、達成年齢20歳89日で最年少ラップリーダーとなる。だが肝心のレースでは後にチームメイトとなるマーク・ウェバーと共にリタイアを喫している。
  • トロロッソ時代のハイライトは予選、決勝ともに大雨に見舞われた2008年第14戦イタリアGPでポール・トゥ・ウィンで自身初優勝を果たし"21歳72日でF1史上最年少ポールポジション、21歳73日で最年少優勝・最年少表彰台・最年少ポール・トゥ・ウィンを記録"、さらに「初表彰台が初優勝」というのがおよそ29年ぶりの記録というとてつもない記録を残した。
  • 2010年・2011年・2012年・2013年シーズンF1世界王者。最年少四連覇などF1において数々の最年少記録を保持している。特に2013年は史上1位タイの9連勝を達成するなど、一人でコンストラクターズランキング2位相当のポイントを稼ぎ出す圧勝であった。2014年、2015年、2016年はマシンの戦闘力不足でなかなか勝てず、2017年は序盤はポイントリーダーだったが、中盤から終盤にかけて自身のミス(セーフティカー先導中に相手のマシンへの体当たりや、スタート直後に過度に幅寄せしてクラッシュなど)やマシントラブルによってチャンピオンを逃している。
  • 翌年2014年は未勝利に終わったものの2015年マレーシアGPで2013年アブタビGP以来の勝利を挙げた。
    • しかし、彼の圧勝で2013年においては全世界のF1中継視聴者数が前年比で5000万人も減ってしまったといわれるが、視聴者数減少の原因を彼に押し付けるのは酷というもの。
  • 長年在籍したレッドブルを離れ2015年にスクーデリア・フェラーリに移籍。
    なお、これによりGTでのベッテルの扱いがどう変化するかは不明(レッドブル X2010 S.ベッテルなど)。
  • 重度のグランツーリスモ中毒者であることも有名。前作GT5で登場したセバスチャン・ベッテル Xチャレンジでは「世界最強のドライバーが、世界で一番やりこんだゲームで、世界最速のマシンを全力でタイムアタックしたタイムがゴールドのタイム」というとてつもない難易度となっていたのは語り草(パッドコントローラでゴールドを獲得したのは、世界で50人もいないと言われたほど。今作のレッドブル Xチャレンジではタイムが大幅に緩和されており、また前作と違ってプラチナトロフィーの獲得には関わらないのでご安心を)。

GTアカデミー Edit

グランツーリスモのトッププレイヤーが集まり、プロドライバーになるための選考会である。

  • 2008年からヨーロッパで始まり、2011年には北米大会、2012年にはドイツ・ロシア大会が新たに開催されるなど、回を重ねるごとに規模が大きくなっている。
    最終ラウンドは毎年イギリスのシルバーストンサーキットで開催され、ブート・キャンプのような過酷な訓練を行う場面が話題になっている。
    日産ヨーロッパによって開催された企画のため、使用する教習車は全て日産車である。これは現在も変わらない。
  • 基本的には以下の流れでウィナーを決定する。
    1. 予選: グランツーリスモから配信される専用のオンラインタイムトライアルで予選を行う。
    2. ナショナルファイナル: 予選で上位を占めたプレーヤーはナショナルファイナルに進み、ライブイベント(オフライン)を戦う。
    3. 最終ラウンド: ナショナルファイナルで勝ち残ったプレーヤーは最終ラウンドで数日間に渡る実車を用いた選考会を行う。
  • GTアカデミーのウィナーは日産のレーシングチームの一員となり、半年間の訓練が行われた後、ラインセンスの取得を含めた訓練を約4ヶ月間受け翌年1月のドバイ24時間耐久レースに出場する。
    そして「ニスモアスリート」として日産がWEC等のLMP2クラスにエンジンを供給するチームやブランパン耐久シリーズ等に出場し、本格的なレーシングドライバーとしての道を歩む事になる。
  • ちなみに、モータースポーツに消極的な日本ではかなり知名度が低いが、海外ではTV番組として放送されるほどの人気企画である。
  • 2015年には日本、インドネシア、マレーシアに、2016年にはブラジルにも開催規模を広げる予定である。

GTアカデミーウィナー Edit

卒業生国籍大会
ルーカス・オルドネススペイン2008年ヨーロッパ
ジョーダン・トレッソンフランス2010年ヨーロッパ
ヤン・マーデンボローイギリス2011年ヨーロッパ
ブライアン・ハイトコッターアメリカ2011年北米
マーク・シュルジッツスキーロシア2012年ロシア
ピーター・パイゼーラドイツ2012年ドイツ
ウォルフガング・ライプベルギー2012年ヨーロッパ
スティーブ・ドハーティアメリカ2012年北米
ミゲル・ファイスカポルトガル2013年ヨーロッパ
ニック・マクミレンアメリカ2013年北米
フロリアン・ストラウスドイツ2013年ドイツ
スタニスラフ・アクセノフロシア2013年ロシア
アシュレイ・オールドフィールド南アフリカ2013年南アフリカ
サルマン・アルカーターカタール2013年中東
ガタン・パレトウフランス2014年ヨーロッパ
マルク・ガスナードイツ2014年ドイツ
リカルド・サンチェスメキシコ2014年インターナショナル
ニコラス・ハマーンアメリカ2014年北米
アメッド・ビンカネンサウジアラビア2014年中近東
マシュー・シモンズオーストラリア2015年インターナショナル
ホセ・ゲラルド・ポリコピオフィリピン2015年アジア

