夜魔族
夜魔族
いわゆるサキュバスのような外見の種族。魔物型ユニットは比較的入れ替えが多い本シリーズに於いては珍しいシリーズ皆勤賞の魔物型ユニットであり、他には日本一ソフトウェアの顔ともいうべきプリニー族くらいのものである(余談だが、5までであればネコマタのような猫娘族も(DLCを含めれば)皆勤賞であったが、本作で皆勤が途絶えてしまった)。
シリーズ全体ではディスガイア3で大きくデザインが変更された経緯を持つ。ディスガイア1→2においては多くのキャラがデザイン変更されたのに対し、2以降はデザイン変更が大きくないことが多いため、3でデザインが変更されたというのは夜魔族くらいといって相違ない。性能的にも3で変更され、飛行タイプ、遠距離射程というのはこの頃からの性質といえる。つまり、意外なことに2までは歩行タイプであった。
第6話クリア後に解禁される「夜魔族解放クエスト」を達成すると作成可能になる。クリア条件は秘宝1個の納品である。秘宝はいわば、全てのパラメータが上がる防具であり、通常のショップでは売ってないものの、流石に第6話クリア時点ともなれば何かしらの秘宝は獲得していると思われるので秘宝を渋らなければ達成はかなり楽な部類。
ステータス
クラス | 種族 性別 | 移動 Jm | 射程 投げ | 反撃 クリ | 炎 風 水 星 | 拳 剣 槍 弓 | 銃 斧 杖 - | 基礎ステータス | 属性 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HP | SP | ATK | DEF | INT | RES | HIT | SPD | |||||||||
ウェポンマスタリー | ||||||||||||||||
拳 | 剣 | 槍 | 弓 | 銃 | 斧 | 杖 | 防 | |||||||||
エンプーサ | 魔物型 女 | 4 20 | 2 4 | 2 6% | 50 0 25 0 | -25 15 15 -40 | 30 0 20 - | 20 | 26 | 22 | 18 | 22 | 22 | 18 | 16 | ムチプリ 飛行 |
D | C | C | C | D | D | C | C | |||||||||
リリム | 24 | 31 | 26 | 22 | 26 | 26 | 22 | 19 | ||||||||
D | B | C | B | D | D | B | C | |||||||||
サキュバス | 28 | 36 | 31 | 25 | 31 | 31 | 25 | 22 | ||||||||
D | B | C | B | D | D | B | C | |||||||||
カーミラ | 32 | 42 | 35 | 29 | 35 | 35 | 29 | 26 | ||||||||
D | B | C | B | D | D | B | C | |||||||||
へカーテ | 36 | 47 | 40 | 32 | 40 | 40 | 32 | 29 | ||||||||
D | B | C | B | D | D | B | C | |||||||||
リリス | 40 | 52 | 44 | 36 | 44 | 44 | 36 | 32 | ||||||||
D | B | C | B | D | D | B | C |
魔ビリティー
名称 | 固/汎 | 効果 | コスト | 必要マナ | 習得条件 |
---|---|---|---|---|---|
セクシーオーラ | 固有 | 隣接する敵男性ユニットの能力-20% | 1 | - | 初期 |
テンプテーション | 汎用 | 通常攻撃時、50%の確率で対象ユニットを魅了状態にする | 2 | 100 | ☆1 |
おしおきパニッシャー | 魅了状態のユニットへの与ダメージ+100% | 3 | 250 | ☆2 | |
骨抜き | 攻撃後、対象ユニットのDEF-30%(3ターン) | 4 | 1000 | ☆3 | |
羞恥心 | マップ上にいる男性ユニット 1体につき能力+5% | 4 | 2500 | ☆4 | |
魅惑のフェロモン | ターン終了時、隣接する男性ユニットを魅了状態にする | 5 | 5000 | ☆5 |
固有特殊技
名称 | SP | 威力 | 属性 | 異常 | 射 | 上 | 下 | 解説 | 取得条件 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ボディチェンジ | 3199 | D+ 110% | 無 | 虚弱 | 4 | 12 | 12 | 敵を縮小して踏みつける必殺技 | 初期 |
バインドハート | 4799 | D 100% | 無 | 魅了 | 0 | 14 | 14 | 敵の心♥を鷲掴み | Lv.300 |
ナイトメア | 6399 | C 125% | 無 | 魅了 | 0 | 24 | 36 | 素敵な夢を魅せてあげる♥ | Lv.1200 |
ツインアトリビュート | 9199 | A 160% | 無 | 虚弱 | 0 | 20 | 24 | セクシーな女神様の天罰です♥ | Lv.6000 |
特殊技範囲
ボディチェンジ | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バインドハート | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ナイトメア | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ツインアトリビュート | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
