概要
- モナコ公国はモンテカルロ、コート・ダジュールの海岸沿いを舞台とした市街地コース。コート・ダジュール(Côte d'Azur)は日本語で「紺碧海岸」の意味。
- F1モナコGPはインディ500、ル・マン24時間耐久レースと並び、世界三大レースの一つである。F1GPにおいては"モナコでの一勝はGP3勝に値する"と称される。
- ちなみに、日本人F1パイロットにとっては長らく"完走すること"が最大の関門であった(日本人初挑戦の中嶋悟氏はDNQ)。
- コート・ダジュール(Côte d'Azur)はモンテカルロの海岸沿いを舞台とした市街地コース。日本語で「紺碧海岸」の意味。
- ここを舞台に行われるF1モナコGPは、インディ500やル・マン24時間レースと並び、世界三大レースの一つである。F1GPにおいては"モナコでの一勝はGP3勝に値する"と称される。
- アルバート大公通りからボウ・リバージュを登り、ロウズヘアピンを抜けて海岸沿いへ。トンネルを潜りシケイン・クランクを経てホームストレートに戻るテクニカルコース。
- 実際の地図はこちら
コース攻略
コート・ダジュール
| 1.メインストレート 2.Sainte Devote 3.Beau Rivage 4.Massenet 5.Casino 6.Mirabeau Haute 7.Grand Hotel Hairpin 8.Mirabeau Bas 9.Portier 10.Tunnel 11.Nouvelle Chicane 12.Tabac 13.Louis Chiron 14.Piscine 15.La Rascasse 16.Anthony Noghes |
| 1.メインストレート 2.Sainte Devote 3.Beau Rivage 4.Massenet 5.Casino 6.Mirabeau Haute 7.Fairmont Hairpin 8.Mirabeau Bas 9.Portier 10.Tunnel 11.Nouvelle Chicane 12.Tabac 13.Louis Chiron 14.Piscine 15.La Rascasse 16.Anthony Noghes |
コース長 | ストレート長 | 高低差 | コーナー数 | ピット | 天候変化 | 時間変化 | コース種別 |
3351.0m | 241.0m | 44.7m | 26 | あり | なし | なし | シティコース |
3351.0m | 241.0m | 44.7m | 26 | あり | なし | なし(10:00) | シティコース |
- 全般
道幅が非常に狭く、いずれのコーナーもブラインドで非常にタイト。
ランオフエリアがないので、僅かなミスが壁への接触・大幅ロスに繋がるシビアさもある。
全体的に低速コーナーが多いので、小回りでクリアし早めにアクセルオンしていくことを心がけよう。
ギアはクロス寄りにセッティングしておくと良いだろう。
ちなみにトルクの太い車限定だけどおもいっきりワイドにギヤセッティングして下の方のギヤしか使わない、なんて手もある。ギヤチェンジの手間を省ける利点がある。
- Sainte Devote(2)
ちなみにトルクの太い車限定だがおもいっきりワイドにギアセッティングして下の方のギヤしか使わない、なんて手もある。ギアチェンジの手間を省ける利点がある。
- Sainte Devote(サン・デボーテ)(2)
ブレーキが遅れるとアンダーが出やすい。早めに減速をして、イン側の縁石を掠めるように抜けていこう。
コーナーの後は上り坂になっているので、クリップに付く手前辺りから加速し始められるようにしていきたい。
- Beau Rivage(ボー・リバージュ)(3)
きつい登り勾配の緩いS字コーナー。最短距離を走る感じで可能な限り直線的に進みたい。
- 因みに現実のF1級ではハンドルを絶えず左右に細かく切り続ける必要のある意外な難所。
- Massenet(マッセンネ)(4)
GT5のガイドラインのブレーキングポイントはほぼ無視して構わない。AIのブレーキングも早いので、オーバーテイクがしやすいポイントの一つである。
コーナーの終わりで膨らむと次のカジノコーナーで態勢を崩しやすいので、最初はアウト側、後半はインを走ろう。
- Casino(カジノ・スクエア)(5)
グラン・カジノ前の広場を回り込む右コーナー。
