レクサスとしては初の2ドアハイパフォーマンスクーペという事もあり、本車をベースに様々なレーシングカーが制作された。
- RC F GT500
SC430の後継として2014年から2016年までSUPER GT GT500クラスに参戦したマシン。RC Fの市販に先駆けサーキットデビューを果たしているが、2013年夏に初公開された時はまだRC F自体が未発表であった為、コンセプトモデルであるLF-CCを名乗っていた。
14年と15年はライバルGT-R NISMO GT500にタイトルを譲ったものの、ラストイヤーの2016年にチャンピオンを獲得している。
本作には2016年仕様のau TOM'S RC Fが収録。
- RC F GT3
RC FをベースとしたFIA-GT3マシンで、国産FIA-GT3マシンの第2号。
RC Fの商品企画時からGT3マシンの制作は確定しており、市販車の開発と並行しての開発が進められた。
しかし、開発を担当するTRDとしては久しぶりの市販車ベースのGTマシン、そして開発当初想定していた性能よりもFIA-GT3マシンの性能が向上していたという事もあり、出来上がったRC F GT3 2015年モデルはFIAの公認を取得できなかった。その為「プロトタイプ」として二年間販売されず、特認車両としてレース活動を続けた。
その後、まったくのゼロベースで開発をやり直した2017年モデルのRC F GT3でようやく公認を取得。現在に至るまで世界中のレースで活躍を続けている。
- RC F CCS-R
IS F CCS-Rの後継モデル。RC Fをベースに最小限の改造を行った入門クラスのレーシングカーといえる存在。本作に収録されるRC F Gr.4の元ネタでもある。
- RC F(SP-PRO)
2016年のニュルブルクリンク24時間耐久レースのSP-PROクラスにTOYOTA GAZOO Racing with TOM'Sから参戦した車両。
チーム名から分かる通り、マシン制作には日本の名門レーシングチームTOM'Sが関わっており、FIA-GT3よりも市販車に近い作りながらも、FIA-GT3並のスピードを身に着けたマシン。
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