分類 | 性能 |
---|
メーカー | レクサス | 総排気量 | 4,968cc | PP | 509 | 国籍 | 日本 | 最高出力 | 423PS/6,600rpm | 全長 | 4,660mm | カテゴリ | ノーマルカー/スポーツカー | 最大トルク | 51.5kgfm/5,200rpm | 全幅 | 1,815mm | モデル | 高品質 | 駆動形式 | FR | 全高 | 1,415mm | ギャラリー | 対応 | 吸気形式 | NA | 車両重量 | 1,690kg/54:46 | 内装 | 再現 | PWR | 3.59kg/PS | TM | 8速 | 入手方法 | カスタム/チューン制限 |
---|
ディーラー | Cr.7,660,000 | カスタム | ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可 |
ディーラー | Cr.7,660,000 | カスタム | ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可 |
プレゼント | --- | チューン | ダート走行不可 デフォルトでダウンフォースが存在(0:30、調整不可) |
+
| | ←カラーバリエーションを表示
|
カラーバリエーション |
---|
White Pearl Crystal Shine | Premium Silver | Dark Gray Mica | Black | ☆Exceed Blue Metallic | Red Mica Crystal Shine | --- | --- | --- | --- |
|
#ref(): File not found: ".jpg" at page "IS F '07"
#ref(): File not found: ".jpg" at page "IS F '07"
- IS Fはレクサス初のスポーツモデルでISをベースに開発され、レクサスブランドのスポーツモデルを意味する「F」が車名に付加されている。
- レクサスのエントリーモデルとして発売されたFRセダン、「IS」の2代目に追加されたスパルタンモデル。
先代は日本では「トヨタ・アルテッツァ」として販売されたが、今世代からブランド・車名が統一された。
グレード名「F」は富士スピードウェイとそこで鍛えられた特別なスポーツモデルという意味が持たされる。
- 実は開発が始まったのは初代ISが販売されていた頃の2003年である。
チーフエンジニアの矢口氏がJTCCのチェイサーを運転した際に「もし市販のクルマでこんな走りを達成しつつ、イージーなスタートができたのなら、もっと走ることを楽しめる人たちが増えるのではないか」ということを考えた。それを形にするために初代IS300にGT500用の5.2L V8エンジンを押し込んだのが始まりである。当初はたった2人で開発をしていた。
- 開発は先代ISにGT500用の5.2LV8エンジンを押し込んだ試作車から始まり、その経験が各所で活かされた。
搭載する5LV8の2UR-GSE型はヤマハとの共同開発で、ベースのLS600のものから大幅に出力を強化した。
大パワーを受け止める足回りも、BBS製ホイールやトヨタ初のブレンボ製大型ブレーキ等が採用されている。
ギアボックスは8速ATの「SPDS (Sport Direct Shift)」を搭載、ATながら変速時間は0.1秒を達成している。
- 2代目ISベースではあるもののエクステリアからIS F専用に作り直されており、ISに比して盛り上がったボンネットには同社LS600等のエンジンをベースにヤマハと共同開発された2UR-GSE型V8エンジンが納められている。スポーツ走行に対応するため各バンクにスカベンジポンプを搭載するなどカタログスペックの向上以外にも細かいチューニングが行われた。
また環境性能についても北米燃費でGas Guzzler TaxをクリアしULEV IIを取得、国内排ガス規制でも平成17年度基準排ガス75%低減レベルをクリアしている。ヤマハの資料によれば4.0Lクラスの環境性能と6.0Lクラスの運動性能を両立したとされる。
- 組み合わされるトランスミッションは8速AT「8-Speed SPDS」のみ。いわゆるトルコン式ATだが、1速を除く2速から8速までのギア段においてシフトチェンジ以外のタイミングで常時ロックアップされ、エンジンの動力をロスなく伝達する凝った仕様となっている。