性能
ATKとINTがどちらも同程度に高いため、どちらに依存する武器であっても戦えるものの、固有特殊技は範囲の制限が意外と厳しい上、射程が選べるボディチェンジは高低差に弱いという難点を抱えている。ただ、固有特殊技はどれも虚弱または魅了を追加付与する効果を持っているため、おしおきパニッシャーや弱者への罰(邪竜族)の魔ビリティーをセットしておくと状態異常が決まった時に非常に強くなる。
固有魔ビリティー「セクシーオーラ」
隣接する敵男性ユニットの能力-20%。
対男性限定であるが、隣接するだけで効果が出るので有用性は高い。ただし、羅刹次元の場合は、羅刹LV○の魔ビリティーが能力アップ効果を持ち、それと加減算することによって効果が決まるので、本来のパラメータから20%という効果は出ない(例として羅刹LV12だと敵のパラメータがハナから+50%されているので、セクシーオーラの効果が発動しても+30%に変わるだけであり、正味14%程しかパラメータが減らないことになる)。
羅刹次元に限らず、自身のパラメータを増加させる効果を持つキャラの場合は能力の計算が加減算となるため、思ったより減らないという事態は往々にして生ずるので注意。
ただし、セクシーオーラの効果は重複が可能であるため、複数の夜魔族で囲めば大幅な弱体化を狙うことも出来る。
当然、説明文にもあるとおり、男性にしか効かないので、女性相手には全く意味の無い魔ビリティーとなってしまう。もっとも、破壊神やラッキーボードも男性なので、攻略や稼ぎの際に少しでも敵を弱くするという用途でも使える。
汎用魔ビリティー「テンプテーション」
通常攻撃時、50%の確率で対象ユニットを魅了状態にする。
いくつかの魔物型ユニットが持つ直接攻撃時の確率状態異常である。通常攻撃限定というのがネックではあるが、状態異常としては強力な魅了であるため利便性は高い。
ただ、味方の場合はイノセント「魅了追加屋」があれば通常攻撃だけでなく特殊技で付与も出来るため使いどころはあまり多くない。どちらかというと敵にセットされていると事故を招きやすいという意味でリスクの高い魔ビリティーである。
本作では汎用魔ビリティーがセットされていないケースが多いものの、セットされていると自動戦闘が崩壊するリスクとしては筆頭候補に並ぶ危険な魔ビリティーなので注意が必要となる。
汎用魔ビリティー「おしおきパニッシャー」
魅了状態のユニットへの与ダメージ+100%。
状態異常特効といえる魔ビリティーである。魅了状態を付与することが前提となるが、夜魔族は魅了状態を付与しやすいという意味で言えば一見すると適している。
ただ、1ターン目に状態異常を付与して、2ターン目でこの魔ビリティーの効果を受ける、という場合はいいが、1ターンで活用したい場合は夜魔族ではなく、夜魔族で魅了を付与した後のアタッカーに持たせるべき魔ビリティーといえる。
汎用魔ビリティー「骨抜き」
攻撃後、対象ユニットのDEF-30%(3ターン)。
説明通りだが、自身の攻撃の際には効果が乗らないので、次のアタッカー向けの効果。似たような効果のサイコバインド(サイキック)とは乗るタイミングが一緒なので併用しやすい。
男性相手なら隣接して攻撃すれば、DEF-50%という効果を得られるので次の攻撃がかなり有利になる。
防御ダウンではなく、DEFダウンなので、INT依存の攻撃だと意味がない点には注意。
汎用魔ビリティー「羞恥心」
マップ上にいる男性ユニット1体につき能力+5%。
男性が多ければ多いほど強くなる魔ビリティー。ポイントとしては男性ユニットは敵に限定されないこと。つまり、味方男性ユニットを出撃させたとしても効果を受けることが出来る。
自身以外を全員男性ユニットにすれば、敵に男性がおらずとも+45%確定。自身も男性にすれば+50%確定という強力なスキルである。男性なのに男性に羞恥心を覚えるとか何それ怖い。
男性を多く出撃させることが多いメロディアやラハールちゃんの魔ビリティーとは相性が良いので併用しやすい。
コストこそ4であるが、男性ばかり運用するならば能力アップ系としては非常に安定して使えるのでオススメといえる。
汎用魔ビリティー「魅惑のフェロモン」
ターン終了時、隣接する男性ユニットを魅了状態にする。
ターン終了時に隣接していないといけないものの、耐性がなければ確定的に魅了を付与出来る強力な魔ビリティー。固有魔ビリティーである「セクシーオーラ」と条件が被ってくるが、隣接すれば無条件の「セクシーオーラ」に対し、こちらはターン終了時に隣接というのがネックであり、ストーリー道中くらいであればまだしも、敵も魔法を使ってくるアイテム界ともなるとターン終了時に隣接状態をキープするのが難しいので、麻痺などを併用したいところ。もっとも、麻痺にしてしまうと魅了が掛かっても有用性が下がってしまうという難点を孕むのでやはり活躍しづらいところであろうか。
アタッカーとしての性能を重視するか、デバッファーとしての性能を重視するかによっても魔ビリティーの組み方が変わってくる。デバッファーとして使うなら、屍族の疫病吐き、アタッカーとして使うなら、魔翔族のオーバードーズなどが相性が良い。
対策
特殊技で魅了を付与してくることがあるため、強い味方ユニットが魅了状態にされてパーティに深刻な被害をもたらしてしまうこともある。特に男性ユニットの場合は魔ビリティーの面でも不利になりがち。夜魔族が出現するステージでは女性ユニットで対抗するか、虚弱はさておき、魅了予防をセットし、魅了だけでも対策しておくと安定するだろう。
飛行系であり、弓に弱いのでアーチャーで攻めるのがおすすめ。落鳳波をセットしておけばかなり楽に倒せるだろう。