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分類 | 性能 |
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メーカー | ランボルギーニ | 総排気量 | 5,204cc | PP | 546 | 国籍 | イタリア | 最高出力 | 560PS/8,000rpm | 全長 | 4,345mm | カテゴリ | ノーマルカー/スポーツカー | 最大トルク | 55.1kgfm/6,500rpm | 全幅 | 1,900mm | モデル | 高品質 | 駆動形式 | 4WD(35:65) | 全高 | 1,165mm | ギャラリー | 対応 | 吸気形式 | NA | 車両重量 | 1,410kg/44:56 | 内装 | 再現 | PWR | 2.51kg/PS | TM | 6速 | 入手方法 | カスタム/チューン制限 |
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ディーラー | Cr.25,330,000 | カスタム | ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可 | プレゼント | --- | チューン | ダート走行不可 |
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カラーバリエーション |
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☆Nero Noctis | Bianco Monocerus | Giallo Halys | --- | --- |
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- ジャルパ(未収録)の後継モデルとして、2003年のジュネーブショーで発表、同年に販売が開始されたスポーツカー。
車名の由来は闘牛にちなむというランボルギーニの伝統に則り、18世紀スペインの闘牛飼育家であるフランシスコ・ガヤルドから取られた。
なお、現地の発音では「ガイヤルド」の方が近い模様で、またイタリア語では「ガラルド」という発音になる。
ちなみにランボルギーニでレース活動中の"JLOC"はスーパーGTでは一時期「ガイヤルド」名で登録していた。
- 開発には親会社アウディの影響を多く受けており、エンジン・メインフレーム等R8との共通点が多い。
しかし4WDシステムは、複雑な制御で知られるアウディ製クワトロシステムではなく、一般的なビスカスカップリング式のセンターデフを採用している。
ランボルギーニならではの装備として、実用性を向上させるため2005年モデルよりフロント部車高を少し上昇させることが可能となっており、車高を上げた状態でも70km/hで走行できる。要するに、標準状態では段差でシャーシに傷が付くほど車高が低いのである。
また、ランボルギーニ車の特徴の一つでもある跳ね上げ式のドアではなく、一般的な前ヒンジドアを採用している。
- 収録モデルは2008年のマイナーチェンジと同時に追加されたグレードで、中期型に当たる。
デザインにはレヴェントンのイメージが反映された。
- エンジンは排気量を5.2Lに拡大して最高出力560psまで強化され、各部にも細かな軽量化が施される等、スポーツ性能が高められている。
ただし、先代モデルまで存在したHパターンの3ペダル6MTは廃止された。
- 2012年12月11日にランボルギーニ本社から販売をまもなく終了すると公言、ガヤルドの生産は2013年11月25日をもって終了となった。
総生産台数は1万4022台で、歴代ランボルギーニ車で最も生産台数が多く、累計生産台数の約半分を本車が占めるというヒット作となった。
- 高性能ではあるが、ランボルギーニとしてはあくまでもスポーツカーという位置付けである。
- 有名ではあるが、イタリアの警察に本車が納車・配備されている。
正式な車種名は「ガヤルド・ポリツィア・ストラダーレ」。警察専用グレードである。
1台目は2004年にローマ警察へ、2台目は2005年にボローニャ警察へ配備されている(共に未収録の前期型)。主に高速道路でのパトロールを任務にしている。
- しかし、2009年に1台がフロントを大破してクラッシュする事故が発生した(もちろん廃車)。
原因は、一般車両が突然ガソリンスタンドから道路へ左右の確認もせず飛び出て、ガヤルドの警察官は衝突を避けようと慌ててハンドルを切ったところで駐車の列に突っ込んでしまったのだ。(運転していた警察官及び同乗者に怪我は無かった)
2008年10月には、前述の1台目の代替え車両となった。
- 車両のメンテナンスや製造は、メーカーのランボルギーニ社が直々に行っている。
