プリニー族

魔界の雑用係。シリーズの顔、というより今や日本一ソフトウェアの看板キャラクター。罪を犯した死者の魂が中に入っている、地獄にあるプリニー生成工場で作られる（「4」より）、語尾に「ッス」を付ける、といった様々な設定がある。

当然シリーズ皆勤賞であり、ディスガイアシリーズではおおよそ最初に作成可能になる魔物型キャラクターである。シリーズ経験者であれば常識であるが、投げたり、爆発に巻き込まれたりすると自身が爆発してしまうという性質がある。

第1話ステージ3をクリアすることで作成可能となり、その際に1体加入する。本作でも最も早くに作成可能となる魔物型キャラクター。

性能

最初に仲間になる魔物型キャラクターであるが、他のキャラクターと比べて、

投げると爆発する
爆発に巻き込まれると誘爆する
プリニー族は属性「プリニー」を持ち、「プリニーデー」の際に出撃できる

といった特徴がある。投げると爆発する、という性質のため、プリニー族のキャラクターは投げによる移動を利用することは出来ない（自身が他のキャラを投げる分には何等問題ない）。「5」ではこちらを持ち上げてくる特徴を持つ敵もいたが、本作では敵側がこちらのキャラを持ち上げてくることはないのでその点は安心。ただし、爆発タルを投げてくる敵はいるので巻き込まれてしまうと誘爆するので注意。

プリニー族を扱う際にはそもそも投げると爆発するという性質を用いて爆弾として使う手もある。爆発した際には「爆発体質」に書かれている通り、周囲2マスのキャラに現在HPの50%のダメージを与えるため、プリニー族のキャラのHPが高ければそれだけで敵を撃破することも可能である。本作では死亡したとしても経験値が貰えるのでその点では気兼ねなく爆死できるが、爆発で倒した敵からは経験値が貰えないので、経験値目的ならば倒してしまわないように注意したいところ。

爆発要員として使うのであれば必要に応じて「収束爆弾」をセットしておくとダメージが2倍（現在HPと同値）になるし、その上で、エトナの「ボンバーガール」を持ったキャラがマップに居ればダメージが2.8倍（現在HPの1.4倍）となる。また、HPを増やせばそれだけ爆発の威力が増すわけなので、イヴァールの「生命の息吹」や、装備品の筋肉系を付けておくと爆発要員としてはかなり強くなる。ただ、繰り返すが、経験値目的ならば倒してしまってはいけないので注意。

実際のところ稼ぎ目的でプリニー爆弾を使うような場面はぶっちゃけて無いといっても過言ではない。敢えて言うならば、練武6のラッキーボードにどうしてもダメージが当たらない時にプリニーを先に投げてHPを減らすと倒せるようになる場合もある*1。……そんなことをするくらいなら敵の強さを下げた方が効率的だが。

プリニー族をアタッカー等として利用するならば他クラスの魔ビリティーを必要に応じてセットして使いたい。

余談だが、プリニー族の☆6はプリニー神という名前であるためか、汎用キャラクターの中では唯一神属性を持つため、「神殺し」が刺さる。ぶっちゃけ、プリニー神だろうと投げれば倒せることに変わりはない上、他に神属性を持つ汎用キャラがいないため、プリニー神のためだけに「神殺し」を用意する必要性は全く無いが。

リサイクル部隊

プリニー族の魔ビリティー「リサイクル精神」については爆発した際に出撃数を回復させる効果を持つ。言い換えると、自身が爆発した時に自身の分の出撃回数を復活させるということである。一方で、本作では戦闘に参加したキャラクターは死亡したとしても均等に経験値等を入手出来る仕様がある。

そのため、リサイクル精神をつけて爆発すると、結果として経験値やマナを入手出来るキャラを増やすことが出来る、ということである。これは稼ぎの際にかなり使えるテクニックである。詳細は稼ぎに記載されているのでそちらを参考のこと。

対策

ぶっちゃけ、強いプリニー族というのはあまりいないが、経験値を捨てて良いなら投げ捨てれば特に気にすることなく倒せる。持ち上げ禁止のジオエフェクトがあるとそうも行かないが爆発に巻き込めば誘爆させることは可能。旧作ではよくこういったタイプの裏面があったが本作では裏面そのものがないため、あまり気にしなくても良い。