劉禅

劉禅(リュウゼン)

	使用条件	三章「劉禅救出戦」クリア
	武器	龍床几
	神器	グリンブルスティ
	タイプ	テクニック
	CV	松野太紀
	特別友好	左慈、柳生宗矩

紹介

仁を継ぐ者

劉備の息子。
人間的な魅力で数々の英雄をひきつける劉備の息子として、
周囲の人々に期待されてきた。
すぐに行動を起こさずに、熟考して物事を判断する。
そのため反応が遅く、過剰な期待を寄せる周囲から
暗愚と誤解されることがある。

攻撃方法

武将強化

武将考察

• 劉備の息子であり蜀の2代目皇帝。幼名は阿斗。長坂における「趙雲単騎駆け」の逸話において救い出された幼子が成長した姿である。
• 史実においてはとにかく凡庸で、宦官の甘い言葉に惑わされるままに権力を握らせ政治を混乱させるなど無能な面が目立つものの、配下が優秀ならある程度は制御できる「白糸は染められるままに何色にも変ずる（by陳寿)」と評される人物。
  三国志演義においては「魏に降伏し父から受け継いだ蜀を滅ぼした」ことが劉備贔屓の著者・羅貫中の怒りを買ったのか、「宦官の佞言に惑わされ蜀を腐敗させ没落させた無能」として悪しざまに描かれた。演義における描写は後世にも大きな影響を残し、現代でも三国志における「暗愚」の代名詞とされている。
• 無双においては判断が遅くぽややんとした「一見無能」な人物であるが、あくまで自分の考えを言語化する能力に乏しいだけで、「物事の一側面の真実を正しく見抜いている隠れた有能」「才能もあり努力もしているが、期待されることを重荷と感じ皆の前では努めて暗愚として振る舞っている人物」として描写される。
  初登場である三國6の「クロニクルモード」での劉備との専用会話では「民を想うのであれば民の好きにさせればいい。自分達が介入する余地などない」と一側面の真実を臆面もなく言い放ち父を明確に動揺させている。誰が呼んだか暗愚詐欺。
  • その価値観は良く言えば「現代的でシビア」、悪く言えば「受け継いだものを蔑ろにする不義理」と表現できるもので、初登場である三國6では「父の代から受け継いだ理想はあくまで『理想』であり、自分たち当代を縛り付ける呪いであってはならない」「叶わぬ理想、理想的であり過ぎた過去の英雄のやり方を踏襲した非現実的な武力の振るい合いに囚われ人々が傷付いてはならない」と、父とは違う「仁」を確かに持ち合わせた上で魏に降伏している。
    晋勢力EDの「あれをしなさい、これをしなさいと言われずに済む。とうに死んだ者達のことで、ね。」という台詞はそれらを踏まえた上で聞くと正に鳥肌ものである。
    • 無論、そのシビアなリアリストの「仁」は姜維を始めとした「受け継いだもの、託されたものを守り戦い抜く」という後期蜀の根幹を成す価値観を信奉する重鎮には「託されたものを放棄した暗愚」としか映らず、実際に姜維とはしばしば意見が衝突する場面が見られる。
      今作でも、「大徳劉備の『仁』を受け継ぐべし」と、劉玄徳の後釜たれと強要する形でカマを掛け本質を問い質してくる左慈を相手に僅かではあるが本心を曝け出している。
      彼の価値観を理解し受け入れているのは相通ずる性格の司馬昭、自国内では星彩くらいなものである。

• 本作も概ね三國7のキャラクターを踏襲しているが、三國8では微妙にキャラクターが変わっている。
  • 三國8では宦官の専横と、国の衰退を顧みず北伐を強行する姜維とそれに辟易し姜維を干そうとする文官の対立による蜀の衰弱が明確に描写されるようになったためである。
  • 劉禅自身も、姜維の理想と文官・宦官が語る現実をどちらも正しく理解した上で両方の言葉に板挟みとなり、暗愚として穏健に振る舞い双方の緩衝材になろうと腐心している。蜀の降伏と滅亡に対しても、遺憾かつ無念に思う旨を明確に描写されている。

• 三國7Empiresで武器変更をした彼最大の特徴はカウンター攻撃。通常攻撃中にガードボタン長押しで特殊ガード状態となり、敵の攻撃に反応して反撃する。
  • 通常攻撃の段数で技が変わる。
    例：□□L1でC3カウンターが出せる。
  • 構えはガード不能技にも反撃できるが、背後からの攻撃には対応できない。
    方向転換が利かない構えは向きや位置取りに注意が必要。
  • カウンター中は無敵状態。
  • 構えの中にはやる気のなさそうなポーズもあるが、表情を見るに本人は至って真剣。
  • コマンドの関係上、ガードボタンで視点を向き直すプレイヤーだと構えが誤爆しがち。
• テクニックタイプの為、速タイプの全方位ガードが可能になるスキルが取得できない。
  また、ガードで発動する『無心』属性もカウンターの構えには効果が無い。
  これらはガード主体の劉禅と噛み合っている要素なだけに非常に残念。
• 三國7では仰け反らせる事が出来ない敵もカウンターで仰け反らせる事が出来たが、今作のパワータイプのハイパーアーマーには通用しない。大人しく神術で浮かせても良いが、カウンター中の無敵を利用してゴリ押しても良い。
• カウンターという消極的な戦闘スタイルだが、Ultimateから属性対応技が増えたのもあり、
  実際は属性を乗せたC2EXで積極的に殴りに行く方がお手軽で強い。
• 固有神術が範囲、威力共に強力。
  巻き込んだ敵は壁に引っ掛らない限り死ぬまで離さないので、技後は周囲から敵が居なくなるほど。
  無双ゲージは全てこちらに使って良いだろう。

• 今作にもジャストガードバグが存在し、攻撃を受け止めた瞬間に□/△/✕ボタンで、仰け反ったような動きで攻撃を回避する。すると、ガードかキャラを交替しない限り、前方からの攻撃を自動で回避する様になる。ジャンプ中に攻撃を受けると、同じく回避しつつ凄い勢いで吹っ飛ぶ。いわば無条件で発動する星彩のオートガードのようなもの。

武器データ

武器属性考察

※調和、練磨、目利、武勲、報酬、蒐片、蒐集、神得
これらの戦闘には直接関わらない属性と複合属性は割愛しています。

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