レースカテゴリ関連 Edit

組織 Edit

FIA 国際自動車連盟 Edit

Federation Internationale de l'Automobile

  • 世界中の四輪モータースポーツの統轄機関という役割をもち、競技ルール(スポーティング・レギュレーション)や技術規定(テクニカル・レギュレーション)の制定、ドライバーへのライセンス発行などを行う。

ACO フランス西部自動車クラブ Edit

Automobile Club de l'Ouest

  • 1906年創設の歴史あるフランスの自動車クラブ団体。ル・マン24時間レースの主催者である。
  • 今現在でFIAに面向かって物を言える数少ない組織。
  • 速度が上昇しすぎたFIA-GT2クラスに変わり、LM-GTEクラスを立ち上げる。
    このクラスは、ウィング高やガーニー高まで規制(普通のウィング規制とは逆に、低くしすぎてもいけない)し、エンジンパワーもGT3以下に絞りトップスピードを下げる一方、燃料タンクは大型化させつつも最低重量を軽くして運動性能はGT2並である。
    これによりFIA-GT2クラスは行き場を完全に失い廃止に。FIA-GT1クラスもルマンに出られなくなり、FIA-GT選手権もGT3クラスで争われるようになったために事実上廃止に追い込んでいる。
    もっとも、FIA-GT1が廃止されたのは車体価格が高くなりすぎたせいもある。
    ALMSなどのプチ・ルマンシリーズではGT3とほぼ同等のレギュレーションであるGTCクラスも存在する。

IRL インディ・レーシング・リーグ Edit

Indy Racing League

  • アメリカ合衆国のオープンホイール・レース統括組織。
  • 同リーグは以下の3つのレースシリーズを統括する。
    • ベライゾン インディカー・シリーズ (Verizon IndyCar Series)
    • ファイアストン・インディ・ライツ・シリーズ (Firestone Indy Lights)
    • U.S. F2000 ナショナル・チャンピオンシップ (U.S. F2000 National Championship)

IMSA Edit

International Motor Sports Association

  • 米国の自動車レース統括団体である。
    • IMSA-GTP:プロトタイプレースカーカテゴリー。FIAのグループCレギュレーションに似通ったレギュを採用しており、ジャガーやポルシェ、日産など双方のレースに参戦していたチームは各々のビッグ・レース(FIAならルマン、IMSAならセブリング・デイトナ等)になると片方のカテゴリ車を小改造して本家チームの増援として送り込むこともあった。
    • IMSA-GTO・GTU:市販車ベースのレースカーカテゴリー。GTOクラスとGTUクラスの差は改造範囲の差。
  • FIAのプロトタイプカテゴリーであるWSPC(SWC)が行き詰まった同時期にカテゴリー終焉に至る。現在はWSC、ALMSを経てUSCC(United SportsCar Chanpionship・2014〜)としてシリーズ継続中。

JAF 日本自動車連盟 Edit

Japan Automobile Federation

  • 主な事業としては故障救援(いわゆるロードサービス)のほか、日本を唯一代表する四輪モータースポーツ統括団体(Authority Sport Nationale、通称:ASN)として国際自動車連盟(FIA)に加盟し、スーパーフォーミュラなど国内で行われる様々なモータースポーツイベントの公認を行っている。

GTアソシエイション Edit

Grand Touringcar アソシエイション

  • SUPER GTを統括する団体。一時期SUPER GTが世界戦扱いになっていたため、JAF管轄を外れたために制作された。現在は世界戦扱いではないが、JAF管轄だと色々問題があるために、現在も独立して運営されている。

