• 総排気量:2568cc
  • 最高出力:280ps/6800rpm
  • 最大トルク:37.50kgfm/4400rpm
  • 駆動形式:4WD (標準前後トルク配分=30:70)
  • 全長:4675mm
  • 全幅:1780mm
  • 全高:1360mm
  • 車両重量:1540kg
  • 重量バランス:55対45
  • 価格:Cr.5,390,000
  • Lv:6
  • PP:458
  • 備考:デフォルトでダウンフォースの調整が可能
  • 備考:トランスミッションは5速

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  • 1993年にスカイラインがフルモデルチェンジして9代目となってから1年少々遅れ、1995年に追加されたR33型スカイラインGT-R(以下BCNR33型)は先代GT-Rのメカニズムを継承しつつ、最大出力は280psのままながら徹底的な改良がなされた。
  • その結果、実際にニュルブルクリンク 北コースのタイムを先代から「21秒」短縮して7分59秒としたことから、「マイナス21秒のロマン」をキャッチコピーとするなど高いパフォーマンスをアピールした。
  • しかし、ベース車両であったR33型スカイラインがR32型に比べて大型化したことから発売初期の頃はGT-Rも含め評価・評判共にあまり芳しくなかったようである。
  • 1993年にスカイラインがフルモデルチェンジして9代目となってから1年少々遅れ、1995年に追加されたBCNR33型スカイラインGT-Rは先代GT-Rのメカニズムを継承しつつ、最大出力は280psのままながら徹底的な改良がなされた。
  • BCNR33型は(いずれも限定販売ながら)ファミリー展開されたのも特徴で、スカイライン生誕40周年を記念して4ドアセダンモデル(GT5未収録)が発売されたり、ステージアの名を冠するものの、その中身はGT-Rそのものといえるモデルも発売された。
  • また、国内専用モデルでありながら(限定100台が)正規に海外輸出されたり、ル・マン出場のためロードカーが製作されるなど海外においてGT-Rの名が知られるきっかけを作った。
  • その結果、実際にニュルブルクリンク 北コースのタイムを先代から「21秒」短縮して7分59秒としたことから、「マイナス21秒のロマン」をキャッチコピーとするなど高いパフォーマンスをアピールした。
    • この際にタイム計測したマシンは日産の広報車両として、国内の車情報メディアにも登場していたが、某ビデオにて広報車とノーマルのVスペックで、筑波サーキット1周あたり2秒のタイム差が出てしまい、
      ほぼチューンドカー並みに手が入っていた事が露呈してしまった。その企画のデジタルリマスター版は、現在もYoutubeの公式チャンネルで無料視聴できる。*1
  • 1998年にベースモデルがフルモデルチェンジされた後もBCNR33型の生産は続き、次期モデルにバトンタッチしたのは1999年のことであった。
  • GT5に収録されている本モデルはアクティブLSDと呼ばれるLSDも制御系に加えたアテーサET-S PROと呼称される4WDシステムが搭載されたVスペックと呼ばれるモデルである。
  • 総合性能こそ向上したものの、ベース車両のR33スカイラインがR32に比べて大型化した事から、発売初期の頃はGT-Rも含め評価・評判共にあまり芳しくなかったようである。
    • 大型化はローレルと車台を共有したことが一因である。
      これは先代のR32が、車内やトランクの狭さで従来のユーザーから批判された為だったが、ボディサイズは大きくなったものの、室内容積はあまり変わらずトランクも狭いままであった事から、更に批判される事となってしまった。

      また一足先にモデルチェンジしたトヨタの90系マークII等が高性能スポーツセダンとしての地位を築いていた事も不振に拍車をかけた。
    • 一方、ホイールベースが第2世代GT-R最長である事による直進安定性の良さが買われ、湾岸や谷田部、ドラッグといった限定的な環境では重宝された。
      • R32と同じく5ナンバーベースのままでは年々厳しくなっていた衝突安全性の基準をクリアするのが難しくなりつつあり、仮に5ナンバーベースで衝突安全性の基準をクリアできても相当な重量増が避けられなかった(3ナンバーベースで設計した方が楽)という事情もあったのだが(RX-7がFD3Sで3ナンバー化した際に類似の指摘があったはずなのだが)。
  • また、国内専用モデルでありながら(限定100台が)正規に海外輸出されたり、ル・マン出場のためロードカーが製作される等、海外においてGT-Rの名が知られるきっかけを作った。
  • 1998年にベースモデルがフルモデルチェンジされた後もBCNR33型の生産は続き、次期モデルにバトンタッチしたのは1999年の事であった。
  • 収録モデルはアクティブLSDと呼ばれるLSDも制御系に加えたアテーサE-TS PROと呼称される4WDシステムが搭載されたVスペックと呼ばれるモデルである。

  • 走行距離にかかわらず、左側Cピラー根本がチェックポイントの一つ。BCNR33の中で一番ストレスのかかるポイントで、高負荷をかけ続けると、ここに歪みが出る。
    Cピラー付近は板金修理が出来ないのでごまかしも難しく、前オーナーがどうやって使っていたかがよく分かるポイントである。
  • VスペックのアクティブLSDが実は働いていないというのがよくある話。アテーサE-TSもクラッチディスクの摩耗やオイルのずさんな管理により、動かなくなることがある。トラクションのかかりが悪かったら疑ってみよう。
  • 第2世代GT-Rの型式名は、先代が「BNR32」、次期モデルが「BNR34」となっているが、本車は「BCNR33」と、R32とR34にはない「C」の文字が与えられている。
    これが何故なのかと言うと、このアルファベット一文字一文字に意味があり、R32とR34においてはBが「RB26DETT」、Nが「アテーサ+HICAS」、Rが「スカイライン」を意味しているのだが、R33においてはNの意味が分割されており、Cが「HICAS」、Nが「アテーサ」となっている。

    これは、R32とR34(GTS含む)ではアテーサ装着車にはHICASもセットで装着されていたのだが、R33においてはGT-R以外のモデルで、アテーサがついていてもHICASはついていないモデルが存在しており、それとの差別化を図るためである。

    ただ、シャシーを共用したローレルが「C34」という形式名を持っていたせいで「CはローレルのC」と揶揄されることにもなってしまった。

  • カラーバリエーション:Super Clear Red II,White,Midnight Purple(P),Sonic Silver(M),Deep Marine Blue(P),Dark Gray Pearl,Black


*1 ちなみに、比較対象となったノーマルのVスペックはかの土屋圭市氏の私物。日産広報はこの結果を受け、その場でオイルクーラーとブレーキパッドの換装を白状しているが、直後の検証で車高がフロント15mm、リア5mm、キャンバー角が1度以上も違っており、これに加えてエンジンの吹けもやたら良い事から、ギア比変更かブーストアップ、CPU書き換え等も疑われている。
*2 2ドアモデルのブリスターフェンダーを再現するため、限定車にも関わらずわざわざリアドアとボディパネルのプレス型を作る等、かなり大掛かりな事をして話題となった。

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