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登場人物 Edit

ネタバレ注意。
仲間の公式解説については仲間を参照のこと。


特別課外活動部 Edit

主人公が所属し、シャドウと影時間の謎を探るためにタルタロスを探索する事になる。
略称はS.E.E.S.[Special Extracurricular Execute Sector] 仲間達の左腕の腕章には全てこのS.E.E.S.の文字が書かれている。
ゆかりを中心に部長の美鶴に対する猜疑心が深まって、美鶴と顧問の幾月から戦いの理由を語られ、各々の戦う意義を見出せなくなったり、絶対に勝てないというニュクスの存在を知る、などによりぎすぎすとした雰囲気になる場面があるが(この両方の場面ではタルタロスの探索中断を強いられる日々が多いうえに、その直後に期末テストや物語の真相が語られる屋久島旅行があるので、この頃はそれらの相乗効果でどうしてもタルタロスの探索が満足に行えなくなってしまう。)、互いの気持ちを一つにすることでそれらを乗り越えていく。
物語終盤ではニュクス討伐が目的となる。

主人公:男 (CV:石田彰) Edit

10年前事故で両親を失い、郊外の親戚に引き取られた過去を持つ少年。
家庭の事情でかつて住んでいた町に戻ることになり、月光館学園高等部に4月から転入することになる(クラスは2年F組)。
入学とほぼ同時に巌戸台分寮での生活を始めるが、謎の怪物「シャドウ」の襲撃を受けて「ペルソナ」能力を覚醒させる。
本作で使用出来る武器は片手剣のみ。
青い携帯音楽プレイヤーがトレードマークであり、OPでは「Burn my dread -Last battle- 」を聴いているのが確認されており、風花からプレゼントされた特製のイヤホンの音質の違いを認めるなど、かなりの音楽好きらしい一面を持つ。
両親を失っているせいか、どことなく影のある印象を持ち、細身で繊細な容貌から、度々、校内の女生徒に憧れの眼差しを送られるが、その実、巨漢のグルメキングをも唸らせるほどの大喰らい。
曽我部修司氏作の公式漫画では、ワックでペタワックセットを頼むくらいネタにされている。
(余談だがペタは10の15乗倍=1000兆倍。スポーツバッグほどのコーラ&ポテト、画面に収まらないハンバーガーの塔がセット内容。)
公式漫画における名前は「有里 湊(ありさと みなと)」。
選択肢にかなりの確率で「どうでもいい」が存在し、どこか無気力な印象が否めないが、運動部では入部後まもなく、ホープである宮本以上のエースとして認められる他、吹奏楽(チェロ)や写真をたしなみ、縁のないはずの裁縫すら難なくこなすなど、その実ポテンシャルは高め。
それが災いしてか、面倒事に巻き込まれやすく、授業中に集中砲火を浴びたり、生徒会などの厄介な仕事を任されたりもする。
旧作では、S.E.E.S.メンバー(人間のみ/バックアップの風花、兵器であるアイギス、犬のコロマル除く)の得意武器全てを扱えるほどの器用さに長けていた。
無気力な印象のある反面、「何が言いたい」等と少々高圧的、挑戦的な発言の選択肢も多いが、年頃の少年らしく、エロスな事柄には素直に反応し、屋久島でのナンパにも参加している(特に積極的ではなかったが)。
ペルソナを抜きにしても、喧嘩の腕は確かで、ゆかりに絡んだ不良をあっけなく返り討ちにするほど。

また、校内の女性とコミュを上げると強制的に特別な関係になってしまうため全コミュMAXを狙うと5股することになる。
プレイヤー間での愛称はキタロー等。外見およびイゴールのCV担当から連想されるようだ。

初期ペルソナ:オルフェウス アルカナは「愚者」

主人公:女 (CV:井上麻里奈) Edit

4月より月光館学園高等部へ転入してきた2年生(クラスは2年F組)。
幼い頃に事故で両親を失い、親族に引き取られて郊外に移り住んでいたが、10年ぶりにかつて暮らした街に戻ってきた。
入学とほぼ同時に巌戸台分寮での生活を始めるが、謎の怪物「シャドウ」の襲撃を受けて「ペルソナ」能力を覚醒させる。
使用武器は薙刀。
男主人公と同じく、常に携帯音楽プレイヤーを持ち歩き、赤いヘッドフォンがトレードマークとなっている。
ぱっと見、単純なポニーテールのようにも見えるが、降ろすと相当に長い(初期所持ペルソナであるオルフェウスと同等)とのことで、夜会巻きのように髪をアップにしていると思われる。
男主人公同様、ルックスの良さは誰もが認めるところで、特にスタイルは抜群であるため、男子からの人気をゆかりと二分し、そのためか盗撮騒ぎも起きるほど。
選択肢に多いのは「仕方ないよ。」&「バッチリ!」、など、男主人公に比べて前向きで素直なものが多い。
ゆかりと美鶴の会話からも、男主人公とは違い明るい性格らしいこと、ストーリーの選択肢からかなりの天然であることが伺える。
そのせいもあって、男主人公以上に仲間たちと積極的に関わることになり、リーダーとして彼らと交流を深めなくてはという責任感から、男主人公ではほとんど関わることのできなかったS.E.E.S.メンバーたち
飽くなき力を追い求める先輩の真田や、どこか近寄りがたい雰囲気を漂わせる上級生の荒垣、他人と壁を作っている小学生の天田、忠犬として力を貸してくれる柴犬のコロマルとのコミュを可能にしている。
(その代わり、文化部には定員が満員で所属できない、グルメキングや他校のエース、マネージャーの結子とはコミュがない)

