フィアットクーペターボプラス '00

クーペ・フィアットは1993年に登場。
外内装のデザインはピニンファリーナが手掛けたものである。特徴的なホイールアーチ上部に掘られたラインなど心に残るデザインであり、日本国内でも95年度グッドデザイン賞金賞を受賞している。
FF駆動を採用し、2リッター直列5気筒ターボエンジンも相まって最高出力は223psを発揮する。
また、本車はかなりのフロントヘビーなのも特徴。重量配分はなんと68:32で、リアに比べて2倍以上の重さがある。もちろんGT5でも再現されているが、これはGT5収録車種中最強のフロントヘビーである。
それゆえ見た目以上にアンダーステアで特に低速コーナーに弱いが、前述のターボの威力によって力強い走りを見せてくれる。
トランスミッションは5速MTのものと6速MTのものがあるが、本来GT5収録の「ターボプラス」は6速MTであり、GT5のデフォルトで5速になっているのは間違いである。
余談だが、本車のテールランプはまったく関係もない日産・R390に流用されている。
ちなみに説明文の最終段落に脱字がある。「最高速度はなんと250km/hに達したのである。」とすべきところが「最高速度はなんと250km/h達したのである。」となっている。

フィアット クーペ ターボ プラス '00