日本のレースカテゴリ Edit

JGTC 全日本GT選手権 Edit

Japan Grand Touring car Championship

  • 1993年から2004年にかけて開催されていたレースイベント。2005年よりSUPER GTに改称。
    • ただし開催初年度の1993年はエントリー数が集まらず(わずか2台、それもGT1がスカイラインGT-R、GT2がシルビアの一台ずつだけ)、年間9戦の予定が5戦キャンセルされてわずか4戦の開催だった。それでもレース成立条件が出走2台以上、シリーズ成立条件が全3戦以上開催と緩かったため、シリーズは一応成立しているが通常は公式記録には含めないことが多い。
  • 開催当初はJTCCの方が注目を集めていたこともあり国産ワークスがあまり参戦しておらず(日産がGT-Rで参戦していた程度)プライベーター中心のレースイベントで"お祭りイベント"的な側面が強かった。そのかわり、非常に多彩な車種が参戦していた*2
    • ちなみに、発足の契機となったのは"GT-Rの為の新規カテゴリ創設(=GT-Rが参戦できるカテゴリが無くなった為)"だと言われている。その目論見通り、開設当初はGT-Rがタイトルを獲得し、正にGT-Rのためのレースと化していた。
  • 2つのクラスを設置しており、GT500クラス(開催当初は第1部門又はGT1)はJGTCのトップクラスで、約500PSの車両で争われる。このクラスの車両は、長い直線を持つコースでは約300km/hにせまる迫力ある走りを見せ、国際的にも注目されていた。参加チームの多くは国内外で活躍し、国際的にも通用するレーシングチーム。また、自動車メーカーによるワークス活動が盛んだった。
  • GT300クラス(開催当初は第2部門又はGT2)は、約300PSの車両で争われる。このクラスはパワーが低い分、改造個所が少なく済むため、有力なプライベートチームが参加し、車両間の格差も少なく、常に激しいレース展開をみせていた。
  • 本作にもJGTCに出場する各クラスのレースカーが多数収録されている。
  • 強いチームがシーズンを圧倒する事を防ぐため、その年の成績によりウェイトハンデを課せられるのが大きな特徴。一時期順位によってウェイトハンデ軽減があった時代があり、軽減しながらポイントが取れる順位が存在してしまい、その順位をめぐり逆チキンレースが繰り広げられた事もあった。

SUPER GT Edit

  • 市販車を大幅に改造した車両で争われる。2004年まで全日本GT選手権 (JGTC) として開催されていたカテゴリーを、2005年より国際シリーズ化したものである。当初はSuper GT World Chalangeとしていたが、FIAからいちゃもんをつけられたため、後ろを削ってSuper GTに。2006年からはSUPER GTと全大文字表記となっている。この頃になると、GT500車両を中心に、改造車でなくストックカー化が進んでいる。
  • 参加車両の競争力を均衡させるため、レギュレーションの改正が頻繁に行なわれた。そのため海外メーカーの車両の継続的な参戦は難しく、国内メーカーの為のレースとなってしまった。
    • その傾向は特にGT500で顕著で、今までの日本のツーリングカーレースと同様に参加メーカーの減少、車種の減少、プライベートチームの参加が困難になると言った弊害が出た。
    • 2014年よりシャシー側はDTMと共通化されたが、エンジン側は日本独自となっており、まだまだこの状況は続きそうである。
    • 逆にGT300クラスでは、昔はプロトタイプカーの特認、近年ではFIA-GT3車両の導入により、多車種によるバトルロイヤルが続いている。予算的な意味での参戦障壁が低いというのもあり現在は「ワンオフの車を作るエンジニアとしてのやりがいが大きいJAF-GTvsセッティングとドライバーの腕さえあれば上位に行くチャンスが大きいFIA-GT3」という図式となっている。
  • スーパーGTは基本日本国内で行われるが、セパン・サーキット(マレーシア)、チャーン・インターナショナル・サーキット(タイ)など日本国外でも年1戦程開催されている(JGTC時代の2004年にはアメリカ・カリフォルニアでも開催された)。
  • DIJON RacingやPacific Racing、そしてシリーズチャンピオンを獲得したGood Smile Racingなど、今まで車に興味の無い層からもファンを呼び寄せるなど、色んな意味でGT500より幅の広いカテゴリーとなっている。そのパワーは日本を飛び越え、2013年からBMWが、2014年よりアウディが本国から各チームをサポートする体制を取ると、世界的にも注目を浴びるカテゴリーである。
  • 車種間の性能調整に関しては、徹底した日本車びいきと言われることもあり、苦心が続く。現在ではGT300クラスの力に劣り空力に優れるJAF-GT車両と真逆のFIA-GT3車両とのバランス取りに苦労している。
    • 念の為に弁解しておくが、SGTだけでなく、同じく混走のUSCCでもDPクラスとLMP2クラスのバランス調整には悩んでいる。
  • ちなみに本wikiでは、クルマのパフォーマンスの比較にSUPER GTの車両がよく使われる(例:〜はGT500車両を凌ぐ加速力が・・・)。
  • 未だにGT500、GT300の名を使っているが、実際にはこれ以上に出ているらしく、FIA-GT3規格(=GT300クラス)のGT-Rは530馬力ほど、ガヤルドは500馬力以上出ているとのこと。
    • 尤も、JGTCの時点で実際の規定より100馬力超えていることは少なくなかった(GT500ではディアブロやフェラーリ575Mが600馬力以上、GT300でも911RSRが450馬力以上などなど)が。
  • 近年のビッグレースとしては珍しく、タイヤがワンメイク化されていない(F1で言えばピレリ、WTCCでは横浜ゴム。WECはダンロップも選べるがほぼミシュランの独壇場)。そのため、タイヤメーカー間の熱い場外戦も売りのひとつ。