男主人公でも同様にコミュのあったメンバーとの関わり合いもそれぞれ微妙に異なることになり、
序盤、どこかそっけない態度を取ることの多かったゆかりは、同性ということもあって、すぐに名前呼びになり、順平に代わって行動を共にすることも多く、より親しみを持って接してくれるようになっている。
美鶴は同じ同性でありながら、リーダーとして活躍することに期待をかけており、風花は戦闘指揮だけでなく、女性らしいこともなんなくこなせることへ尊敬の念を抱いている。
コミュの大半が何かを食べにいくというイベントが多く、痩せの大食いと何度か称されているが、エリザベスとのイベント・真田とのコミュなどで音を上げている描写もあるので、男主人公のように度を越した大食漢ではない模様。
また、野菜類が苦手なようで、荒垣に指摘を受けることもある。
勉強・恋愛・スポーツ・委員会・生徒会・料理・裁縫・ピアノ・ゲーム等なんでもそつなくこなせるのは、男主人公と変わらず。
特に料理は、レシピ本を見ただけで作ったお菓子がコミュキャラクターの間で好評を博したり、天田にオムライスを作ってあげてとても喜ばれるなど、なかなかにセンスがいい模様。

男主人公とは異なり、コミュMAXにしても強制的に4股になることはなく、順平を除く異性のS.E.E.S.メンバーとのみ恋仲になることができる(3股も可能だが、選択制である)。
当然、進め方にもよるが、最終的にはテオドア(エリザベス)、小田桐、べべ、アイギスなどからも想いを寄せられることになるが、特別な関係になることはない。

プレイヤー間での愛称はハム子など。初報画面写真の名前が「主人 公子」だったため、待ちきれない人達が呼び始めた。

初期ペルソナ:オルフェウス アルカナは「愚者」
男主人公のオルフェウスと名称は同じだが、体色や髪の長さが異なる。そのせいか、ペルソナ全書においてオルフェウスは男女別枠扱いとなる。

岳羽ゆかり(たけば ゆかり):女 (CV:豊口めぐみ) Edit

主人公のクラスメイト。
性格は勝気で、明るく前向き。ちょっと怒りっぽい。だが意外と臆病で怪談・幽霊等が大の苦手。
女主人公の場合は、同性、そして似た境遇ということで、親近感を持たれ、すぐに名前呼びになり、男主人公に比べるとかなり早い段階で恋愛のコミュが発生し、何でも話せる親友として打ち解けてくれるようになる。
男主人公の場合は男にだらしない母親のことから、男性に対する不信感や警戒心がなかなか抜けず、恋愛コミュ発生は屋久島でのバカンスで心情を吐露してからになる。
ペルソナ能力を見いだされているが、主人公が編入したときは恐怖からかペルソナを呼び出せずにいた。
桐条財閥の技術者であった父、詠一郎の死の真相を探るため、桐条財閥がバックの月光館学園に入学。
可愛らしい容姿(加えてスタイルもかなりの高レベル)、明るい性格から友達も多く、学園での人気は高い。宮本も密かに憧れている。
女主人公の場合、ゆかりと主人公が2学年のツートップであることが順平により語られる。
しかし家庭環境は複雑。父が死んでから変わってしまった母親をとても軽蔑している。
それを反面教師としたのか、かなりのしっかり者である。
故に女主人公がボケた言動をしたり、順平にノセられたりすると、さりげなくフォローに回ってくれるようになる。
弓道部所属で、使用する武器も弓。
風属性の魔法が使えるが、回復が主体なので威力はそれほど期待は出来ない。

料理は出来るが、ありあわせのものからでっち上げるのがメインなためか、本人はあまり人に知られたくないらしい。失敗作をコロマルにあげて嫌がられるシーンの方が印象が強いので、いまいちそういうイメージを持ってもらえない感があるちょっと可哀想な子。
ドラマCDでは美鶴の部屋のAV機器の操作に習熟していたり、美鶴買い置きのお茶の種類・残量をきっちり把握していたり等、嫌がる本人の態度とは裏腹に実は結構メイド向きなのではという疑惑が浮上している。
(室内ビデオでメイド服を着用しているシーンがあるため、全キャラ中唯一メイド服の立ち絵が存在する。)
父親の死の疑惑から、美鶴には距離を置いていたが、父の死の真相を切っ掛けに自ら歩み寄り、美鶴を立ち直らせた。
キレる、とにかくいきなりキレる。慰めたらキレる。助けたらキレる。これが原因であまり印象がよくない部分も。
これは他人に依存しすぎる事に母親を連想してしまうため、自ら作った他人との壁を乗り越えられる事に不快感があるためだと思われる。
その為、自分でなんでも背負い込みがちで、美鶴や特別課外活動部に対する疑問もずっと自分一人で考え込んでいた。(風花はその過程で裏を取るための協力者)
主人公にもそのことで意見は求めたが、相談はしてこなかった。

