源義経

源義経(ミナモトノヨシツネ)

	使用条件	五章「魔王・遠呂智」クリア
	武器	雷光の小手
	神器	十束剣
	タイプ	スピード
	CV	織田優成
	特別友好	阿国

紹介

廉潔なる源氏武者

若く清廉な源氏武者。
やや融通の利かないところもあるが、生真正面で爽やかな性格。
女性に対しては古風な考えを持ち、それをよく周囲にからかわれる。
平清盛とは、浅からぬ因縁がある。

攻撃方法

武将考察

• 無双OROCHIでは魔王再臨から登場。初登場シーンでは、勝手知らぬ異界で呂布を相手取るも苦戦していた所を保護される。
  仇敵である平家が属する妖魔軍を討伐するべく、自軍の味方として加わる。
  呂布の強さに驚嘆しながらも、打倒すべく目標と定めて激戦を乗り越えていく。
  • 元は言わずとしれた源頼朝の異母兄弟。ちなみに同じ父親の兄弟姉妹は多数おり、その中で義経は九男なので九郎、頼朝は三男なので三郎と言われる。
    平治の乱で父を喪うも、平清盛に生命を救われる代償として出家させられ鞍馬寺に。そこから彼の伝説は始まる。
• 2では太公望、福島正則らと轡を並べて酒呑童子に挑むも、翻弄されている所を助けられる。
  • 源家とは切っても切れない存在である「鬼」との対決だが、設定的には京の都を荒らしていた本当の鬼では無いようだ。
  • 次に印象的なのは、とある女忍者との邂逅シーン。凄まじくシャイな一面を垣間見せる。
    今作ではその女忍者と、とある繋がりを持ったまた別の美女から弄ばれてしまう。
  • ストーリークリア後に仲間になる仇敵との陣地会話があるが……
• 今作では、あれだけ執着していた平家の魔人とも特に諍いも起こさず、共に妖魔軍の一員として自軍に立ちはだかる。
  その理由は目を疑うもので、突っ込まずにはいられないだろう。その描かれ方は最早別キャラクターと言っても差し支えなく、過去シリーズから積み重ねた彼の立ち位置を全否定している。必然的に彼の忠実な従者も大きな被害を受けてしまった。
  少くとも彼は、善悪の区別が出来ない訳でも己が優先すべきものを見失う様な無知蒙昧では決して無いのだが。
  DLCシナリオのとある戦場で主役を務めるので、救済要素が無い訳ではないのが救い。
  それでも補いきれてないのが正直な所であり、発表された続編であるUltimateでは大きな軌道修正が望まれている。
  • 三国・戦国の連中は遺恨を捨てて共闘しており、源平の共闘自体も『Z』のドラマティックモード「関ヶ原攻防戦」という前例があるため、共闘自体は問題ないと擁護出来る。
    『Z』では共闘の理由こそ不明ながら「共闘は今回限り」という台詞で、乗り気ではなくやむを得ずという描写は為されていた。
  • しかし、本作では「不倶戴天の敵への遺恨をどうやって捨てたか」「共闘するにあたって如何な葛藤があったか」などのそこに至る過程が一切存在せず、一番大事な描写を端折っていきなり共闘しているところを見せられても到底納得できるものでもない。
  • 他の例としては、前作で姜維と司馬師という不倶戴天の宿敵同士に特別友好が存在し、共闘を認めるまでの心境の変化が描かれたという前例がある為なおさらお粗末に見える。
  • DLC追加シナリオ「異世界源平合戦」で待望の源平の激突が勃発する。が、戦う動機もどこか薄ぼんやりとしている上、このステージにおける清盛は「前座」程度でしかなく、最終的な相手は仲間割れに怒って自軍もろとも義経清盛を消し去ろうとするオーディンである。このステージの存在により義経の本編中の頓珍漢な立ち位置の補填になっているとはお世辞にも言えたものではない。

• OROCHIの義経は、烏天狗から武芸を授かったとされ八艘飛びの逸話もあるためか、軽よかな身のこなしが特徴的。
  特にインパクトがあるのは、篭手からビームサーベルを伸ばしてることだろう。これを授けた天狗って…
  信長も、刀身に妖気を纏わせる様からビームサーベルなどと揶揄されているが、こっちは原理不明だが、とにかくビームサーベルとしか言いようがないから困る。
• いつも通り何らかの原理で出力している剣で前進しながら、広範囲を薙ぎ払っていく。
  チャージ攻撃は全体的に強化されている上に使用感は従来のままなので、通常攻撃も含めて中々扱いやすい性能になっている。
  全体的な使用感としてはC9と神速攻撃がない「通常攻撃タイプ」の戦国武将。
• かつてのTAは無くしたが、代わりにC7の突き刺し掴みで「源氏奥義！」が出せる。
  • ただ、神速属性値＋10程のバフが付与されるために慣れないと制御不能になりやすいのと、一々掴み技を挟まなければならないのが難点。
• 優秀な神器の十束剣の通常神術を状況に合わせて刺しながら、素早く出せる多段属性技のC4を出していく戦い方が安定度は高い。
  多勢やカオスオリジンは固有神術に任せよう。

武将考察(Ultimate版)

• 無印では彷徨っていた所を妲己に弁慶と共に拾われ、食と宿の恩義に報いるために、平清盛が所属する妖魔軍に身を置くという、OROCHIシリーズのファン以外の人間からも「？」が頭に浮かびかねない迷子っぷりを披露していた。
  • 前作シリーズの様に洗脳の術で従われていたという救いもなく、大義名分や宿命をかなぐり捨てた振る舞いはキャラ崩壊の誹りは免れなかった。ちなみにゼウスは、恩に報いる彼を褒めていた。最早意味が分からない
• Ultimateといえど、あくまで無印の流れを汲むため、どうしても立ち位置だけは変えられなかったようだ。
  • しかし、「平清盛と歩調を合わせる事に嫌悪感を示す」、「平清盛の下では力を発揮できない」等のフォローがされており、捕縛されてからはあっさり自軍に降るなど、妖魔軍に属すことは不本意であった事が描かれる。
  • また、妖魔軍に所属する理由に「怪物との戦闘で怪我をしたところを妲己に治療され、救われた恩に報いるため」という設定が追加され、妖魔軍に所属せざるを得なかったという、十分とは到底言い難くはあるが、開発側の腐心が窺える軌道修正が行われた。これもまた「一から作り直さないと直しようがない部分」であると割り切ろう。
    • 前作でも「女性に弱い初心な青年」というスタンスであったが、今作でも傾国の美女である妲己の魔性の魅力にあてられるシーンが存在している。ただしこれが原因で仲間になったわけではない。
  • その結果時を渡る力で分身してしまったのである。要は清盛の代わりに配置されてしまったのだが、2020年3月現時点でアップデートは見込めないため、修正はないと思われる。

• 性能は他の旧遠呂智キャラ同様に手が加えられているが、物足りない物がある。
  • 各Cに属性が乗るようになり、広範囲の通常攻撃もより磨きがかかっている。
    しかし、基礎火力が体感できるほど上昇している技がなく、非力な印象が拭えない。
    • 天舞や天攻で扱いやすい通常攻撃に属性を乗せて、C攻撃に頼らないで戦うというのも選択肢に入ってくる。
  • 無双奥義はやはり使い所に困るままで乱撃属性による伸び代も少ない。
    やはり天攻で割合属性を載せてしまうのが手っ取り早いのかもしれない。

武器データ

武器属性考察

※調和、練磨、目利、武勲、報酬、蒐片、蒐集、神得
これらの戦闘には直接関わらない属性と複合属性は割愛しています。

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