分類性能
メーカーレクサス総排気量4,805ccPP541
国籍日本最高出力560PS/8,700rpm全長4,505mm
カテゴリノーマルカー/スーパーカー最大トルク48.9kgfm/6,800rpm全幅1,895mm
モデル高品質駆動形式FR全高1,220mm
ギャラリー対応吸気形式NA車両重量1,480kg/48:52
内装再現PWR2.64kg/PSTM6速
入手方法カスタム/チューン制限
ディーラーCr.37,500,000カスタムペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:不可
ディーラーCr.37,500,000カスタムペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:不可
プレゼント---チューンダート走行不可
ボンネットのみ不可
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  • ↓アクティブエアロシステム:高速走行時に作動する

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  • トヨタのプレミアムブランドであるレクサスのフラッグシップに位置するスーパーカー。
    LFAとは「Lexus Future Advance」の頭文字から名づけられたコンセプトカー「LF-A」に由来し、LF-Aが実質的なプロトタイプ。
  • 2005年に初公開されたコンセプトカーの市販版であり、レクサスのフラッグシップに位置するFRスーパーカー。
    車名は「レクサスのスポーツブランド『F』の頂点」を意味する『Lexus F Sports Apex』の頭文字に由来する。
  • その開発は2000年頃から始まっていた。
    トヨタ自動車の社内で「究極の国産スーパーカーを作る」計画でLFAの開発がスタート。
  • 搭載する専用V10エンジン「1LR-GUE」型はヤマハとの共同開発品で、最高出力560PS・最高速度325km/hを記録。
    それをフロントミッドシップし、冷却系をボディ各所に置く事で、低重心化や48:52の前後重量配分を達成した。

    トランスミッションは6速セミATの「ASG」を搭載し、変速時間は0.2秒から1.0秒までの7段階で切り替えが可能。

    ボディは65%をカーボン・35%をアルミとし軽量・高剛性化を行い、リアにはアクティブウィングも搭載された。
  • 2005年に初めてプロトタイプである「LF-A」が発表されたが、正式にトヨタが発売を決定したのは2007年。
    LF-Aの時点で基本的な部分は完成しており、基本的な物は早い段階で決定していた。
  • 内装もレクサスらしく高級感に溢れつつもスーパーカーらしくレーシーな専用品で、メーターも液晶式を採用。
    音にもこだわるヤマハの血が入った1LR-GUE型の甲高いエンジン音を響かせる為、吸音材はほぼ省略されている。

    限定生産車は一部の安全基準をクリアしなくても良い規定があるが、トヨタはトップクラスの安全性を目指した。

    エアバッグ内蔵式シートベルトや構造を工夫したエンジンルームを開発する事で、厳しい基準をクリアしている。
  • 初期のプロトタイプではオールアルミ製となっていたが、将来技術を睨んでカーボンを多用することとなった。ドライカーボンとウェットカーボンを使い分け、アルミを使用した場合より100kg以上の軽量化に成功。
    サスペンションは前輪ダブルウィッシュボーン、後輪5リンク式マルチリンクを採用。リアにはアクティブリアウィングが搭載された。

    20インチのBBS製鍛造アルミホイールが採用され、フロント6ポッド、リア4ポッドのアルミモノブロックキャリパーが採用された。
  • 本車両は500台がハンドメイドにより約2年間かけ生産され、2012年末に最後のLFAが完成して生産終了となった。
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      +  レース仕様車について
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    • 通常、限定生産のスーパーカーなどは一部の安全装備や安全基準をクリアしなくてもよいという規定がある。*1
      トヨタは敢えてその規定を使わず、NHTSAフルラップ56km/hリジッドバリア前面衝突試験やIIHSおよびEuroNCAPの64km/hオフセット衝突試験などをクリアさせることを選択。エンジンルームにあるアルミやカーボンの構造体によって衝撃を吸収しキャビンを一切損傷させない構造とした。

      また性能を追求していくとルーフやドアに内蔵するカーテンエアバッグ、サイドエアバッグは性能向上の妨げとなることが多く、実際ほとんどのスーパーカーには搭載されていない。しかしLFAでは「スーパーカーであるなら安全についても世界トップクラスでなくてはならない」とし、シートベルトにエアバッグを内蔵したシートベルトエアバッグを開発。カーテンエアバッグよりも高い安全を確保することに成功。FMVSSの安全基準値もクリアした。
    • LFAは約2年間かけ500台のみ生産、2012年12月17日に最後のLFAが完成し、生産終了となった。その生産は元町工場LFA工房で熟練工のハンドメイドによる生産となり、1日1台の生産ペースとなっていた。
      その価格は3750万円と非常に高価であるが、同じくカーボンモノコックを採用しているSLRマクラーレンの価格を考慮に入れれば破格ともいえる。なお、LFAの中古車の中には新車の価格を超える物まである。その後、LFAで採用された「可動式リング構造フルグラフィックメーター」は新型ISの一部グレードに採用されているなど、LFAで培われた技術は他のレクサス車に反映されている。


*1 例えばFMVSS(アメリカ連邦自動車安全基準)では年間生産1万台以下の自動車メーカーには適用されないという抜け穴がある。

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