Top > エスペラント GTR-1 レースカー '98
分類性能
メーカーパノス総排気量---ccPP633
国籍アメリカ最高出力---PS/---
(752PS/6,500rpm)
全長4,459mm
カテゴリレーシングカー/FIA-GT1最大トルク---kgfm/---
(90.4kgfm/3,500rpm)
全幅1,838mm
モデル簡易駆動形式FR全高1,235mm
ギャラリー非対応吸気形式NA車両重量1,150kg/54:46
内装簡易PWR1.52kg/PSTM6速
入手方法カスタム/チューン制限
ディーラーCr.170,000,000カスタムペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可
プレゼント---チューンターボキットのみ可

  • ダニエル・パノス氏率いる米国の少量生産スポーツカーメーカー、パノス社(正式名称:パノス・オート・ディベロップメント・カンパニー)が'97年にGTレース界、及びル・マン24時間レース・GT1カテゴリーに投入した、トップカテゴリーでは少数派のフロントエンジンのレースカーである。カーNO.より1998年FIA-GT選手権GT1クラス仕様であることが判る。
    • ル・マン初出走となった'97年は全滅を喫したが収録車の年式である'98年は#45号車が335LAPを走りきって総合7位の成績を残している。
      '98年のFIA-GT選手権では、フランスのコンストラクター"DAMS*1"によって参戦したが、AMGメルセデス等の猛威に押される形でシリーズランキング5位(6チーム中)に終わっている。
  • NASCARなどでフォードのワークス格のチームである名門"ジャック・ラウシュ・レーシング"の手によって仕上げられたNASCAR用とも異なるスペシャル仕様のV8エンジンを超ロングノーズに納め、トランスミッションをリアアクスル側に設定するトランスアクスル方式のFR仕様という言わば古典的とも言える車体構成であるが、その見た目に反して前後ダンパー配置はプッシュロッド方式を採用するなど、中身は"FR版フォーミュラカー"とでも言うべき代物である。
    • これは初期型'97年車の設計を手がけたのがフォーミュラ界で名を馳せていたレイナード社であり、'98年以降自社開発となったパノス社もまたアメリカン・フォーミュラであるインディーカーを数多く手がけていることも理由の一つである。
  • 重量配分等を考慮した結果ドライバーの着座位置は"リアタイヤの目の前"とでも言うべき位置であり、初めてこの車に搭乗したドライバーからは前方視界の悪さ(特にロングノーズ、そして左座席ゆえの右コーナーアプローチ時)をよく指摘されていた。最も、車体構成の関係上最後まで改善はされなかった(出来なかった)ようである。
    • 視界以上にドライバーを苦しめたと言われるのが熱問題。画像からも排気口の位置が判るが、リアタイヤのほぼ目の前に排気口が設置されている。要するに排気で熱せられたマフラーのほぼ真上にドライバーは座らされたのである。
    • ただ、環境を犠牲にまでして得られた操縦性は良好だったらしく、搭乗歴のあるドライバーからは意外と高評価を得ている。
  • '98年一杯でFIA-GT選手権が潰れた後、オープンプロト(パノスLMP-1)に改造されて*2長きに渡ってサーキットで活躍を続けた。
    • 21世紀に入ってから再びクローズドボディが優位になった頃にプライベーターの手でサーキットに戻ってきたが、目立った戦果は残せてはいない。尚、ル・マンのLM-GTEクラスなどで活躍を見せたパノス・エスペランテGTはよく似た名称ではあるが、別物のGTカーである。

+  余談



*1 ルマンにおいてもパノスの実戦部隊を務める。
*2 屋根を取り払ってのオープン化、操縦性改善のためロングホイールベース化等々。
*3 本名ドナルド・パノス:ダニエル・パノス社長の父親でALMS・アメリカン・ルマン・シリーズの創設者でもある。通称の方が有名。2018年9月、83歳で逝去

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Last-modified: 2020-03-07 (土) 17:38:19 (33d)