分類 | 性能 |
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メーカー | 日産 | 総排気量 | 3,498cc | PP | 456 | 国籍 | 日本 | 最高出力 | 313PS/6,800rpm | 全長 | 4,315mm | カテゴリ | ノーマルカー/スポーツカー | 最大トルク | 36.5kgfm/4,800rpm | 全幅 | 1,815mm | モデル | 高品質 | 駆動形式 | FR | 全高 | 1,315mm | ギャラリー | 対応 | 吸気形式 | NA | 車両重量 | 1,480kg/53:47 | 内装 | 再現 | PWR | 4.72kg/PS | TM | 6速 | 入手方法 | カスタム/チューン制限 |
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ディーラー | Cr.3,630,000 | カスタム | ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可 | プレゼント | --- | チューン | --- |
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カラーバリエーション |
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☆Premium Passionate Orange(3P) | Burning Red | Monterey Blue(CPM) | Dark Blue(P) | Diamond Black(P) | Blade Silver(M) | Brilliant Silver(M) | White Pearl(3P) | --- | --- |
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- 2000年にZ32型が廃止され、2年の空白の後にデビューしたZ33型は、様々な意味で先代の反省点を踏まえたクルマとなった。
プラットフォーム、サスペンションやエンジン等の主要部品をV35型と共有し、ベースモデルで300万円から(初期型)と安価な価格設定を可能とした。
また、本モデル発表時には「Zは毎年進化する」と公言し、その言葉通り、ロードスターの追加や各種限定モデルの追加が行われ、計4回に渡るエンジンスペックの向上がなされた。
- 2000年にZ32型が生産終了してから2年後、S30型以来の「NA+2シーターのスポーツカー」としてフルモデルチェンジしたZ33型。
スカイラインGT-Rとシルビアが排ガス規制により生産終了した為、発売当初は日産唯一のスポーツカーという重責を担ってもいた。
- Z33型の搭載エンジンは前期型はVQ35DE型、後期型はV36型に採用されたVQ35HR型となり、後者は最高出力313psに達している。
エンジン変更によりエンジンブロック全高が高くなったため、後期型のボンネットフードには初代S30型を彷彿とさせるバルジが設けられた。
- プラットフォームやサスペンション・VQ35DE型等の主要部品をV35型スカイラインやM35型ステージアと共有し、ターボモデルは廃止。
ボディタイプも1種類、乗車定員も輸出仕様が4人・国内仕様は2人となり、国内での4人乗り仕様はスカイラインクーペの担当となった。
モデル発表時に「Zは毎年進化する」と公言された通り、当初の最高出力は280PSだったが、2005年9月にMTモデル限定で294PSへ強化。
2007年の後期型ではエンジンを最高出力313PSのVQ35HR型に変更、エンジンの全高からボンネットにはS30型風のバルジが設けられた。
- 本モデルの販売期間内にR34が廃止されたこともあり、当時のJGTCにおいてGT500とGT300の双方で同系モデルをベースとしてレースカーが製作されたことはスポーツカー冬の時代を象徴する出来事といえる(他にNSX、R35が該当する)。
また、後述するGT300では後継のZ34が登場して以降もZ33型がベース車両に使われた。
- エンジンの排熱性やボディ剛性にも気が払われ、特にリアのトランクにはフレームと呼べる太さのストラットタワーバーが鎮座している。
ただ、これによってトランク内が狭くなってしまい、タイヤ等の大型物が縦に入らず利便性に欠けるとされ、後のZ34型では廃止された。
- 走りに振るがあまり、リアトランクスペースにはもはやフレームと呼ぶのが正しい太さのストラットタワーバーが鎮座している。
これのせいでトランクスペースは上下幅が非常に狭く、容量の割に荷物が入らない。
具体的に言うとタイヤが縦に入れられないため、タワーバーの下に寝かして1本、上に無理やり1本が限度である。ドリフト派にとっては頭の痛くなる問題であった。
- 先代での反省点を踏まえたZ33型は、価格も前期型のベースモデルで約300万円と安価で、後にロードスターや限定仕様車も追加された。
収録モデルの「Version S」は先代から継続設定されたスポーツグレードで、豪華装備を省いてブレンボ製ブレーキ等が装備されている。
- 収録モデルは後期型にあたり、「Version S」と呼称されるスポーツグレードである。
- 本車はGT-R亡き後の日産スポーツの象徴として、JGTC及びSUPER GTではGT500・GT300の両クラスに参戦していた。
後継のZ34型が発売された以降も、GT300ではZ33型が2010年まで使われ、2012年にGT-R GT3がその座を受け継いだ。
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| | 主な未収録モデル
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- 2004年にはJGTCマシンの前後オーバーハングを拡大しエアロダイナミクスの向上を目的として当時のJGTCの規則上必要であったホモロゲーション用の特別仕様車「フェアレディZ Type-E」が製作され、期間限定で少数が販売された。
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| | 派生モデルの解説
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- Type-E
当時のJGTCのホモロゲーションの規則に従い、2004年に期間限定でごく少数が販売された特別仕様車。
「Version S」をベースに、エアロダイナミクス向上の為、前後オーバーハングを拡大したエアロパーツを装着。
- また、同時にNISMOよりタイプEをベースとしたコンプリートカー「フェアレディZ S-tune GT」が販売され、その後継にあたるVersion NISMO Type 380RS-Competitionも2007年に発売された。
- NISMO S-tune GT
Type-Eの発売と同時にニスモよりリリースされた、Type-Eをベースとしたコンプリートカー。
- SUPER GT(GT300クラス)において、2008年シーズンにはNo.46 MOLA レオパレス Zが、2010年シーズンにはNo.3 TOMICA Z が、それぞれシリーズタイトルを獲得している。
- NISMO S-tune
S-tuneキットのパーツと、PDIとニスモのコラボレーションで制作されたエアロパーツを装着したコンプリートカー。
「グランツーリスモ4」の開発時、PDIがゲーム内での見栄えが良いエアロを考え、それを元にニスモが実車用に製作。
- なお、ハセミモータースポーツの参戦休止やMOLAのGT500へのステップアップなどもあり、2011年シーズンは参戦していない。
- グランツーリスモシリーズ生みの親、山内一典氏が所有している。
- Version NISMO
2007年に発売されたニスモとオーテックの共同開発車で、S-tune GTの後継にあたるモデル。専用のエアロセット等を装着。
スーパー耐久などのレース専用車両「Type 380RS-Competition」、その公道版の「Type 380RS」も販売された。
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