初期ペルソナ:イオ→覚醒後:イシス アルカナは「恋愛」

伊織順平(いおり じゅんぺい):男 (CV:鳥海浩輔) Edit

主人公のクラスメイト。転校生である主人公にまっさきに話しかけてきた、気さくで明るくお調子者の少年。好みは年下らしい。
彼も中2の時に学園に転入してきた。
駅前広場はずれの不良のたまり場で助けられて以来、荒垣を尊敬している。
死んだ荒垣を迷惑がる上級生に対しマジギレするほど。
使用する武器は大剣。中でも刀がお気に入りだとか。伝説の剣を欲しがっている。
斬撃・打撃・貫通属性と物理攻撃属性が全て揃っているので、物理攻撃が強いこのゲームではわりと使い勝手はいいのだが、タルタロス序盤では弱点の風系を使うシャドウが多いため、スタメンを外されることも少なくない。

P3Pでは主人公の性別によってかなり態度が違う。
男主人公に対しては、リーダーの座を巡ってのライバル心むき出しなのは相変わらずだが、女主人公の場合は、まっさきに魔術師のコミュが発生するし、その中で何かと親身に接してくれたり、盗撮騒ぎが起きた際に順平ひとりでなんとかしてくれたりと、女主人公に対しては基本的に「気さくないい奴」として描かれている。
だが、その一方で女性である主人公がリーダーであることにこだわりを捨てきれず、美鶴やゆかりに叱責を受ける場面も少なくない。
ようやくそれを全面的に受け入れられるようになるのは、男主人公と同じく、最終決戦の直前である。
微細な違いはあれど、主軸のストーリーは変わらないので、一定時期、態度を硬化させ、女主人公の場合、コミュ停止に陥ることになる。
主人公がS.E.E.S.加入後、影時間のコンビニの中でマジベソかいてたところを真田に助けられ、理事長の推薦でそのまま加入。
ペルソナ発現に抵抗があったゆかりに比べ、なんの抵抗もなくあっさりとペルソナを発現させる。
他の仲間達が確たる目的を持ってS.E.E.S.に参加しているのに対し、たまたま特別な力を得た順平は、ずっと憧れていたヒーローになったと錯覚してしまう。
目的が定まってない故に揺らぎがちで、自分よりも遙かに優れたペルソナ能力を持ち、咄嗟の判断力や戦闘指揮能力で、周囲から一目置かれる存在となった主人公に嫉妬したり、なんとか認められようとして勝手な行動に出たりするトラブルメーカーでもある。
覚醒後、戦う目的を得たあともニュクスの存在に対し、達観する(しようとしている)仲間達を不安から批判したり、事の発端となった主人公に八つ当たりしたりと弱い面を見せる部分は賛否両論。
旧作での本音が主人公への友情を口にした直後の出来事であり、主人公でもどうしようもできなかったことをただ一方的に責めるという、あまりに苛烈な内容だったためか、女主人公に対しては若干ソフトな表現になった。
それでも、あとでちゃんと謝ってくるあたり、素直でいい奴ではないだろうか。
ゆかりにも指摘されているように悪い意味での「子供」だが、自分への苛立ち・チドリとの出会いと別離(別離の時に初期ペルソナの「ヘルメス」とチドリのペルソナ、「メーディア」が融合することで、「トリスメギストス」へと覚醒する)、死の恐怖等、そのたびに八つ当たり・ふさぎ込みを繰り返しつつもどうにか乗り越え、成長を見せる姿は、他の仲間の誰よりも等身大で人間的である。

年相応の健全な少年らしく、ゲーム・ラーメン・女性陣の話題大好き。
プレイしているゲームは「デビルサマナー」のもよう。
帰宅部所属で、時間が余ってる割りに部屋は美鶴曰く「住めないだろ!」クラスの散らかり放題の不精人。
これが原因で警察沙汰になろうとはまさにお手上げ侍。あの部屋でよく綾時を入れられたものである。
小さい頃の夢はメジャーリーガーで少年野球にも所属していた経歴がある。
そのせいか待機時の構え、クリティカル演出はバッターのような動作である。
ゆかりとは対照的に不良・ナイフ等現実的なものを恐れる。

学校の成績はいつも下の方。授業中は常にボーッとしており、教師から質問されると主人公に助け舟を求める。
コミュでは思わせぶりな態度を取っておきながらも、女主人公とは友人だと言い切っており、チドリのこともあってか、思い切って告白してもフラれる唯一の存在である。
ある意味、真田以上の朴念仁であり、また一途だともいえる。

P3のネタの宝庫として好評を博してる。
「空気詠み人知らず」「お手上げ侍」「ブチギレ侍」「イソガシ侍」等の名(迷?)台詞、LVUP時の「テレッテッテー♪」、順平アワーは大好評(?)
学園生活においてもナンパ、覗き、はいてない事件など定番のネタに走ってくれる。
海でも風呂でも帽子をかぶっている様はまるで某悪魔召喚士一族の十四代目。
魔術師のアルカナにふさわしく話術に独特のセンスがある。
残念な事にナンパ勝負ではそれが発揮出来なかったようだ。

初期ペルソナ:ヘルメス→覚醒後:トリスメギストス アルカナは「魔術師」

桐条美鶴(きりじょう みつる):女 (CV:田中理恵) Edit

月光館学園3年生の生徒会長で、フェンシング部主将並びに、特別課外活動部部長でもある。
桐条グループの令嬢で、桐条グループは学園の設立母体である。
幼少時のある事故を契機に、ペルソナ召喚能力に目覚める。
真田とは中等部からの戦友で名前で呼び合う。