JSPC 全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権 Edit

Japan Sport Prototype car Championship

  • 1983年から1992年までの間FIA-グループC規格で行われたレース。当初は打倒ポルシェに燃える国産メーカー、後期は日産vsトヨタの熱いバトルが見物であった。
  • 特徴なのがグループCが3.5L・NAエンジンへ移行した後も、旧規格(いわゆるターボCカー)中心で最終年度まで行われていたこと。
    最終年度は世界でほぼ唯一新規定車両(カテゴリー1)とターボCカー(カテゴリー2)が同格のレギュレーションでレースが行われたが、タイトルは旧規定のグループC1部門(ターボCカー)と、新規定のグループC部門(SWC規定車)に別々に与えられることとなった。
  • かなりの人気を生んだものの、グループC終焉やバブル崩壊などが重なり消滅した。

スーパー耐久 Edit

  • 改造範囲が非常に狭いカテゴリーで、500km(3〜4時間程度)を争う耐久レースシリーズである。ベースモデルによって数クラスの混走で行われる。一時期かなりの改造OKのグループN+と呼ばれるマシンも入っていた事が。
  • 2011年からは世界的に人気が高まっているFIA-GT3クラスの車両の参戦がST-Xクラスという形で認められた。
    しかし、このクラスのみライセンス制度があり、GT500やSF参戦者などはプラチナドライバーとされ、チーム1名、全体の40%以上搭乗禁止というハンデが付けられている*3

JTCC 全日本ツーリングカー選手権 Edit

Japan Touring Car Championship

  • 1994年から1998年まで日本で開催されていた自動車レースの1カテゴリー。
  • 開幕当初はJGTCを上回る人気を獲得したが、'95王者BMWワークスの撤退、速すぎるホンダアコードの失格問題など問題が絶えず、最終年はほぼトヨタワンメイク状態となってしまう(プライベーターながらスバル参戦のおかげでかろうじて"全日本"の体裁が保てた状態)。
  • JTCC崩壊後、日本ではツーリングカーでの自動車スプリントレースカテゴリは途絶えたまま。
  • 1999年にはSSCCという後継レースが始まる予定だったがエントリー数が集まらず中止となった*4
    • 因みにGT2においてチェイサー TRD スポーツX30(GT6未収録)をレーシングモディファイすることでSSCC仕様のチェイサーにすることができた。
    • 人気に反してGTシリーズでは収録車両は非常に少なく、"レースカー"としての収録は一台も無い(GT1、GT2にて該当車種をレーシングモディファイすればJTCC車両の外見にはなった。また、GT1には"チェイサー LMエディション"というGTオリジナル車両が収録されていたが、外見はJTCC車両そのものであった)。

JTC 全日本ツーリングカー選手権 Edit

Japan Touringcar Championship

  • 1985年から1993年にかけて開催された自動車レースの1カテゴリー。市販車をベースとしてFIAの定めるグループA規定により改造を施されたツーリングカーにより排気量別の3クラス('88年以降クラス1:排気量2500cc以上・クラス2:排気量2500cc以下・クラス3:排気量1600cc以下。過吸気エンジンには係数(×1.4・'88年以降は×1.7)が掛けられる)制で争われた('88年以前はDiv.3、Div.2、Div.1の区分け。Div.3がクラス1相当(要するに数値の序列が逆))。
  • 尚、上記JTCCと呼称が被ることから"グループA"の略称で呼ばれる事が多い。
  • クラス1はフォードシエラRSコスワース(未収録)に国産車(A70スープラR31スカイラインなど)が挑む図式で推移していた。好景気も後押しした結果相当台数の参戦があった。
    • シエラRSコスワースはGT-R誕生の契機となった車といわれることもある。
  • クラス2は当初頭抜けた存在が無く、DTMのメルセデスを投入するチームなどもあり混沌とした状況が長く続いたが、E30型BMW・M3(未収録)が圧巻の成績を見せつけたことで一転(クラス1よりも一足早く)BMW・M3のワンメイク状況と化す。
  • クラス3はモデルチェンジでFFとなったトヨタ・カローラレビンとホンダ・シビックの一騎打ちとなり、この状況は両者共にモデルチェンジを経て最終年度まで続いた。
  • 後年のクラス1は本作収録のカルソニックGT-Rを含むR32GT-R勢のワンメイクと化してしまい(=GT-RでなければGT-Rに勝てない状況)、参戦台数の減少を招いた結果(最終年は全クラス合わせても20台そこそこ)シリーズが成り立たなくなり消滅(それでも人気自体は絶好調で毎レースサーキットは超満員だった)。JTCC及びJGTC発足の契機となった。

世界のレースカテゴリ Edit

Formula 1 Edit

  • F1世界選手権 (FIA Formula One World Championship) は、国際自動車連盟 (FIA) が主催する自動車レースの最高峰で、現在は4輪の1人乗りフォーミュラカーで行われている。
    • 「現在は4輪の…」と書いた理由は、以前6輪車(ティレル・P34)が出場していたことがあるため。
  • 世界最速決定戦というインパクトはあるものの、諸問題が多すぎて人気の下落に歯止めが掛かっていないのが現在の悩み。

