魔法使い

魔法使い

天真爛漫な女の子。文字通り魔法を得意とする。シリーズ皆勤賞であり、本シリーズのロリ担当といってもいい。最初から作成可能。

旧作では、魔法使いは男女がおり、威力に優れる男魔法使いに対し、効率に優れる女魔法使いという差別化がされていた。
本作では特技に容量を使い過ぎた影響で起きた大幅な汎用キャラ削減によって魔法使いが女魔法使いに一本化されたが、効率重視という魔ビリティーの傾向は旧作と同様である。

旧作の設定では、元々女の方が魔法を扱うのに秀でている上、頭のリボンによって魔力と魔法の知識を吸収することができるため、勉強しなくても魔法を扱える、というものがある。そのためか、総じて楽天家でややおバカな印象を醸し出している（余談だが、旧作の男魔法使いはそれとは真逆で勉強家という設定がある）。

シリーズファンからはかけ声の一つでもある「ぽこん」という愛称で呼ばれることが多い。

続編ではしっかり男性も復活した。

ステータス

属性耐性値は得意属性によって変化するため、上表のものは基本値。
炎属性を得意属性とした場合は、炎75、水-25、風属性を得意属性とした場合は、風75、炎-25、水属性を得意属性とした場合は、水75、風-25となる。

魔ビリティー

固有特殊技

魔法

ファイア系は得意属性を炎にした場合のみ、クール系は得意属性を水にした場合のみ、ウインド系は得意属性を風にした場合のみ習得する。

特殊技範囲

性能

固有技は意外にも攻撃技2つと補助技2つの組み合わせ。インヴォケイションは正直効果が実感出来るものでもないのではっきり言って使わないケースが多いと思われる。

魔法使いの固有技を語る上で欠かせないのはエレメンタルバースト。全てのSPを消費する代わりにダメージは全ての特殊技の中でもトップクラスである。現在SPと同じSPを消費する。威力の部分にはそれ以上の記載はないが、SPが減るとダメージも減るので最大の威力を出したければSPは100%に近ければ近いほど良い。

エレメンタルバーストはそのままぶっ放してしまうとSPが0になってしまうのでボス1体が相手という場合を除くと、以後の攻撃手段がほとんど失われてしまうため、ボス1体を倒せればそれでオッケー、という状況でない場合はSPを回復する手段を考えておく必要がある。

魔法使いの固有技であるエナジーポーションは事前に使っておけばSP回復が出来るものの、回復量がそれ程多くない上、事前にエナジーポーションを使わなければならないことから普通にやると2ターン必要になってしまう。その為、基本的にはSP回復の手段としては魔ビリティーやイノセントに頼ることになる。

なお、エレメンタルバースト自体は基本的に大抵の敵に対して有効であるが、一応星属性であるという点は意識しておく必要がある。よく言えば、「星の祝福」などでダメージを増やせるというわけだが星耐性が高い相手にはダメージが激減する可能性もある。本編中ではあまりないが、羅刹の次元5や、バール戦など、星属性のダメージを大幅に軽減する相手が出現するステージもあるので注意が必要。

なお、魔法職であるが、魔法使い自体は星耐性が0なので、魔法剣士の「エレメントフォース」を用いて威力を増やしたい場合は、星耐性を増強する方法を考える必要がある。

固有魔ビリティー「魔力節制」
特殊技使用時、消費SP-50%。

特に序盤で有用な魔ビリティー。本作では特殊技の威力アップが重要になるため、消費SP減少があると、事実上より高いレベルの特殊技が使えるということになるため、旧作以上に有効である。

難点はエレメンタルバーストには当然無意味であることと、直接的な威力に寄与しないこと。特に、キャラ育成が終わる頃には、消費SP軽減がなくとも普通に高威力スキルが打てるようになるので、こうなってくると固有魔ビリティー枠としてははっきり言って無駄になってくる。

汎用魔ビリティー「キャスター」
SP+5%、INT+5%、RES+5%。

魔法系のパラメータを少し増やす。コスト1なので性能は控えめ。なにげにSPを増やせる数少ない魔ビリティーではある。

コストが1だけ余っている場合なら選択肢としては良いかもしれないが魔法使いとしては正直あまり使う場面はないだろう。

汎用魔ビリティー「エクスパンド」
魔法の範囲+1。

射程ではなく、範囲であるという点には注意。つまり、範囲強化の段階を1増やす、ということ。当然だが、既に範囲が9まで選べる状況であればそれ以上増えることはない。

魔法の範囲についてはマナさえ払えば増やせるので、言い換えればマナを払うのと引き換えに魔ビリティーのコストを使う、ということである。マナに余裕が出てくれば正直使うこともないだろう。

そこまで考えて使う必要もないと思われるが、魔法の範囲については一度強化すると弱化できないので、自動戦闘で広範囲の魔法の利用を防ぐ意味合いで必要な時だけエクスパンドで一時的な範囲強化をする、という戦略も考えられる。

ただ、わざわざ、コスト2を使ってまでセットするような代物ではないので基本的には序盤にセット出来るものがない場合にセットする、程度の認識でいい。

汎用魔ビリティー「ダメージコンバート」
攻撃を受けるたびにINT+10%(最大100%)。

頻繁に攻撃を受けるような状況であれば攻撃の威力を高められて便利といえるが、魔法使いの戦い方が基本的に先手必勝となりがちなので、魔法使いとしては使いにくいかもしれない。

汎用魔ビリティー「魔力回収」
与えたダメージの5%分、SPを回復する。

エレメンタルバースト後のSP回復に有用。本作ではステージクリアで自動的にSPが回復するため周回においては不要であるが、アイテム界等ではこの魔ビリティーはクラス問わずに優秀である。

似たような魔ビリティーとして機動戦姫の「マナチャージ」があるが、こちらはダメージ依存で、マナチャージは対象数依存。アタッカーであれば、魔力回収の方が回復出来るケースが多い。

本作ではターン経過で自動でSPが回復する魔ビリティーが制約が強い上、要DLCの「恋心」くらいしか存在しないのでイノセント「花より団子屋」を量産するまではアイテム界では重要度が高い魔ビリティーとなる。

汎用魔ビリティー「あふれる魔力」
SPが50%以上の時、特殊技の攻撃力+30%。

前提条件が緩い攻撃力アップ魔ビリティー。コストは5と重いが前提条件が緩いため、アイテム界などSPの維持が大変な場面でもなければ大抵の場合条件は満たせる。

攻撃力アップ系の魔ビリティーの中ではこの前提条件の緩さ故に比較的利用価値が高いので、アタッカーの攻撃力アップ系魔ビリティーとして色々なキャラに覚えさせておくといいだろう。

対策

ストーリー中では数少ない魔法攻撃を行ってくるキャラクターであり、戦士等がやられる原因となりがちである。HPやDEFは低いので序盤は特に優先的に倒していくことが望ましい。

ストーリー終盤やアイテム界においては、状態異常などの懸念材料が少ないため事故が起きにくい相手ではあるが、高威力のエレメンタルバーストを使ってくることもあるため油断は禁物。

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