ホンダシビック 1500 3door 25i '83

シビックが1983年にフルモデルチェンジし、3代目が誕生。2代目の「スーパーシビック」に続き、本車は「ワンダーシビック」という通称が与えられた。
売れ行きは好調で、日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞(ホンダ車初)やグッドデザイン大賞受賞(大賞はクルマ初)など輝かしい経歴をもつ。
- ちなみにこの3代目シビックは4ドアセダン、5ドアのシビックシャトル、商用のシビックプロ、バラードおよびそのスポーツモデルCR-Xなど、派生、姉妹車種が多かった。
GT5収録に収録されているのは「25i」という上位モデルだが、この3代目シビックにはさらにZC型1.6L DOHCエンジンを搭載した「Si」という最上級モデルがあり(GT5未収録)、こちらは25iを上回る135PSを発揮する。
Siはエンジンの走り具合の良さや比較的安価だったこととその車体の軽さから若者を中心とした走り屋の間でも人気で、
ほぼ同時期に発売されたトヨタ・AE86型のライバルと言われたこともあり、GT5でもこちらを収録して欲しかったという意見もある。
なお、GT5にはSiをベースにした全日本ツーリングカー選手権参戦用のレースカーが収録されている。
- 余談、前述の4ドアセダンにもSiというグレードがあったが、こちらはかなりのレア物とのこと。

ホンダ シビック 1500 3door 25i '83