WRC 世界ラリー選手権 Edit

World Rally Championship

  • FIAが主催する世界規模のラリーイベント。
    • ちなみに「ラリー(Rally)」とは、直訳すると「再び集まる」という意味。中世に戦争を始める城へ各地から兵士が集結したのがラリーの起源とされる。
  • 基本的にスーパーSS以外で観戦料が取れないため、シリーズ全体として財源難なのがネック。
  • コースアウトした時に良く観客が手助けしてくれるが、厳密には違反行為ではある。が、自然現象ということで黙認されていたりする。
  • ドライバーもぶっ飛んでいるが観客も相当で、コースオフしたラリーカーが麦畑やブドウ畑、あげく住宅に突っ込むこともしょっちゅう。
    さぞかし沿線住民は大変、と思いきや有名ドライバーが突っ込んだ畑(と収穫物)や住宅はそれだけで価値が上がると言われている…
    また、現在は観客コントロールも厳しくなっているが、以前は走行中のラリーカーに轢かれたり指など吹っ飛ばされる「名誉」に預かろうとする観客でSSの沿線はカオスなことになっていた。

WTCC 世界ツーリングカー選手権 Edit

World Touring Car Championship

  • 市販車ベースの車体にGRE(グローバル・レース・エンジン)と呼ばれる1600ccターボを搭載したツーリングカーによって競われる短距離スプリントレースカテゴリ。
    以前は2000ccNA、または1600ccターボディーゼルエンジンを搭載したマシンも存在した。GRE採用後も2000ccNAは認可されていたが競争力で劣るため採用したチームはない。
  • TV中継による興行収入を重視するため、1回のレースを短め(50〜60km)に抑え、接触上等の激しいバトルを売りにしている。
    1日2レース開催のため、レース1でヒートアップした挙句「モデルチェンジ済み」と言われるほどボコボコになってしまったマシンを、レース2までのわずかな時間で、板金担当のメカニックが超速で直していく姿は見物。
  • 2015年よりニュルブルクリンクフルコース(ニュルブルクリンク24時間耐久レースの前座、という形をとることで開催可能となった)で3周というハイパースプリントレースを行ったことも話題に。
  • 世界選手権としては2017年をもってシリーズ終了、2018年以後は「WTCR」に引き継がれることとなった。

ETCC ヨーロッパ・ツーリングカー・選手権 Edit

Europe Touring Car Championship

  • WTCCの前身。2005年より世界選手権に格上げされたことにより名称がWTCCに変更となった。

ル・マン24時間レース Edit

24 heures du Mans

  • フランスの西部にあるサルト県の県庁所在地であるル・マン市で毎年6月(夏至あたり)に行われる自動車レースである。
  • 4輪における耐久レースの最高峰とされ、耐久レースを走るプロトタイプレーシングカーが別名ル・マンプロトと呼ばれるほどの影響力を持つ。
  • 現在ではWECの一戦として扱われているが、デルタウィングのような実験的マシンの参戦を許可したり、LM-GTEの排気量上限を超えているSRTバイパーGTS-R(GT未収録)をリストリクターで押さえ込んで出場OKにするなど、昔ながらの冒険的な一面は変わっていない。
    • なお、日本ではあまり知られてはいないが、毎年2輪車による24時間耐久レース(ブガッティ・サーキットのみ使用)も開催されている。

WEC World Endurance Championship Edit

World Endurance Championship 略して"WEC(ウェック)"と呼ばれる。

  1. WEC 世界耐久選手権
    1981〜1985年にFIA-グループCの車両を使用して6時間もしくは1000kmのレースディスタンスで開催された耐久レース選手権。ル・マン24時間レースもシリーズの一戦に"例外"として扱われた。後にWSPC(1986〜1990年)に名称変更されている。
  2. WEC FIA 世界耐久選手権
    2012年よりシリーズがスタートした新生耐久選手権。母体はACOが2010年から行っていたインターコンチネンタル・ル・マン・カップ。
    • 運営もACO側がやっているため、レギュレーションもそれに習いLMP1、LMP2、LMGTE-Pro、LMGTE-Amの4クラス。LMP1とLMGTE-Proはプロドライバーの制限が無いが、LMP2には経験の浅いドライバーを1人、LMGTE-Amはプロドライバーの参加が不可能など、草レース的要素を残しながらも、LMP1ワークス参戦チームにはハイブリッドを義務づけるなど、ACOらしい冒険心を併せ持ったシリーズとなっている。
    • ルマン24時間を頂点に、6時間のレースを世界各国で行うというシステムになっている。

WSPC 世界スポーツプロトタイプカー選手権 Edit

World Sport Prototype car Championship

  • FIA・グループC規格で開催されていたプロトタイプカーによるレースイベント。呼称が"WSPC"となったのは1986年からで、それ以前は"WEC(World Endurance Championship = 世界耐久選手権)"と呼ばれていた。
  • '88年度までは一戦あたり1000kmのロングレースディスタンスで開催されていたが、'89年より一転して一戦あたり480kmのスプリント色の濃いレース内容となった(この理由はテレビ中継の為...と言われている)。
    • いずれもル・マン24時間だけは別格例外扱い。コレが原因でACO(ル・マン主催者)とFIAが度々対立しており、ル・マンが世界選手権枠から外されることもあった('90年)。