主人公たちがS.E.E.S.に加入した当初はバックアップを担当しており、探索パーティのメンバーとして使えるようになるのは、自分に代わるナビゲーターとして風花が参加してからとなる。
使用する武器はレイピア・突撃槍を含む突剣。ただし攻撃属性は斬撃。
クリティカル時には「出直して来いっ!」と叫びハイヒールでケンカキックをお見舞いする女帝。
攻撃・魔法・回復・ステータス異常が使えるオールラウンダー。
唯一コンセントレイトを覚えるが、突出した能力がないため、後半はやや力不足になり気味。

何かあると得意のブフで「処刑」する。小説においては共同浴場で鉢合わせした真田が処刑され、トラウマになっている。
本編でも温泉で男性陣を発見したときは、「しょ、処刑する!」と叫んだのち氷付けにしたらしい(順平談)。(P4Uではこの処刑が必殺技として登場する。)

大型のオートバイを愛用しており、影時間でも走行出来る通信機材を詰んだ"特別製"のバイクを操る。
ファッション雑誌に興味を示すようになり、可愛い系の服を見ては着てみたいと思っている。
女帝のコミュでは、美鶴の置かれた微妙な立場や、そんな彼女のことをきちんと女性として扱ってくれる男主人公、美鶴と同じく女性でありながら、リーダーを立派に務めあげる女主人公に特別な思い入れを持つ様子が描かれている。

ちなみに桐条は旧作に登場した"あるキャラ"の分家にあたる。
中等部時代まではいかにもお嬢様なドリルヘアーだった。

初期ペルソナ:ペンテシレア→覚醒後:アルテミシア アルカナは「女帝」

真田明彦(さなだ あきひこ):男 (CV:緑川光) Edit

月光館学園3年生。ボクシング部主将。
ストイックな性格で、シャドウとの戦いもトレーニング的な感覚で行っている。
火事で妹、美紀を失ったことで自分の無力さを思い知り、それから力を求めるようになった。
ボクシング自体に思い入れはなく、強くなれればそれでよかったらしい。
得意な武器は拳。ボクシングのグローブの他に握部と刃が一体化したカタール系の武器・サインティ(セスタスと刃が一体化したもの)も装備する。
最初は一つだけ体術を覚えるが、雷撃魔法・敵を弱体化させる魔法が中心になっていく。
主人公の武器固定に伴い、ほぼ唯一の打撃属性の使い手になったため、要所要所で重宝するキャラ。

体を鍛えること以外には疎い模様で、ファッションセンスは微妙の一言。
黒手袋にスーツと、普段着は中々シャンとしているのに、屋久島ではシャツにブーメラン水着で周囲をドン引きさせ、しかもそれをタルタロスで着用させても、動きやすいと好感触を示すなど、なかなかのキワモノぶりを見せる。
赤が好きなのか、真っ赤なベストを愛用し、普段着にも赤を選択することが多い。
とはいえ、イケメンと呼ぶにふさわしい非常に整った容貌と超高校生級のボクサーということもあって、同じ学校の女生徒にモテモテだが、当の本人はどこ吹く風といった様子。
しかし、このファンクラブは、女主人公との星のコミュ開始の際に壁として立ちふさがり、魅力がそれなりに高くないと、彼と下校することさえままならない。
「追っかけの女子のあしらいなら慣れている」と豪語しているが、ナンパのセンス、異性との会話のセンスは全くない。(どうしてもボクシング関係に話がずれてしまう。)
コミュでもそれはいかんなく発揮され、大人びた天田や不器用だが純情な荒垣に比べて、恋を自覚させるためのフラグがいくつかあり、それを全て通過しないと、自分が恋していることにいつまでも気づかないままで、特別な関係になることができない。
女主人公を美紀と重ねて見ていたこともそれに拍車をかけていたようだ。
負けず嫌いで、ナンパ勝負で順平と引き分けた(?)のが未だ納得いかない模様で、雑誌を買ってまで研究しようとして結局挫折したのが監視カメラの映像から見てとれる。

荒垣曰く「メシとプロテインを並べて食べる」。 巌戸台商店街の海牛の牛丼が大好き。

体育館を体育倉庫と取り違えて、主人公に突っ込まれたり、映画で見た火炎パンチ・ワイヤーアクションを実際の技と思い込むなど、実はクールと見せかけた天然である。

親友・荒垣を失った(あるいは意識が戻らなくなった)ときの号泣は、普段クールな真田にとって初めてユーザーに見せた激しい感情だった。それ故に涙したユーザーも多いだろう。
なお、本作を原案としたテレビアニメ「ペルソナ 〜トリニティ・ソウル〜」では、10年後の真田に会えるぞ!
高校時代以上に食事・健康に気を使い、アイドルに詳しくなっていたりコアな趣味が増え、相変わらず牛丼が大好き。

初期ペルソナ:ポリデュークス→覚醒後:カエサル アルカナは「皇帝」

山岸風花(やまぎし ふうか):女 (CV:能登麻美子) Edit

名前発表前は「オペレーターの人」と呼ばれる(通称オペ子)。
月光館学園2年E組の生徒。
ペルソナは情報支援特化型。故に戦闘には参加しないが、経験値は主人公が獲得する経験値を風花もがっつりと貰える為、ほとんど意味がないが、レベルはぐんぐん上がっていく。

