Top > CLK-LM '98
分類性能
メーカーメルセデス・ベンツ総排気量5,000ccPP655
国籍ドイツ最高出力608PS/-rpm
(796PS/6,500rpm)
全長4,900mm
カテゴリレーシングカー/FIA-GT1最大トルク---kgfm/---
(94.2kgfm/3,500rpm)
全幅1,999mm
モデル簡易駆動形式MR全高1,119mm
ギャラリー非対応吸気形式NA車両重量---kg(1,000kg)/49:51
内装簡易PWR1.25kg/PSTM6速
入手方法カスタム/チューン制限
ディーラーCr.180,000,000カスタムペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可
プレゼント---チューンターボキットのみ可

  • メルセデス・ベンツ CLK-GTR レースカーの改良進化型。
    軽く違いを挙げると
    • CLK-GTRは6000ccV12エンジン搭載、フロントラジエータ、触媒付き、スイングアップドア。出力は約600ps。
    • CLK-LMは5000cc(ル・マンでは6000cc)V8エンジン搭載、サイドラジエータ(この関係で僅かにフロントカウルなど全体的に低くなっている)、ストレートマフラー、ガルウィングドア。出力は約800ps。
      • 要するに"ぱっと見似ているだけで中身はまったくの別物"である。
  • 排気量及びカーNO.から当車はル・マン仕様車ではなくFIA-GT選手権仕様車であることが解る(ル・マンでは#35及び#36を付け、耐久性燃費重視で6000cc(低回転域で高出力を出すため)エンジンを使用、FIA-GTでは#1及び#2を付け、出力重視で5000cc(5000ccを境に吸気制限が厳しくなるため)を採用していた)。
  • デビュー戦となったのは'98年のル・マン本戦。予選で#35が3:35.544の好タイムでポールポジションを獲得、#36も3番手を獲得するも決勝は良いところなく開始2時間ほどで油圧低下に起因するギアトラブルで姿を消している。
  • '98シーズンのFIA-GT選手権をCLK-GTRから引き継いで全勝で制した(全10戦中CLK-GTR2勝CLK-LM8勝。全てAMGメルセデスの勝利であり、#1、#2共に仲良く5勝・10戦中6戦で1-2フィニッシュ)。ドライバーズタイトルは収録車である#2のクラウス・ルドヴィク/リカルド・ゾンタ組(因みに#1はM.ウェバー/B.シュナイダー組)。
    その戦闘力は凄まじく、CLK-GTR(前年度優勝車を'98年仕様にアップデートした物)を譲られたプライベーターや"純プロト"に進化したポルシェGT1('98年ル・マンウイナー)さえも1000km・500kmレベルのスプリントレースではまったく歯が立たなかった。
    あまりに強すぎたことから有力メーカー(ポルシェ・BMWなど)が総撤退してしまい、戦う相手の居なくなったメルセデス陣営も撤退を選択。
    結果FIA-GT1クラスは僅かなプライベーターしか残らずFIA-GT選手権は世界選手権から欧州メイン、GTS(GT2)クラスメインのマイナーカテゴリーに格下げとなってしまった。

+  余談



*1 本車はVer.1.06までCLK-GTR レースカー '98の名称だった為と思われる

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Last-modified: 2022-08-14 (日) 07:16:50 (615d)