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分類 | 性能 |
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メーカー | メルセデス・ベンツ | 総排気量 | 5,000cc | PP | 655 | 国籍 | ドイツ | 最高出力 | 608PS/-rpm (796PS/6,500rpm) | 全長 | 4,900mm | カテゴリ | レーシングカー/FIA-GT1 | 最大トルク | ---kgfm/--- (94.2kgfm/3,500rpm) | 全幅 | 1,999mm | モデル | 簡易 | 駆動形式 | MR | 全高 | 1,119mm | ギャラリー | 非対応 | 吸気形式 | NA | 車両重量 | ---kg(1,000kg)/49:51 | 内装 | 簡易 | PWR | 1.25kg/PS | TM | 6速 | 入手方法 | カスタム/チューン制限 |
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ディーラー | Cr.180,000,000 | カスタム | ペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可 | プレゼント | --- | チューン | ターボキットのみ可 |
- メルセデス・ベンツ CLK-GTR レースカーの改良進化型。
軽く違いを挙げると
- CLK-GTRは6000ccV12エンジン搭載、フロントラジエータ、触媒付き、スイングアップドア。出力は約600ps。
- CLK-LMは5000cc(ル・マンでは6000cc)V8エンジン搭載、サイドラジエータ(この関係で僅かにフロントカウルなど全体的に低くなっている)、ストレートマフラー、ガルウィングドア。出力は約800ps。
- 要するに"ぱっと見似ているだけで中身はまったくの別物"である。
- 排気量及びカーNO.から当車はル・マン仕様車ではなくFIA-GT選手権仕様車であることが解る(ル・マンでは#35及び#36を付け、耐久性燃費重視で6000cc(低回転域で高出力を出すため)エンジンを使用、FIA-GTでは#1及び#2を付け、出力重視で5000cc(5000ccを境に吸気制限が厳しくなるため)を採用していた)。
- デビュー戦となったのは'98年のル・マン本戦。予選で#35が3:35.544の好タイムでポールポジションを獲得、#36も3番手を獲得するも決勝は良いところなく開始2時間ほどで油圧低下に起因するギアトラブルで姿を消している。
- '98シーズンのFIA-GT選手権をCLK-GTRから引き継いで全勝で制した(全10戦中CLK-GTR2勝CLK-LM8勝。全てAMGメルセデスの勝利であり、#1、#2共に仲良く5勝・10戦中6戦で1-2フィニッシュ)。ドライバーズタイトルは収録車である#2のクラウス・ルドヴィク/リカルド・ゾンタ組(因みに#1はM.ウェバー/B.シュナイダー組)。
その戦闘力は凄まじく、CLK-GTR(前年度優勝車を'98年仕様にアップデートした物)を譲られたプライベーターや"純プロト"に進化したポルシェGT1('98年ル・マンウイナー)さえも1000km・500kmレベルのスプリントレースではまったく歯が立たなかった。
あまりに強すぎたことから有力メーカー(ポルシェ・BMWなど)が総撤退してしまい、戦う相手の居なくなったメルセデス陣営も撤退を選択。
結果FIA-GT1クラスは僅かなプライベーターしか残らずFIA-GT選手権は世界選手権から欧州メイン、GTS(GT2)クラスメインのマイナーカテゴリーに格下げとなってしまった。
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| | 余談
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- ドリームカー・チャンピオンシップに何故か本車がXJR-9とV12 LMRと共に出場している。
本来は市販車をベースにGTがデザインした架空のレースカー同士が対決するというコンセプトのイベントなのだが、本車は実在するLM-GT1車両であり、なおかつなんちゃってGTカー全盛の時代の車のため、本来の出場車両を置き去りにして独走するという状況を引き起こしている。
- 前作GT5にも上記のイベントレースは存在するが、XJR-9は出場していたが本車は出場していなかった。*1システム等修正しなかったのだろうか?
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