分類性能
メーカー日産総排気量1,998ccPP400
国籍日本最高出力210PS/6,400rpm全長4,660mm
カテゴリノーマルカー/ホモロゲーションモデル最大トルク25.0kgfm/4,800rpm全幅1,690mm
モデル簡易駆動形式FR全高1,365mm
ギャラリー非対応吸気形式TB車両重量1,340kg/59:41
内装簡易PWR6.41kg/PSTM5速
入手方法カスタム/チューン制限
ディーラーCr.3,400,000カスタムペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可
プレゼント---チューン
プレゼント---チューン---
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  • 1985年の夏。7代目となるスカイラインR31型が発売開始された。「都市工学スカイライン」の愛称が付けられている。ボデイタイプは4ドアセダン、4ドアハードトップ、ワゴン、(バンはR30を継続)
    ローレルに次ぐ新設計6気筒RBエンジンを採用しHICASやセラミックターボなどを採用した意欲的なモデル。
  • 1985年8月に登場した7代目スカイライン(R31型)。通称は「7th(セブンス)」「都市工学スカイライン」。
    内外装のデザインは先代後期型のキープコンセプトで、ボディサイズを拡大する事で質感向上を図った。

    上級モデルには新世代メカニズムの直6エンジン「RB型」や、4輪操舵システム「HICAS」が採用された。

発売当初は4ドアのモデルしかなかなく(最上級グレードはGTパサージュ)、スポーツよりもハイソカーへ振ったキャラクターから、不評が多かったが、翌年に2ドアスポーティモデルのGTSシリーズが追加された。(さらに4ドアハードトップにもGTS追加)

そして発売から2年後の1987年にマイナーチェンジが行われ、フェイスリフト、国産初プロジェクターヘッドライト採用、エンジン特性、ミッション変更他、できる限りの変更が行われている。さらにグループAのホモロゲーションモデルのGTS-Rが新たにGTSシリーズのラインナップに追加される。それがこのクルマである。
  • 発売当初は4ドアセダンしかなく、PR上でも「大人のセダン」として推され、車好きからは不評だった。
    翌年5月には2ドアクーペの「GTS」が追加、PRに於いてもスポーツ路線が強調され、人気を取り戻した。

    1987年8月の後期型では4ドアのフロントデザインを2ドアと共通化、エンジンも最高出力が強化された。
  • 他のGTSシリーズと異なるところは大型コンプレッサー(ギャレット製)のターボ、大型空冷式インタークーラー、等長排気マニフォールドを採用している点だ。
    また、GTSシリーズにはオプションパーツとしてGTオートスポイラーが装着されていたが、モーター等で重量が増すなどの難点があり、本車は固定式となっている。

    当時のスカイラインのラインナップでは最速のモデルであった。
  • 収録モデルの『GTS-R』は後期型にて800台が限定販売された、グループA用のホモロゲーションモデル。
    大型のタービンや空冷式インタークーラー、等長排気マニホールドを採用し、最高出力は210PSを達成。

    外装は通常のGTSでは可変式だったフロントスポイラーを固定式とし、大型リアスポイラーも装着した。

    このようなレースに勝つ為の専用装備を持ちながら、グレード名が『GT-R』でない事は話題を呼んだ。
  • しかしながら、エンジン特性やギア比が高速・高回転重視だったため、ストリートや峠、小規模のサーキットでは下位グレードのGTSターボ&GTS-Xターボに比べ面白くないと言う欠点があった。
    ただそれは、この型に限らず、モータースポーツ参加というイメージを売りにしていた、箱スカケンメリGT-R、RSターボや以後のR3234GT-Rにも見られる性格だった。
    • もう一つの代表的な限定車だったオーテックバージョンでは、エンジンチューンが異なるようで、
      最大出力・最大トルクの数値は同じだったが、最大トルクの発生回転数が2800回転に下げられた仕様だった。また、ハイキャスのフィーリングを嫌ってかハイキャスは装着されていない。
  • サスペンションは、先代と同じく、前:スピンドル一体型のストラット式、後:セミトレーリングアーム式。
    先代のアンダーステアの強い挙動は改善されて「当時としては良好」というレベルになった。

    ジオメトリーの改善と、リアのドラムインディスクブレーキを得るため、R30スカイライン末期型にR31型のリアサスペンションメンバーを移植するというチューニングが存在した(要加工)。
  • サスペンションとディファレンシャルはR30型以前の車に近く、エンジンとミッションはR32以降の型の車の元となった80年代以前と90年代の日産中型FR車の架け橋ともいえる構成で作られた車。
  • R32GT-Rの4駆システム、アテーサE-TSの実験車両がR31で作られた。
  • スカイラインというと、箱スカやR32型以降のモデルを連想する人が多いせいか、角ばった形状も似ていることから、R30型と混同されることが多い。
  • 将来的に出てくるかもしれないが、R31は2014年現在、2ドアではないが、最後のディーゼル車が存在したスカイライン(RD28エンジンを搭載したGT-Dというグレード)である。
  • このGTS-RのエンジンはRB20DET-Rであり、他に型式に‐RがつくのはU12ブルーバードSSS-R(前期)のCA18DET-Rぐらいである。
    上述の通りRの名は伊達では無いと言わんばかりのチューニングカーに匹敵するアイテムが装備されている。ブルーバードSSS-Rのそれも同様に専用チューニングを受けている。

    これだけの装備を持ちながらGT-Rを名乗れなかったのはエンジンが専用で無かったためという噂もある。
  • ちなみにABSである4WAS(4輪アンチスキッド)もオプション設定されていた。
  • レース活動は先代の後を継いで全日本ツーリングカー選手権(JTC)に1988年から参戦、猛威を振るった。
    JTC終息後の全日本GT選手権にもクラス2(後のGT300)にJTC車両が参戦、1995年にタイトルを獲得した。

+  レース活動
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