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  • ↓アクティブリアウイング:高速走行時に作動する
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  • SLS AMGは、AMGが初めて完全独自開発したスーパーカーで、2009年のフランクフルトショーにおいて初登場した。
    デリバリーが開始されたのは翌2010年からである。

    商品構成的にはSLRマクラーレンの事実上の後継車ではあるが、カーボンモノコックボディの採用を見送るなどして、価格は大幅に抑えられている。

    名車300SLクーペをデザインモチーフとしたボディにはガルウイングドアが装備され、ロングノーズ・ショートデッキのシルエットや微細なディティールなど受け継がれている点は多い。
  • 本車はAMGが初めて完全独自開発したスーパーカーで、2009年のフランクフルトショーで初登場、翌2010年からデリバリーが開始された。
    商品構成的にはSLR マクラーレンの事実上の後継車ではあるが、カーボンモノコックボディは採用を見送る等して、価格は大幅に抑えられている。

    1954年に登場した名車300 SLをデザインモチーフとしており、ボディにはガルウィングドアが装備されている。

    その他、ロングノーズ・ショートデッキのシルエットや微細なディティール等、受け継がれている点は多い。
  • 60年以上の時を経ているだけに、さすがにメカニズムは別物である。
  • 60年以上の時を経ているだけに、流石にメカニズムは別物である。
    AMGの63系モデルに搭載されるM156型エンジンをベースとし、ドライサンプ化など約120箇所に専用チューニングがなされたM159型6.2リッターV型8気筒DOHCエンジンがフロントミッドシップに搭載され、最高出力は571psを発生させる。
    トランスミッションには新開発のゲトラグ製7速DCT「AMGスピードシフトDCT-7」が組み合わせられ、トランスアクスルレイアウトが採用されている。
    ボディフレームはオールアルミ製ながらカーボンモノコックを採用したSLRマクラーレンに比べて車両総重量は軽減されている。
  • ちなみにガルウイングドアは構造上、横転するとドアが開かなくなり出られないという事態に陥る(軸がルーフにあるため)のが欠点だったが、SLS AMGの場合、横転するとヒンジピンに封入したガスが点火することでドアが少しだけ開く仕組みになっており、脱出はできるという。
    • また、ガルウイングドアはレースにおいて、ドライバー交代時に若干の時間を要すという欠点をもっている。
  • ガルウィングドアは構造上、「横転するとドアが開かなくなって出られなくなる」という欠点を持っている。
    本車の場合、横転するとヒンジピンに封入したガスが点火する事でヒンジが壊れ、ドアを外す事で脱出ができる。
  • 2014年に生産終了を予定しており、それに伴って最終モデル「SLS AMG GTファイナルエディション」が発表されている。
    販売台数はクーペとロードスターを合わせて350台が生産される。事実上の後継車は2014年秋に登場したメルセデス AMG GTであるが、クラスは1つ落とされてポルシェ 911や日産 GT-Rと同格となっている。

  • 2012年からはSUPER GTのGT300クラスおよびスーパー耐久にFIA-GT3仕様の「メルセデスベンツ SLS AMG GT3」が出場している。SUPER GTからはNo.52 GREEN TEC & LEON SLS、スーパー耐久からはNo.1 No.28 PETRONAS SYNTIUM TEAM/SLS AMG GT3から参戦した。
    また2013年はR8 LMS Ultra(R8LMSの進化型モデル)を使用していたGAINERが本車をベースにしたGT3仕様を購入しSLSの2台体制での参戦となる。セカンドカーがNo.10 GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS、エース車両がNo.11GAINER DIXCEL SLSで参戦となる。

    GAINER以外にもVEMACを使用していたR'Qs MotorSportsがSLSを購入しNo.22 グリーンテック SLS AMG GT3として参戦する。2012年で同マシンを使用していたLEON RACINGはNo.62 LEON SLSに変更しての参戦となる。
  • リチウムイオン電池と、4つの車輪それぞれに直結したモーターを搭載し、ガソリン車同等の性能を持つEV「SLS AMG E-Cell」の開発、発売が計画された。
    2012年9月には「SLS AMGクーペ エレクトリックドライブ」という名称で再登場。最高出力750ps、最大トルク102kgmを発揮する。
  • 本車は2010年からF1のセーフティーカーに使われていることでも有名。ちなみに2012年シーズン途中から、同年6月に発表された上級モデル「SLS AMG GT」が起用され、パワーアップしている。
  • 余談
  • 本作に当たるGT5では本車がパッケージを飾った。
  • 派生モデルの解説
  • SLS AMGクーペ エレクトリックドライブ
    リチウムイオン電池と4輪独立モーターを搭載し、ガソリン車同等の性能を持つEV「SLS AMG E-Cell」として当初開発、発売が計画された。

    2012年9月に「SLS AMGクーペ エレクトリックドライブ」としてで再登場。最高出力750ps、最大トルク102kgmを発揮する。
  • SLS AMG GT
    本車の上級モデル。2010年からは本車がF1のセーフティーカーに起用されていたが、2012年シーズン途中からはこの上級モデルが起用された。

  • 以降レースリザルトについての余談となる。
  • SUPER GTには2012年よりNo.52 GREEN TEC & LEON SLSが出場。第4戦菅生にてNo.3 S Road NDDP GT-Rとトップ争いをしたが惜しくも敗れ2位。
    第5戦鈴鹿1000kmでは決勝53周目ヘアピン手前でNo.8 ARTA HSV-010と接触し空中を舞いながらバリアへ激突、ドライブしていた黒澤治樹選手が頸椎を圧迫骨折し近くの病院へ搬送された。幸いにも命に別状はなかった。
  • すでに生産が終了しているにも関わらず、Z4 GT3で活躍したSUPER GT2014年GT300ドライバーズチャンピオンであるグッドスマイルレーシングがメルセデス陣営にスイッチを計画した所、有力チームの移籍を祝福し「最後の一台」を生産。2015年は本車で参戦している。
    しかし、いくつものトラブルに見舞われ、最終戦もてぎでの"2位"が最高位である。
    • 2016年からは想定通りAMG GTをベースにしたAMG GT3で参戦すると発表した。SLS AMG GT3は、ワンシーズンだけの活躍となってしまった。
  • スーパー耐久からは2012年よりNo.1 No.28 PETRONAS SYNTIUM TEAM/SLS AMG GT3として参戦した。
    2013年も同マシンで参戦し12年度と同じく圧倒的な成績でシリーズタイトルを獲得するが、継続参戦は無くそのまま撤退となった。

  • GT5での車内機能
    インパネの時計は機能する。

  • カラーバリエーション:AMG Le Mans rot,designo mysticweiss 2,Iridiumsilber,AMG alubeam silber,designo magno alanitgrau,AMG Imola grau,AMG Monza grau magno,obsidianschwarz,AMG Daytona blau,Gran Turismo blau


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