明るく勝気だが怒りっぽいところがあるゆかり、クールビューティな女傑、美鶴に対し、謙虚で控えめな性格、はかなげな印象を受ける色白で華奢な癒し系と言うべき風花のキャラクターは、S.E.E.S.の女性陣では静と動でいうと、静の部分の担当となっている。慈愛の化身である地母神が多い女教皇のアルカナ所以か、自分をいじめた同級生の夏紀ともその後親友になれるくらい寛容性があり、後半で夏紀が家族の事情で遠くに転校してからは、当初見せていた内向的な性格が包容力のある性格に変わった(初期のペルソナである「ガラス工の守護聖人」ことルキアから、ローマ神話における「家庭の神」・ユノに覚醒したのも、その一環といえる。)とゆかりが驚くほどである。
何かとぶつかりあう寮の面々の中で、ただ一人フォローに回る気苦労の絶えない人。
主人公をリーダーとして尊敬しているため、男主人公とは特別な関係であっても、女主人公とは同性としての友達付き合いがあっても、公私混同はせず、戦闘ナビやタルタロスに関しての報告はほぼ敬語で行う。
ただ、ナビゲーターとしては、情報伝達で重要な「解りやすく短く」が出来ていないために、戦闘中は他の仲間の台詞に遮られることが多い。
ちなみに、タルタロス6層を進むことで進行する審判のコミュはランクアップのタイミングでいちいち風花が声を掛けてくるので、(このコミュの性質上、このときの風花のセリフは普段に比べれば熱いセリフが多い。)審判コミュでは、ある意味進行役と化している。
また、コロマル絡みのイベント(一緒に風呂に入ったり、コロマルのコミュイベントで、コロマルについて女主人公と語り合うなど)でも結構見せ場がある。

夏紀ら数名の同級生からいじめにあってしまい(コミュイベントの中で「4月初旬に本屋で高い棚にある、参考書を取ろうとしたらそれがカバンの中に落ちて、その様子を万引きの証拠写真のような形で同級生に携帯で撮られてしまい、「この写真、親に見せるよ」と言われた」と語る場面があり、それがいじめの発端となった模様。そのため、本屋に行く際のちょっとしたトラウマともなったようだ。)、それが原因となりタルタロスに迷い込んでしまうが現実時間で10日ほど(厳密にはタルタロスが出現している10日分の影時間の合計時間なので丸々10日間ではないが、その間周囲には失踪、親には江古田の手により病欠扱いとみなされた。)シャドウに見つかることなく一人で持ちこたえ、その後捜索に来た主人公たちに発見、保護される。
そして、その帰り道タルタロスのエントランスに大型シャドウと、自分の非を認め風花に謝ろうとした夏紀がシャドウの呼び声に誘われ乱入した際、夏紀を助けようとしてペルソナを発現させる。(なお、P3の本編のシナリオ中においてペルソナ発現の詳細がはっきり描かれているのは、主人公と風花のみである。)この一件を経て、美鶴に代わりバックアップ担当としてS.E.E.S.に加入することになる。
自分の居場所を作ること、人に認めてもらうことに懸命で、S.E.E.S.に参加したのもそれ故だが、内気で何事にもネガティブな性格の自分を変えたい、と一念発起した為でもある。実際に夏紀や、S.E.E.S.の面々(特に主人公)との交流の中で描かれている精神面の成長は、本人も確かな手ごたえを感じているようだ。

主に女教皇のコミュで語られている通り、料理に興味はあるが味音痴で調味料などもちゃんと量らずどんぶり勘定で入れる。女主人公の時は料理同好会の会長。
荒垣によると料理の基本が出来ていないのにアレンジに走るから失敗するという、俗に言うメシマズ。(P4のアレと比べればまだまだマシだが・・・。)
天然の食材取り違えとでたらめな調味料投入、勘違いのアレンジの相乗効果は、拾ったミステリーフードを貪り食う主人公にすら食べるのを躊躇わせる異次元料理を創り出す。その味たるや、真田にすら殺人料理と言われる有り様。(出典・ドラマCD)
女主人公と同じレシピのものを作っていても、その仕上がりに雲泥の差があることに度々落ち込む。
荒垣の調理に張り付きながらメモを取りまくる様は、さながら料理番組のアシスタント。
それでも女教皇コミュの後半においては度重なるトライの甲斐もあって、なんとか食べられるレベルのものは作れるようになる。
戦闘には参加しない風花にとって、料理への挑戦はある意味、風花単独で挑む戦闘(?)と独自の成長の記録として、描かれている感がある。

しかし、料理の腕前とは対照的に、パソコンを始めとした精密機械には滅法強く、そのペルソナ能力にとどまらず、ハッキングやクラッキング等の専門技術を駆使した情報戦略にも長けており、寮では常にノートパソコンを携えている。
この他に植物や薬品にも詳しい。
自前の半田ごてを持っている他、市販のイヤホンより高性能のイヤホンを自作したり、幾月が改ざんしたゆかりの父の記録を復元するという高等技術も持ち合わせている。