変速時間はわずか0.1秒とフェラーリ599とほぼ同じで同社のLFAの最速モデルよりも0.05秒短くなっており、最新のデュアルクラッチトランスミッションと同等の性能を持っているとされる。
- 足回りはトヨタ初のブレンボ製ブレーキ(ドリルドローター&アルミ製キャリパー)が採用されフロント6ポッド、リア2ポッドと非常に強力。ヘビーウェットの路面でも軽々と速度を落としていく。
装着されるBBS製19インチホイールは放熱効果を狙い左右で回転方向が指定されており、前後左右で装着箇所が決まっている珍しい仕様となっている。
- 空力面でも空気抵抗の削減しながら最適なダウンフォースを得られるように外見だけでなく見えない部分にまで工夫されている。
リアスポイラーによるダウンフォース確保や、フロントバンパーのエアインテークからブレーキパッドへと空気を流しブレーキの冷却効率を高めるなど徹底して空力面が煮詰められている。
強力なダウンフォースはエンジンアンダーカバーだけでも200kgもの負荷がかかることになるため、レーシングカー用のグラスファイバー素材などが使用されている。
- 2011年モデルからはGT-R同様、カーナビを利用したサーキット内におけるスピードリミッター解除機能も実装。2011年8月には足回りのセッティングが見直され、ショックアブソーバーの変更などが行われ走行性能が格段に向上した。
- 他のレクサス車と同様に年次改良が行われ、2009年にはトルセンLSDの追加やボディ剛性の向上が行われた。
2010年には内外装変更、日産・GT-R等と同じGPSを利用したサーキットでの速度リミッター解除機能を実装。
2011年、2013年にも改良を行った後、2014年5月に販売終了。後継車は同年10月に発売されたRC Fとなった。
+
| | 余談
|
- 2010年にニュルブルクリンク24時間耐久レースに出場。グランツーリスモの生みの親である山内氏もハンドルを握った。
GT6に収録された本車のツーリングカー仕様は、このN24参戦車両を元に作られたのではないかと言われている。
- ゲーム内のエアロパーツキットBを装着すると、フロント・リアのナンバーが消えるため、注意が必要である。
- レクサスFシリーズの象徴であるフロントのメッシュグリル。そこにはIS Fにだけ”ある文字”がさりげなく潜んでいるらしい。
- 本車両は先代のアルテッツァと同様に耐久レースで活躍し、SUPER GTのGT300クラスにもセリカの後継として参戦。
トヨタもDTMレギュレーションに合わせたコンセプトカーを製作し、サーキット専用モデル「CCS-R」も販売された。
グランツーリスモの生みの親である山内氏も、本車両でニュルブルクリンク24時間耐久レース(N24h)に参戦した事があり、
本作収録の本車のオリジナルツーリングカー仕様は、このN24h参戦車両を元に作られたのではないかと言われている。
- チーフエンジニアの矢口氏が自分がレースカーに乗った時の衝撃を共有するため、いくつかのプロトタイプが作られている。そのうちの1台はDTMレギュレーションに合わせて作られた本格的なレーシングカーで、おそらくIS Fレーシングコンセプトのことだと思われる。
- 派生車として、2012年東京オートサロンで発表された「IS F CCS-R」が存在している。
コンセプトは「免許を取った直後の人でも本格的なレーシングカーを運転できる車」。CCSとは「サーキットクラブスポーツ」の略。
ボディ各部をカーボンに、ウィンドウをポリカーボネイトに置き換え300kg以上の軽量化を実現。スポット増しでボディ剛性をさらに高めエアジャッキシステムも搭載した。
このIS F CCS-Rは同年7月にバイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦した。
- この手の車としては珍しく電子制御式サスペンションを搭載していない。この事について訪ねたところ「自分の好みに合わせて取り替えてください」と回答したが、それまでのトヨタ系列では考えられない回答だったことも含め、やはり不満だと答えるライターが多かった。そんな中唯一とも言える大絶賛をしたライターが居た。もちろんそれは普通の雑誌でなく、Optionへの寄稿をしているライターだったが。
- 日産・スカイライン 350GT-8などと同様に、市販車としては珍しい8速ギアボックスを搭載しており、同車同様に
ゲーム内のフルカスタマイズトランスミッションへの交換をすると、段数が7速に減ってしまうため、注意が必要である。
|
|