SWC スポーツカー世界選手権 Edit

Sportscar World Championship

  • WSPCの後継カテゴリーとして'91年に始まった3.5LNAエンジン(=当時のF1エンジンと同格)によるプロトタイプレースカーカテゴリー。F1とエンジンを共用できるレギュレーションにしたことで双方の参戦増加をFIAが目論んだ...のだが、初年度こそジャガー、メルセデス、プジョー、トヨタ(1戦のみ)と豪華な顔ぶれは揃ったが、1年でジャガー、メルセデスが姿を消し、マツダがMXR-01で参戦開始したものの僅かな台数しか集まらず(最終的には僅か7台)'92年途中で打ち切りとなり、消滅した。
    • これには旧規格がエンジン形式「自由」という、メーカーが自分の色を生み出しやすかったのに加え、どんなにパワーを出してもいいが、燃料が一定量までしか供給されないという、自由度の高すぎるレギュレーションであったのが大きかった。
    • 一方、新規定ではエンジンのフリーダムさや燃料総量規制がなくなったため、メーカーの工夫するところがなくなり、撤退に繋がったとされる。
    • 当然スプリント用のマシンなので、ルマン24時間をシリーズに入れるのは無謀とも言えた。787B '91の解説で「プジョーが2時間で全滅し」とあるが、そもそもプジョー陣営側は走り切る気すらなかった(壊れる所まで走ってリタイアはやむを得なし、という考えだった)と言われている。
    • この年メルセデスやジャガーがルマンだけ'91モデルでなく'90モデルを持ち込んでいたのも、カテゴリー1の車が耐久レースに向いてなかったのを見越してである。さすがに'92では準備期間もあり24時間走りきれて尚且つ競争力のあるエンジンやミッションも用意できたのだが、3.5LNAエンジンの枠組みでここまでやるには最早F1とさほどコスト差が無く、メルセデスなどは"それならF1"という考えでSWCを去っている。
  • 最終的にはプジョーがトヨタを圧倒している(SWCは'92シーズン6戦5勝、ル・マンでは'92年1-3(2位トヨタ、4位マツダ)、SWC車最後の出場機会となった'93ル・マンでは1-2-3フィニッシュでトヨタに完勝)。
  • 日本では'92シーズンに世界的に唯一ターボCカーとSWCカーが同格のレギュレーションでレースが行われた(JSPCにSWC車が参加、と言う形であり日本でSWCが行われた、と言う訳ではない。一応ターボC部門とSWC部門でクラス分けされていたがSWC部門の参戦台数の少なさ故にクラス分けが成り立たないという状況が続いた。結果は常時参戦を果たしたマツダMXR-01は奮わなかったが、世界選手権終焉から転戦して来たトヨタTS010が連勝を飾っている)。
    • 余談・マツダ787Bの優勝がクローズアップされがちな1991年のルマンで、"カテゴリー1の有力チーム総崩れ(というか、走りきる気が無かった)"という中ではあるが英国スパイスエンジニアリング製シャシーでユーロレーシングよりエントリーした日本人トリオ(見崎清志/横島久/長坂尚樹)がカテゴリー1クラス優勝(総合12位)を飾っている。走りきったC1クラスマシンは2台、順位も完走扱い12台中12位という状況ではあったのだが…(他にC1クラス1台、C2クラス2台が24時間を走破はしたものの、周回数不足で順位付かず)。

ALMS アメリカン・ル・マン・シリーズ Edit

American Le Mans Series

  • 北米大陸を主戦場に行われるレースカーカテゴリー。クラス分けもほぼル・マンと同一でプロトタイプとGTカーの混走カテゴリー。
  • 基本ル・マンとほぼ同等のレギュレーションで行われるため、"ル・マン本戦に向けての実戦テスト"的な意味合いが強い・・・が、本家ル・マンと違って"アメリカンV8エンジン"が優遇されている節があり、まれに下位クラス(LMP2)が上位クラス(LMP1)を打ち破るという "下克上"が発生している。
  • 2014年より北米レースカテゴリの一つである「グランダムシリーズ」と併合して「ユナイテッド・スポーツカー選手権(USCC)」として開催されることとなる。

グランダムシリーズ Edit

Grand-Am Road Racing

  • IMSA終息後にALMSに対抗する形で生まれた北米中心の耐久シリーズ。
  • 北米の耐久レースの雄である「デイトナ・24時間耐久レース」の主催者である。
  • 日本ではあまりお目にかかる機会は無いがスーパーGT・GT300にエントリーしていた紫電はこのカテゴリのプロトタイプクラス(デイトナプロトと呼ばれる)をスーパーGT仕様に大改造を施した物である。
  • 2014年より上記ALMSと併合して「ユナイテッド・スポーツカー選手権」として開催されることとなる。