初期ペルソナ:ルキア→覚醒後:ユノ アルカナは「女教皇」

アイギス:女性型 (CV:坂本真綾) Edit

名前発表前は「ロボ子」。
ペルソナを扱うために「自我」を与えられたシャドウ制圧用兵器。
腕はアタッチメントアームになっており、指機関銃・ロックバスターに換装可能。
攻撃力はいまいちなのだが数々の味方強化魔法と回復魔法を覚える。
耐が高く、貫通攻撃に耐性(覚醒後は無効)を持っている。反面、素早さが低く、機械のために雷撃攻撃には弱い。ゆかりさんと、ややおそろいであります。
アイギスの名もアテナが持つ盾【イージス】から来ており、まさにパーティの盾といったところ。(このゲームに敵の攻撃を一手に引き受ける概念はないのだが)
アイギス自身も「守る」こと(主に主人公を)に執着している。
10年前のあの日以来、研究所でずっと眠りについていたが、主人公が仲間たちと共に屋久島を訪れたことから、突如として起動し、脱走。主人公を付け回すように。
幾月によって正体が明かされたのちは、以来、彼らと行動を共にするようになる。

耳の部分にファンがついている。
機械部分を隠せば外見はほぼ人間と区別がつかない。
その見た目は、朴念仁の真田ですら「可愛い」と称したほどの美少女で、順平と真田にナンパされるも、まるで関心を示さなかった。
普通のロボットと言うよりは、自動人形(オートマトン)+最先端科学テクノロジー。
屋久島から連れてこられてしばらくの間、騒ぎになることを恐れた美鶴やゆかりなどから寮の外に出ることを禁じられていたが、それでは主人公を守れないと判断し、後にクラスメイトとなる。
機械部分を隠すためか夏なのに冬服である。制服を「学園用迷彩」と言う。
知識は戦闘に特化しているので、学校の成績はあまりよくない。FESでのステータスは「偏っている」。
召喚器はボディに内蔵されている。
オルギアモードという戦闘機能があるがすぐにオーバーヒートする。
コロマルとは仲が良い。
FESでは「なるほどなー」に続いて「やっほー」を実装した。
部屋は試作型の弾薬をそこらにバラ撒く等非常に殺風景。
胸のリボンがある部位の内側に人格のコアと言うべき装置(パピヨン・ハート)がある。
覚醒前は主人公の部屋の鍵をピッキングして、様子を見に来たりする(男主人公のドラマCD・女主人公の監視カメラ)。
望月綾時が現れたときいきなりダメ出しをするが、自分自身も何故彼が駄目なのかが解らなかった。

登場してからしばらくの間は人間性が希薄で合理性などを追及していたが、荒垣の離脱後から少しずつ「その考えが合理的だとわかっていても納得しきれない」と人間らしい感情が芽生えてくる。
後に本性を現した幾月にコントロールされるも、土壇場でその呪縛を振り切り、その後はいくつかの場面で謝罪をしたり、贖罪として今まで以上に頑張ると言ったりする。
覚醒後も(覚醒してからは永劫のコミュが発生するが、コミュコンプの際は必然的にトリを飾る事が多い)やはり主人公一筋である。性別は関係なく。
よって、女主人公相手だと、自分が機械であり、また同様に女性型であることを嘆くなど、同性愛を思わせる過激な発言がいくつか飛び出す。
余談だが、装備の中にP4Uで登場した姉にあたる機体「ラビリス」のお下がりと思われるものがある。
そしてFESでは彼女の妹であり、同時に「アイギスの影(シャドウアイギス)」と呼べる存在の「メティス」が登場する。
そして、FESではなんと「ワイルド」の力に目覚める。

初期ペルソナ:パラディオン→覚醒後:アテナ アルカナは「戦車」 
FESのアイギスストーリーではオルフェウスが初期ペルソナとなる。

コロマル(虎狼丸):オス (CV:?) Edit

神社の神主が生前飼っていた忠犬。その忠犬ぶりはゆかりに「犬にしておくのが勿体無い。」と言わしめるほどで、剛毅のコミュでは一時期の自分と似た境遇のノラ犬に対して自分のエサを持ってくるといった、他の犬に対しても面倒見のいい一面を見せている。
主人を事故で失って以来ノラ犬だったが、ペルソナ能力を発動させ共に戦うようになる。
事故が起きてからは神社の周辺にいたが、仲間になってからは寮で過ごしている。
得意な武器は短剣。
短剣を口に咥えて戦う姿は、昔ヒットした某犬が熊と戦う漫画のようだ。
攻撃力が低く、回避・命中が高い。近接攻撃ではいまいち輝けないが、ムド系とムドブースタ(アイギスからはこの部分から「白い悪魔」と例えられている)、アギ系とマハラギ系と火炎ハイブースタ、マハスクカジャを覚えるので魔法中心の戦闘になる事が多い。

ペルソナが地獄の番犬「ケルベロス」故か悪人に対しては懐かない。
幾月に特別課外活動部が捕らえられた際、コロマルが幾月が持つアイギスのリモコンを奪うシーンが無印とFESに存在したが、P3Pではなくなっており、その間何をしていたかは定かではない。
首の横についているのが召喚器。背中の羽飾りはゆかり達の趣味。
歯茎を剥き出しにするとちょっと怖い。
意思をアイギスに通訳してもらっており、「自分も学校に行きたい」「いつも似たような食事で飽きた」とアイギスを通じて訴えてくる事もある。
また、風花と一緒に風呂に入って洗ってもらっている(女主人公とも時々入っている)。
主人公(女主人公とは剛毅のコミュが発生する)、アイギス、天田、風花、荒垣などとは特に深い交流を持つ。
走るのが速いので、散歩に付き合うゆかり・天田は大変。