ランボルギーニ社から乗務するドライバー(警察官)のトレーニング、選抜に協力する体制(バックアップ体制)になっている。
運転する警察官は、定期的にランボルギーニのテストドライバーからドライビングレッスンを受講する事になっている。
- 車内には、警察用装備(ビデオカメラ付きGPS装置等)の他、ドナーが提供した臓器を移送する為の冷却クーラーと、助手席に備え付けられた心臓除細動器が装備されている。
- 2017年に全車引退している*1。
2014年以降から納車・配備している後継車「ウラカン・ポリツィア・ストラダーレ」が活動している。
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| | モータースポーツ活動
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- ガヤルド LP520 GT3
ドイツの名門チューナーであるライター・エンジニアリングが初めて手掛けたFIA GT3規格の車両。前期型モデルがベースの為、ヘッドライト 及び テールランプの形状から判別は容易。
2006年よりGT3ヨーロッパ選手権に参戦。2009年にLP560 GT3にバトンタッチ、第一線から退いた。
- ガヤルド LP560 GT3 / LP600 GT3 / LP600+ GT3
LP520 GT3の後継に当たる車両であり、GT6にも収録される中期型モデルをベースとしている。
2009年よりヨーロッパを中心にGT3カテゴリーに参戦。その間に排気系を中心に600psまで出力向上したLP600 GT3、そのLP600 GT3をベースに軽量化・足回り・空力を煮詰めたLP600+ GT3と、二度のアップデートモデルをリリースし、2013年のGT3 FL2投入まで活躍し続けた。
なお、SUPER GTには2012年・2013年よりLP600+ GT3が2台投入されている。
- ガヤルド GT3 FL2
2013年にリリースされたLP600+ GT3の後継モデル。2013年モデル(つまり後期型)をベースに、LP600+ GT3で培われた技術に加え、冷却性能の向上、ブレーキの耐久性向上、燃費性能の向上など、主に耐久レースに於けるパフォーマンスアップを中心に改良が施されている。同時にエアロダイナミクスの最適化、25kgの軽量化も行われている。
また、このモデルのみ初めてランボルギーニのモータースポーツ部門が開発に加わった。
2013年よりデリバリーが開始され、2015年にGT3 エクステンソ 及び ウラカン GT3(GT未収録)にバトンタッチした。
SUPER GTには2013年に1台、2014年より2台投入されている。
ちなみに車名にあるFLはアウトモビリ・ランボルギーニS.p.A.創始者であるフェルッチオ・ランボルギーニ氏のイニシャルから採られている。
- ガヤルド GT3 エクステンソ
先代のGT3 FL2を以ってランボルギーニとの技術提携が解消となったライター・エンジニアリングの経験・技術の全てを惜しみなく注ぎ込んだ、ガヤルドGT3シリーズの『究極系』とも言えるモデル。同時に、ライター・エンジニアリングがリリースする最後のGT3規格のランボルギーニとなる。
エキゾーストの改良をはじめ、エンジン本体に本格的に手が加わっている他、GT3規定枠ギリギリの2050mmまで拡大した全幅によりハンドリングを向上させている。フルカーボン化された外装はGT3 FL2以上にアグレッシブなエアロパーツが特徴。また、このモデルのみアヴェンタドールに似た形状のフロントライトとなっている。
10台のみのデリバリーとなっており、主にヨーロッパのエントラントにしか供給されていない。
- ガヤルドRG-3
LP520 GT3をベースにJLOCが独自改良を施したモデル。
2007年シーズンのSUPER GTにデビューを飾り、段階的にムルシエラゴRG-1(GT未収録)を置き換えていった。
デビュー当初は競争力不足で完走がやっとであったが、2009年第7戦富士で念願の初ポールを獲得したことをきっかけに、徐々に競争力を得るに至った。
だが、2013年シーズンのレギュレーション変更により、これ以上の継続参戦が不可能となり、2012年を以ってその役目を終えた。
シーズン終了後、カーナンバー86をつけた個体が中古車として売りに出されている。
なお、2012年第6戦富士を前に#86 Verity BOMEX ランボ RG3が、メンテナンスガレージの火災により焼失している。前述の中古車市場に出ているRG-3は元々は85号車として参戦していた個体であり、特別戦Fuji Sprint Cupを前にカーナンバー86を引き継いでいる。
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