USCC ユナイテッド・スポーツカー選手権 Edit

United SportsCar Championship

  • 2014年より前述のALMSグランダムシリーズが統合されて開催されている北米中心の耐久シリーズ。
    ネーミングライツ権を採用しており、2014年と2015年は"チュードル"(腕時計で知られるロレックス社のブランド)がシリーズ名に冠されていた。
    2016年より自動車アクセサリーメーカーのウェザーテックがシリーズ名に冠するタイトルスポンサーシップを引き継ぎ、「ウェザーテック・スポーツカー選手権」と称されている。
    • なお、スポーツサイトなどで見られる略称は「IMSA」表記であることが多い。
  • 世界三大耐久レースの一つである「デイトナ24時間」はこのシリーズに組み込まれている。
  • 2種のプロトタイプレースカーとGTクラス2部門が混走するという激しいものとなっている。
    • プロトタイプ部門はデイトナ・プロトタイプとALMSのLMP2が統合された「プロトタイプ(P)」と「オレカシャシー・シボレーエンジン・コンチネンタルタイヤ」の組み合わせのワイメイクで競われる「プロトタイプチャレンジ(PC)」に分かれる。
      ちなみに、2014年シーズンを戦うデルタウィングは2016年までこのシリーズのプロトタイプに編入されていた。
    • GT部門はACOのLM-GTEを基本とした「GT ル・マン (GTLM)」とFIAのグループGT3を基本とした「GT デイトナ (GTD)」に分かれている。
  • 将来的にGT部門を新設し、そのレギュレーションはスーパーGT・GT500(2014〜)やDTM・ドイツツーリングカー選手権と統一される予定となっている、と報じられたがDTMやSuperGTと違って続報は途絶えている。

Can-Am カナディアン-アメリカン・チャレンジカップ Edit

Canadian-American Challenge Cup (通称カンナム)

  • 主に北米大陸でFIA グループ7規定下において行われていた"排気量無制限の2座席スポーツカー"によるレースカテゴリー。マクラーレンM8やポルシェ917、シャパラル2Jなど多数のメーカーが参戦しいた第1期と、メーカー撤退後プライベーター主体で行われた第2期(排気量は5000ccに制限)に大別される。
  • 「賞金総額世界一」を謳い最盛期はF1やスポーツカー世界選手権と比較されるほど注目された。
    • ちなみにポルシェが持ち込んだCam-Am仕様の917Kは"5リッター水平対向12気筒ツインターボでMAX1500ps以上"というとてつもない化け物で当時"史上最強のマシン(「最速」ではない)"と呼ばれていた。
  • 第1期はワークスマクラーレンがあまりにも強すぎて参加台数激減を招き、マクラーレン徹退後に参戦してきたポルシェ陣営でかうじて首は繋がるもポルシェが輪をかけて強すぎて結局台数激減を招き、トドメに主催者が「燃費規制」を打ち出した所ポルシェの反発にも遭い消滅。
    その後第1期の反省を踏まえて第2期が開催されるが、最大排気量の抑制およびメーカーのワークスエントリーの禁止などを打ち出した結果どうにも迫力不足となってしまい、観衆の興味を引きつけることが出来ず1986年を最後に終焉となった。

DTM ドイツ・ツーリングカー選手権 Edit

Deutsche Tourenwagen Meisterschaft(1984〜1996年)
Deutsche Tourenwagen Masters(2000年〜)

  • 大きく分けて1984年〜1996年(最終2年はITCに統合)に開催された"第1期"と2000年に復活以後の"第2期"に分けられる。
  • 第1期ではハコのF1とまでいわれるほどの激しい開発競争と、大きな人気を生むもののFIAの手によって事実上の選手権消滅となる(下記ITC参照)。しかし、コストの異常なまでの高騰はメーカーにとって大きな負担になったのも事実である。
    • バラストを動かしその時々にあわせた重量配分に持っていくムービングウェイトや、速度が上がると空気抵抗削減のために閉まるアクティブルーバーなど、酒の席で出たんじゃないかと思うような仰天ギミックも取り入れられた。ちなみに後者はレギュレーション違反のはずなのに、いつの間にかOKになってしまったという非常にゆるいレギュレーションでもあった。
  • 第2期では第1期のコスト高騰による自滅を防ぐ為に、メーカーに関わらず多数の部品を「共通部品」という形で共有するなど、多くのコスト削減策が用意され現在では順調に推移している。
  • 2014年以降は日本のスーパーGT・GT500クラスがDTMと車体規格を統一させ、エンジンに関する規定も将来的には2リッター4気筒ターボに統一される予定である。
    また、FIAが口出ししてきており、将来「世界選手権化」する可能性もあるらしい。
  • さらに、現在日産自動車がDTM参戦を検討している。

ITC 国際ツーリングカー選手権 Edit

International Touringcar Championship

  • 当時人気絶頂期だったが参戦コストの上昇などですでに末期症状だったDTMをFIAが国際格式のレースに格上げしたシリーズ。
  • 国際格式に格上げすることで更なるメーカー進出を期待したが結局新参戦メーカーは出てこず逆に世界転戦の為参戦コスト増大を招き僅か2年で頓挫。

