Top > サーブラウ スピード 12 '00
分類性能
メーカーTVR総排気量7,730ccPP618
国籍イギリス最高出力811PS/7,250rpm全長4,620mm
カテゴリノーマルカー/ホモロゲーションモデル最大トルク89.8kgfm/5,750rpm全幅2,030mm
モデル簡易駆動形式FR全高1,160mm
ギャラリー非対応吸気形式NA車両重量1,020kg/59:41
内装簡易PWR1.26kg/PSTM6速
入手方法カスタム/チューン制限
ディーラーCr.25,997,000カスタムペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可
プレゼント---チューンエンジンチューン、ターボキット、SC、ボンネット、デフ、軽量化のみ可
ダート走行不可
デフォルトでダウンフォースの調整が可能
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  • 軽く、パワフルで、必要最小限の装備に留めた(ABSも装備なし)究極のライトウェイトスポーツカーを数多く生み出してきたのがTVRだ。
  • このスピード 12はかつてない暴力的なパワーと驚異的な車両重量が最大の特徴である。
  • 搭載するエンジンは、タスカンサーブラウ、サガリス(GT6未収録)に搭載されている直列6気筒エンジンの「Speed Six」2基をクランクシャフトで組み合わせたバンク90度の「Speed Twelve」という自社開発のエンジンである。
    • しかもこのエンジン、排気量は7.7リッターで、最高出力は940英馬力と、とんでもないモンスターエンジンなのである。
  • 車体はプッシュロッド式のサスペンションや、アルミハニカムとスチールパイプでできたフレームなど、当時の先端技術を取り入れつつも総重量は1,020kgとかなり軽量に仕上がっている。
    軽量なボディにハイパワーなエンジンの組み合わせで、ロードカーバージョンの最高出力は880馬力、公称最高速度は386km/hであった。
  • このクルマ誕生のきっかけは「スピード 12によって世界最速量産車の記録をマクラーレン F1から奪いたい」という当時のTVR社長のピーター・ウィラーの発言から。
  • もともとはFIA-GT選手権への参加を目的に開発が進められ、1996年の英国国際モーターショーに出展された「プロジェクト7/12コンセプト」がベースとなっている。
    • 「プロジェクト7/12」の車名は、「7.7リッターのV型12気筒エンジンを搭載している」ことに由来している。
  • その後、スピード12への改称を経てロードバージョンとレースバージョンが同時に開発され、2000年に開発が終了し完成する。
  • 当初ロードカーバージョンは18万8千ポンドで販売される予定で、多くの注文が寄せられたが過剰なパワーに加えて後輪駆動で尚且つ安全装備も一切なく、車体の大きさゆえに小回りも効かず、市販は不可能との判断から発売は中止された。
    • サーキットにおいてもその化け物じみたエンジンスペックが生かせない(ロードバージョンの約800psからレギュレーションの関係で約675psにまでパワーダウンされていた)こともあり、目立った結果は残せずに終わった。
  • 後にプロトタイプの一台が、社長との面談の末に信頼のおける人物に販売されたようだ。

+  余談



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Last-modified: 2021-09-24 (金) 21:56:27 (941d)