ここはAIですらスピンすることがあるスピン多発地帯なので、アクセルワークには注意。アウトインアウトを心掛ければよい。壁の接触には気を付けること。
- Mirabeau Haute(ミラボー)(6)
下りながらの右回り。
現実では路面が荒れている地点であり、挙動を乱すドライバーも少なくない。
- Fairmont Hairpin(フェアモント・ヘアピン)(7)
内側の縁石は高く、姿勢を崩しやすいので乗らない方がよい。
車によっては一速に入れることになる。
GT5では鈴鹿のヘアピン同様、比較的オーバーテイクがしやすいポイントである。
- 旧名称のロウズヘアピンの方が有名な下りの超急ヘアピンコーナー。名前の由来はロウズ・ホテルに由来。ホテルの改名に伴い「ロウズ・ヘアピン」「グランドホテル・ヘアピン」「フェアモント・ヘアピン」と変遷してきた。
他に、近くに鉄道(地下鉄)の駅があることから"ステーション・ヘアピン"の名前でも呼ばれる。
- Portier(ポルティエ)(9)
ヘアピンから急に下って迎える右コーナー。
ほぼ直角のコーナーだが、下りで速度が乗っているので思わぬブレーキングミスに注意。
- Tunnel(トンネル)(10)
超高速の右コーナーで、モナコ最高速を計測する地点。
ハイダウンフォースのレースカーならどうとでもない地点だが、市販車レベルだと途端に厳しくなる。
- 現実では路面が荒れており、ドライバー側からの要望で2011年のF1から採用されているDRSが使用禁止になった。GT5内では特に感じないが。
- Nouvelle Chicane(ヌーベル・シケイン)(11)
昔は右側から左側に抜けるだけの高速シケインだったが、1986年から今のレイアウトになった。
突っ込みすぎると、コーナーの脱出時に減速してしまうため、ここは素直に曲がろう。
AIが壁に突き刺さりやすい地点その1。高レベルのB-specドライバーでも例外では無いので注意。
- ゲームでは壁が設置されている。おそらくショートカット防止のため。
- Tabac(タバコ)(12)
通称タバココーナー。意味はそのままで、正面のスタンドの裏手あたりにタバコ屋さんがある。
ブラインドの中速左コーナー。
- Louis Chiron(ルイ・シロン)(13)〜Piscine(14)
この2ヶ所まとめて"プールサイドシケイン"と呼ばれる。由来はそのまんま。ただし空撮映像でもなければ見えないが。
縁石が低めなため積極的に縁石を使い通過速度を上げて行きたい所だが、壁が近く難所。
- La Rascasse(ラスカス)(15)
緩く左に回りながらのブレーキングになるので、後輪駆動車は挙動を乱しやすい難所。
ブレーキングが遅れると膨らんでしまいタイムロスになるので注意。
- Anthony Noghes(アントニー・ノーズ)(16)
AIが壁に突き刺さりやすい地点その2。最後の最後でAIが壁に刺さって順位が入れ替わることも珍しくない。もちろん自車も例外ではないので、並んだ時もあまり粘らないようにしよう。
開催される主なレース
現実で開催される主なレース
- F1 モナコGP
- F3 ユーロシリーズ
- WRC 世界ラリー選手権(主にラリー・モンテカルロのエキシビジョン・コースとして)
グランツーリスモ5内で開催される主なレース
小ネタ
- F1等では"モンテカルロ市街地コース"と呼ばれるが、名称の権利上「コートダジュール」となっている。
(道幅が現実より広いほか、細部も異なっているが、レイアウトは一緒)
スペック2からピレリの看板が登場。
- F1等では「モンテカルロ市街地コース」と呼ばれるが、名称の権利上「コートダジュール」となっている。
(道幅が現実より広いほか、細部も異なっている。レイアウトはピットの出口が異なる他、ラスカスの入り口が現在のレイアウトよりもややきつめになっている)
- ver2.0からピレリの看板が登場。
- F1モナコGPについて、日本人F1パイロットにとっては長らく"完走すること"が最大の関門であった(1987年、日本人として初めて挑戦した中嶋悟氏は予選17番手・決勝10位)。
ちなみに今までの日本人最高位は、2011年度の小林可夢偉選手の5位である。
- 建物の窓に映る背景が、日本の東京都になっている(東京・ルート246の窓に映る背景を使いまわしている。他にロンドン市街地コースにも同様のテクスチャを使用している)。
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