アイテム育成
概要
本シリーズのやりこみ要素の一つ。アイテムを強化することでアイテムのパラメータをアップさせることが出来る。
基本的には装備品の強化が主であるが、回復アイテム等についても強化することで回復量が増加するという恩恵を受けることが出来るため、全く無意味ではない。
本作では、一度強化したアイテムは、以後入手した際にそのレベルで入手出来るという仕様があるため、装備品を強化しておくと次から入手したときに最初から強い状態で入手出来るというメリットがある。また、この恩恵を非常に受けやすいのが回復アイテムである。旧作では回復アイテムを強化しても一回こっきりであるため恩恵が薄かったが、本作では一度強化するだけで以後入手したアイテムが自動で強化されるので便利。また、後述するアイテムポイントの入手についてもレベルが高いほど貰える量が増えるのでやっておいて損はない。
もっとも、本作では、羅刹次元クリアまでという段階で言えばシリーズでも一番アイテム強化の必要性が薄いため、本腰を入れて取りかかるのは羅刹次元クリア以降で差し支えない。ただ、アイテム育成に関わる要素についてはストーリー中であってもやっておいて損はないものがあるので以後の稼ぎを円滑に進めるためにも効率的に実施しておきたい。
アイテム強化の方法
アイテム強化は大きく分けて以下の方法がある。
- アイテム界に挑む
- アイテムを指定してそのアイテムのアイテム界に挑む。
- 基本的にアイテムのレベルが上がり、それに伴いパラメータが増える。
- 副次的にアイテムの入手等も出来る。
- アイテムポイントを使って強化
- アイテムポイントを利用することでパラメータや移動力等を上げる。
- 手っ取り早く上げられるが、必要アイテムポイントも多いため、使いどころは限られる。
- また、一部項目は一定のレベルが必要。
- アイテム界調査団に挑む
- アイテム界に挑むのと同様にレベルを上げることが出来る。
- 基本的に、非戦闘要員を用いて挑むことが出来るため、レベル上げなどをしながらアイテムのレベルを上げられるのがメリット。
- アイテム等を集めることも出来るため、ストーリー中であってもアイテム界調査団は積極的にやっておきたい。
アイテム界
ランダムで生成されるマップをひたすら進み続ける本シリーズではおなじみのやりこみ要素。進行度に応じてレベルが上がっていくほか、敵を撃破したり小部屋のイベントをこなしたりすることで成長度を高めることが出来る。また、アイテム界に登場する敵はレベルの割にパラメータが低めになっているため、撃破しやすいので(建前上は)レベリングもしやすい。
進めば進むほど敵が強くなっていくこともあるため、基本的にはある程度の戦力は必要。挑戦時に敵のレベルの目安が表示されるものの、進むにつれ強くなっていくことや、拠点に戻ってくるまでは回復することが出来ないので通常のマップと異なり、SPのキープをはじめとした継戦力も問われる。
最終的にはアイテム強化も重要になるが本作ではアイテム強化が必要になるのは本当に最終段階といって良いので、ストーリー中は一度もアイテム界に挑むことなくクリアしたというケースも少なくないと思われる。
高レベルのアイテムだとパラメータカンストの敵も出現し始めるが、ステータス上限は突破しないため、羅刹クリア後にステータス上限を解放していれば、旧作よりも比較的楽に周回出来る。最終的にアイテム強化をするという段階においてはシリーズの中でもかなり強化しやすい部類に入ってくるだろう。
アイテム界の目的
他の項目で行えないアイテム界固有の目的としてはいかのものが挙げられる。
- 最強装備の入手
- アイテムランク40のアイテムは基本的にはランク39のアイテムのアイテム神2が装備しているものを盗む形でしか入手出来ない。
- アイテムの成長度のアップ
- 固有イノセントの入手
- 固有イノセントの中には成長率をアップさせるものも含まれるので、少しでも強いキャラを作りたいなら是非とも欲しい。
最強装備の入手
