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Top > バイパー GTS-R (Team Oreca) #51 '00
分類 | 性能 |
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メーカー | SRT | 総排気量 | 7,986cc | PP | 608 | 国籍 | アメリカ | 最高出力 | ---PS/--- (596PS/6,500rpm) | 全長 | 4,548mm | カテゴリ | レーシングカー/FIA-LMGTS | 最大トルク | ---kgfm/--- (71.8kgfm/3,500rpm) | 全幅 | 1,933mm | モデル | 簡易 | 駆動形式 | FR | 全高 | 1,142mm | ギャラリー | 非対応 | 吸気形式 | NA | 車両重量 | 1,150kg/47:53 | 内装 | 簡易 | PWR | 1.92kg/PS | TM | 6速 | 入手方法 | カスタム/チューン制限 |
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ディーラー | Cr.145,000,000 | カスタム | ペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可 | プレゼント | --- | チューン | エンジンチューン・ターボキットのみ可 |
- 当初オープントップのみの展開だったバイパーにクローズドの設定が追加されるとほぼ同時に発表されたサーキット仕様のバイパーがGTS-Rである。
- ちなみにバイパーはGTS-R登場以前もオープントップのRT/10(収録はGT2まで)をベースにGT1クラスで戦っていたが、当時の印象としては"大きく鈍重なGT"であり、またプライベーター主体だったこともあり目立った戦績は残せていない。
収録もされていないが、GT1、2で収録されていたRT/10をレーシングモディファイすればGT1クラス時の外観にはなった。
- 誕生したGTS-Rは700ps超という怪力を与えられLM-GT1クラスに挑んだが、時のLM-GT1クラスはマクラーレンF1を筆頭に半ばプロトクラス化しており純粋な速度では歯が立たなかった。
- グランツーリスモ1・2にはこの700ps時代のGTS-Rが収録されている。GT3以降のGTS-Rとは似ても似つかないピーキーさを見せてくれるだろう*1。
- 転機は初挑戦となった1996年ル・マン。総合10位、参戦4台中3台完走という結果を残している。この好成績に素性の良さを見出したフランスのコンストラクター「オレカ(Team Oreca)」の進言で1997年以降LM-GT2クラスへと転向することとなる。
当初は熟成され尽くされていたポルシェ911GT2の後塵を拝していたが、熟成が重ねられた結果圧倒的パフォーマンスを発揮するようになる。
すでに限界に近いパフォーマンスだった911GT2を凌駕したGTS-RはGT2クラス敵無しの状況となり、ついに1999年にはGTSクラスが創設されるまでになるが、コルベットが参戦してくるまでの間オレカ・バイパーは長らく市販車クラス最強の座にあり続けた(下記参照)。
- この#51号車は2000年ルマン24時間GTSクラス仕様車であり、本戦では333Lapを走りきって見事総合7位、GTSクラス優勝を飾っている。
僚友#53も総合9位に入りクラス1-2フィニッシュを遂げている。
- ちなみにALMSでクラス優勝を飾った#91とは広告のステッカーに違いがみられるが、同じドライバー陣営(K.ベンドリンガー/O.ベレッタ/D.デュパイ組)なので"ナンバー違いの同じ車"とされる*2。
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| | その他のバイパー GTS-Rの活躍
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- 主戦場に定めたALMSでは1999、2000年とチームチャンピオンを獲得。
- ル・マン24時間では1998年(LM-GT2)1999、2000年(LM-GTS)と3連覇を達成している。
- ニュルブルクリンク24時間ではかつてF1にも参戦していたザクスピード(Zakspeed)の手により1999、2001、2002年と3度総合優勝に輝いている。
- FIA-GT選手権では1997、1998(GT2)、1999、2001、2002年とタイトルを手中に収めている。
- JGTC・GT500クラスにも1997年から2000年の途中までチーム・タイサンの手で参戦していたバイパーGTS-Rであったが、JGTCのレギュレーションが大排気量エンジンに厳しかったこともあり、GT500での勝利は得られなかった。
GT300クラス転向後の2003年に待望の初勝利を挙げたものの、残念ながらその年限りでバイパーは撤退してしまった。
- グランツーリスモにはGT2で唯一GT500・タイサンカラー(1999年仕様)のバイパーGTS-Rが収録されている*3。
- 余談だが、このタイサン・バイパー、レース引退後に公道走行可能にコンバートされて販売されていた。
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| | 余談
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- この#51のバイパーGTS-Rはグランツーリスモ3、4の日本版と欧州版で収録されていたナンバーである。
北米版では#91が収録されていた。
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