見たい映画は「漢たちの戦い・最終章」。義理堅い漢なのかと思いきや、2階で女子話に混ざっている時ににやけ顔で息が荒くなったことから助平の可能性アリ。

犬種は柴犬。アルビノなので体毛が白く眼が赤い。

ペルソナ:ケルベロス アルカナは「剛毅」
最後まで完全離脱しないNPCでは唯一ペルソナが覚醒しない。

天田乾(あまだ けん):男 (CV:緒方恵美) Edit

名前発表前は「チビ太」。

11歳の初等科5年生。得意な武器は小柄な体格をカバーをする為の槍。
幾月にペルソナ能力を見出され、部活寮に入り活動することとなる。
生意気だが正義感が強く、真田に憧れを抱いている。
長大な槍をなんなく扱い、しかも2撃目にはアクロバティックな蹴りまで繰り出すなど、小学生とは思えない身体能力の高さを誇る。
ゆかりに次ぐ回復スキルの持ち主。体術も一応覚えるがさほど強くない。
雷魔法も使えるがマハジオ系を覚えないのでいささか活躍の場が限られる。
ハマ系と、ハマブースタを覚えるので回復・ハマ系が戦略の中心となり、ハマ系が効かない相手に対しては他の技で対処するタイプだろう。

女性に対してとても恥ずかしがり屋。半ズボン。
他人に対してあまり心を開かない傾向にあるため、コミュを始めるためには勇気が最大値でなければならない。
正義のコミュの進行につれ、一緒に食事をしたり、優しく励ましたり、親身になって話を聞いてくれる女主人公に母親を重ねてしまうのか、彼女にだけは素直になると同時に、ほのかな恋心を抱くようになる。
母子家庭だったが2年前に荒垣のペルソナが暴走したことによる事故で母親を失い、親戚からの援助のみで寮住まいをしている。
大人ぶってブラックコーヒーを飲んでいるが、実際は特撮ヒーローものとかが好きな年相応の少年。
コーヒーはこっそりミルクを入れているもよう。
実は自室でこっそりハムスターを飼っている。初等科寮では飼えないので、戦いが終わった後のことが悩み。
大人という存在に特別な意識を持っており、「大人は」「大人なのに」とすぐ口にする。

S.E.E.S.に参加したのは、実は母親を殺された復讐のため。
しかしタカヤから荒垣の命が残り短い事を聞かされ、復讐の意味を無くしてしまう。
母親を亡くしてから復讐だけが生きる目的となっており、復讐を果たしたら自ら命を絶つつもりでいた。
それを察した荒垣から、死に際(あるいは意識を失う前)に自分のために生きる事を諭される。
その後少しの間荒垣が死んだ場所の近くで思い悩んでいたがのちに新たな目標を見つけ、再び合流する。
初期のペルソナが俗に「復讐」を司る(厳密には義憤を司る)ネメシスで、新たな目標を見つけた時に「黄道」を司るカーラ・ネミに覚醒したのは、「復讐」に囚われていたかつての自分との決別を表していると思われる。

初期ペルソナ:ネメシス→覚醒後:カーラ・ネミ アルカナは「正義」

荒垣真次郎(あらがき しんじろう):男 (CV:中井和哉) Edit

通称ガキさん。真田の幼なじみで同じ孤児院の出でもある。

真田のことをアキと呼び、真田からはシンジと呼ばれるほどの仲であるが、ある事件が起因して、こじれてしまった。
6月の「溜まり場」での一件以来、順平が憧れ、尊敬してやまない人物。
ゆかりや風花からも、近づき難いが、優しい人だと思われている。
美鶴のことは桐条と呼ぶ(散歩時に判明。ドラマCD「Daylight」では「美鶴」呼びであった)。
月光館学園3年生だが、学園に行かない休学中の不登校児。
ストレガのジンからペルソナ能力の抑制剤を貰っていた。
天田がS.E.E.S.に参加したと知り、自らも天田を守るために、そして過去の過ちを清算するためにS.E.E.S.に戻る。
過去の過ちから死に場所を求めていたが、月のコミュを進めるうちに女主人公に惹かれ、彼女の取った行動によって、一命を取り留めることになる。

「嫁入り前の女の部屋には入れない」などという発言から、かなり古風な考え方の持ち主なのだが、ふたりきりになると、遂に気持ちを抑えきれなくなる。
タカヤの凶弾から天田を庇い、天田の事を死ぬ直前まで気にかけ、女主人公と特別な関係になっていると、泣くなと言い残して意識を失う。
上記のように女主人公限定で意識不明ではあるが生存させることもできる。
だが、期間的に余裕が1回分しかないのでかなり難易度は高い。

巌戸台商店街にある、はがくれのラーメンが好き。また自らの料理の腕も相当なもので、美鶴にシェフを呼んだのかと間違われるほど。
見た目はワルだが、野良犬(コロマル)にエサをあげていたりとナイスガイ。
コミュでも主人公にコーヒーを奢ってくれたり、コンビニでアイスを買ってくれたりと面倒見のいい一面をのぞかせる。
ワンニャン王国なるテーマの映画で、動物が川に流されていくシーンに涙する、コロマルの事はコロと呼ぶが、他に人がいない時はコロちゃんと呼ぶなど、実は動物好き。