FIA-GT選手権 Edit

  • マクラーレン F1の参戦などで世界的に人気の高まっていた"BPR-GTグローバルシリーズ"と言う国際耐久シリーズをFIA直轄とし、1997年より「FIA GT選手権」としてスタートさせた。
  • マシンの改造範囲が広いプロフェッショナルチーム向けのGT1クラスと、アマチュアチームでも参戦しやすいように、改造範囲を抑えてある程度の電子装備(ABSなど)を認可したGT3クラスの2カテゴリーがある。
  • GT1クラスには2010年から日産GT-Rが参戦を開始したことで知られる。
    • しかしGT1クラスはコスト高騰によって前年チャンピオンチーム含む多数のチームが撤退するなどの異常な状態を迎えており、カテゴリーの維持が難しい状態になってしまい、2012年を最後にカテゴリーが終了した。
  • 2013年からはGT3クラスのみのレースとなってしまった。やはり魅力は安さ。最新のスーパースポーツカーのレース用車両がわずか3000万〜4000万弱で購入できる所だろう。その人気は確かで、SuperGTの300クラスにFIA-GT3が多数参戦するに至っている。

NASCAR ナスカー Edit

National Association for Stock Car Auto Racing

  • NASCARは、四輪市販車をベースに改造を施した車両(ストックカー)のレースであったが現在はレース専用車両(こちらもストックカーと言われている)を使用している、主に北米大陸で行われる独自のレースカテゴリー。(ストックカーの本来の意味は市販車である)
  • ほかのレースカテゴリと大きく違うところは、オーバルコースを走るレースが多い点である(年間36戦開催の内2戦のみロードコース(サーキット)で開催)。
  • 現代のレース車両にしては非常に重く(高価な軽量素材が使用禁止されているため)、1560kg以上と規定されているほか、エンジンも現在では珍しいOHVを使用している。
    • ちなみにトヨタは下位クラス参戦初年度はDOHCエンジンを使っていた。現在はOHV。
  • 2011年とつい最近までキャブレターを使用していたところも珍しい。
  • フリー走行および予選時では機械によるデータ取得が禁止されている(つまりセッティング最大のカギはドライバーの感覚)など、レギュレーションがかなり厳しいのも特徴。
  • なおNASCARはオーバルコースでの開催が多く、基本的には雨天時の開催が無いためワイパーやライト類は装備されていない。ヘッドライト、テールランプ、フロントグリルなどの位置には市販車に似せたステッカーが貼られている。
  • 多少の接触を気にせずオーバーテイクしたり報復の為の体当たり、レース後の喧嘩など見どころ満載である。
    • そのおかげで集団で走っている最中に接触すると10台以上が巻き込まれるビッグワンが起きることもしばしば。
  • スプリントカップ・シリーズ、ネイションワイド・シリーズ、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズの3カテゴリーは3大カップ戦と言われている。その下に地区別シリーズが続くなど、かなり底辺の広いピラミッド構造となっている。
  • ちなみにフォード、シボレー、トヨタ以外にもダッジの車両も参戦していたがGT6には未収録。
    • NASCAR3大レースに参戦しているダッジだが、2013年シーズンからNASCARから撤退すると正式に発表した。撤退の理由としては、参戦チームの減少などが理由としている。
      当時ダッジで参戦をしていた2チームは、シボレー、フォードにスイッチしていた。

V8 Supercars V8スーパーカー Edit

  • オーストラリア、ニュージーランドと、なぜかアブダビの三ヶ国で開催されているツーリングカーレース。基本はスプリントレースだが、バサースト1000は1000km耐久レースである。
  • NASCARと同じくV型8気筒のOHVエンジンが使用され、排気量は5リッター。出力は635馬力ほど。タイヤはダンロップのワンメイクで、改造内容は狭いが、ツーリングカーの概念を覆すモンスターマシンに仕上がっている。
  • シーズン終盤に行われるサーファーズ・パラダイス戦では世界中の著名レーサーを招いており、レース直前の2011年10月に亡くなったダン・ウェルドンもその一人であった。
  • 2013年から日産自動車が「ニッサン・モータースポーツチーム」として、日産・アルティマ(日本名ティアナ、GT6未収録)で参戦することになった。



*1 このクラッシュの原因には諸説あるものの、最終的には「角度を変えるため、現場で溶接していたステアリングシャフトが折れ、コントロール不能になった」という説でほぼ確定している。
*2 本来Cカーであるポルシェ962GT(当時の関係者によれば性能均衡を図るため相当無茶な性能調整が施されたとのこと)やカウンタック、F40といったスーパーカーやグループA(旧JTCの改造車両)、IMSAを走ったZ32フェアレディZ、元々はGr.Bラリーカーであるラリー037、本来ワンメイクレース用の911カップカーなど
*3 ちなみに谷口信輝のみそれらの経験が無いが、特例でプラチナ入りしていたりする
*4 もっとも、ストックカーがツーリングカーの後継なのかという批判が相次いだためではあるが

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Last-modified: 2018-01-03 (水) 20:23:35 (15d)