- アイテムレベルが80以上の時に、100の倍数のフロアに一度だけアイテム神2が出現する。このアイテム神2は現在挑んでいるアイテム界のアイテムの1ランク上のアイテムを装備しているという性質がある。いわゆる最強装備と呼ばれるランク40の装備品についてはその一つ手前(準最強装備)のランク39のアイテムのアイテム神2から盗むことによってしか入手できないため、これらのアイテムを入手するためにはアイテム界に挑む必要がある。
- 例外的に現世のトラペゾヘドロンは悪業指南の「アイテム神2を撃破」の報酬として入手できる。もちろん、アイテム神2はアイテム界で出現するのでアイテム界に挑むことが必須であることは変わりない。
- なお盗賊のステカンスト・フル強化キャットスナッチ かつ 後ろからの盗みであっても成功確率は最大25%。
アイテム神 or 神2のステータス次第でこの確率は下がるため、デバフをかけて試行回数を増やすのが吉。- 追加キャラを導入しているならフーカの魔ビリティーでも確率を上げられる。
種類 | 準最強武器(IR39) | 最強武器(IR40) |
---|---|---|
拳 | アムルテン | ムスペル |
剣 | 真・魔剣良綱 | 破滅の大剣 |
槍 | フラムベルク | 天之瓊矛 |
弓 | ラブアーチェリー | 壊滅の神弓 |
銃 | デミウルゴス | 豪雷の大砲 |
斧 | ミョルニル | ギガントハンマー |
杖 | 全知全能の杖 | グッドスタッフ |
種類 | 準最強防具 | 最強防具 |
---|---|---|
鎧 | ハデスの兜 | ヘラクレスの鎧 |
ベルト | 超人ベルト | 銀河王者ベルト |
靴 | 推進バーニア | ハダシックス |
オーブ | カオスオーブ | 森羅万象オーブ |
めがね | ディスティニー | プロビデンス |
筋肉 | 筋肉スター | 宇宙筋肉 |
秘宝 | アルカディア | トラペゾヘドロン |
アイテムの成長度のアップ
敵を撃破することでアイテムの成長度がアップしていく。こちらは敵を撃破することが大前提となっているため、強力なアイテムの成長度を上げるためにはしっかりと育ったキャラが必要不可欠となる。
もっとも、アイテムポイントさえあれば、パラメータを強制的に増やすことも出来るので旧作より重要度は低い。
固有イノセント入手
100の倍数のフロアに出現するアイテム神orアイテム神2を倒したり、塔の小部屋で入手することができる。入手した固有イノセントはアイテム強化の欄でポイントを使うことなく付け替えることが出来る。魔ビリティーと同じような効果を持つものもあるため、集めておいて損はない。
今作では「アイテム神を倒す→デールを使う→再度アイテム界へ入る→アイテム神を倒す」のループをすることで、
デールのある限り同じ階で固有イノセント抽選ができる。
固有イノセント一覧→固有イノセント
アイテム強化
ポイントを使うことでアイテムの成長度を高めたり、その他のパラメータを強化したりできる。前作ではポイントを使った上で議会承認が必要だったが、本作ではポイント消費だけで構わない。
もっとも、ポイントの入手は前作同様不要なアイテムをポイント交換するか不要イノセントをポイント交換して入手することになる。イノセントによるポイントは正直それほど多くないものの、服従していないイノセントでも構わないので塵も積もれば、と思って交換しても構わない。
ただ、総量を考えてもアイテム交換によって入手する方が良いので不要アイテムはどんどん交換していくといいだろう。
アイテム交換のポイントはアイテムランク、アイテムレベル、レアリティによって決まり、特にレアリティによってもらえるポイントが大きく変わる。店で買ってきたアイテムはレアリティが0なのでほとんどポイントにならないので注意。
なお、チート屋にアイテムの自動売却機能が実装されており、ステージクリアボーナスのアイテムをヘルかポイントに自動変換してくれるものの、変換レートが通常の1/100になるという誰得仕様となっているため、余程面倒であれば別として基本的には使わない方が良い。
アイテム界調査団
自動的にアイテムのレベルを上げたり、イノセントを獲得(服従)させたり出来る。ストーリー中でもこれだけはやっておくと、ストーリー後の稼ぎが楽になるので、アイテム育成というよりはイノセント集めなどのために是非ともやっておきたい。
詳細はアイテム界調査団のページを参照。