使用する武器は当てにくいが破壊力の高い斧・鉄槌等といった鈍器。「バス停」を装備させてみよう。
期間限定の戦闘参加のため、ペルソナの能力は高くないが、弱点がなく、攻撃力が高く命中が低いという極端なパワーファイター。その威力は直接攻撃では間違いなくNo.1であろう。
なお、ペルソナ「カストール」は真田の初期ペルソナ「ポリデュークス」の兄であり、さらに神として生まれたポリデュークスは生き残るも、人として生まれたカストールは戦いの中で戦死したというエピソード(ギリシャ神話における、双子座の神話)まであることから、真田が荒垣の死(あるいは意識不明)を乗り越えて生き続けるというストーリーはこのエピソードのオマージュと思われる。

ペルソナ:カストール アルカナは「法王」
なお、完全離脱時のレベルによって後で彼の部屋で回収できるスキルカードが変化する。

ベルベットルームの住人達 Edit

ベルベット一色に染まった部屋の住人達。
ペルソナの合体などで主人公をサポートする。
ペルソナの世界観はユングの思想を元にしており、ベルベットルームはユングが提唱する複合精神世界の無意識層の一角であるらしい。

イゴール(いごーる):男 (CV:田の中勇) Edit

ベルベットルームの主。長鼻、白髪の気味の悪い老人だが上品な身なりをしている。
シリーズを通して主人公にペルソナ能力の導き、助言を行う立場である。
前作まではフィレモンの従者という設定だったがP3においてはフィレモンと他の従者が登場せず、従者のテオドア、エリザベス、マーガレットが登場している。
鼻の長さを従者姉弟に何かとネタにされている。(アニメ版P4でマーガレットが出した占いの館の名前が「THE 長鼻」>そっとしておけ!)

テオドア(ておどあ):男 (CV:諏訪部順一) Edit

ベルベットルームの住人で、ベルボーイのような服装をしている。
女主人公でベルベットルームに2度目に訪れたときに、男か女かの選択肢で男を選ぶと登場。
マーガレット・エリザベスの弟にあたり、ドッグフードを幼少時に食べさせられていたり、プロテイン一気のみをさせられたりと散々な目に遭っている模様。
姉の名がつく品物を見たときに恐怖するところからその凄惨さが垣間見える。一体何を思ってこんな仕打ちを・・・?
大人の姿はしているが人格は子供のような部分もあり、素直じゃないところも。
学校で女主人公の出す問題を即座に答えられる程度には頭脳明晰なのだが、噴水を見つけて何をするかと思えば手を突っ込み「…8度ですね」と温度を測る等、姉同様に頓珍漢なところも。
好きなものは「たこ焼き」らしい。
シナリオが進むにつれて、女主人公に好意を抱くようになるが…。

エリザベス(えりざべす):女 (CV:沢城みゆき) Edit

ベルベットルームの住人で、エレベーターガールのような格好をしている。
男主人公の場合は彼女で固定になる。
女主人公でも選べるが、その場合でも態度はあまり変わらず、アイギス同様、同性愛を匂わせる関係になることも可能。
主人公・外の世界に興味を持っており、外の世界では頓珍漢な事を繰り返す。(ジャングルジムから出られなくなるなど・・・。)
何か伸ばしたいものがあるらしい・・・。
主人公を助けるためにベルベットルームから姿を消したことが、P4においてあるイベントで分かる。
作中では、ベルベットの歌というものを歌っている。
「べーるべるべる べるべっとー わーがーあるじは ながいはなー♪」(アニメ版P4でもマーガレットが曲調が少し違うが同じ歌を披露してイゴールに睨まれている。)
PS2では、「メギドラオンでございます」の一言で多くのプレイヤーを泣かせた。(そしてこれはP4Uにも登場した。)

マーガレット(まーがれっと):女 (CV:大原さやか) Edit

三姉弟の長姉。エリザベス・テオドアより遥かに大人に見える女性。
P4からのゲスト出演で、1月に開放されるヴィジョンクエストにて登場。
最終的に彼女と戦う事になる。
次女や長男と違って4人PTを組めるため、比較的難易度は低めだが、段階ごとにターンに制限があるので高難易度であることに変わりはない。
関係ないが、アニメ版P4のある時に「ジャアクフロスト」を2回連続で噛んだため、滑舌はあまりよくないらしい。また、同じくアニメ版P4で外の世界に「出張」したこともある。

ストレガ Edit

ネットにて復讐を請け負うグループで、ペルソナ能力がある。
影時間に乗じて依頼のあった復讐対象を人知れず抹殺する。
元は桐条グループの研究で生み出された人工的なペルソナ使い。
タルタロス探索にかり出された生き残りである。
抑制剤を使わないとペルソナが制御できず、その抑制剤は寿命を縮める副作用がある。
物語終盤ではニュクス教というカルト教団の中枢になる。

タカヤ(たかや):男 (CV:神奈延年) Edit

ストレガのリーダーで、ペルソナ使い。キリストを思わせる風貌をしている。
短命であるためか、退廃的思想を持っている。
その為自分の存在価値である影時間を消そうとするS.E.E.S.を敵視する。
両腕は人工ペルソナ使いの失敗作として浮き出た烙印のような物を入れ墨で装飾している。
復讐代行の際は拳銃で対象を射殺。ただしこの拳銃、本来片手で撃つと反動で肩が外れるほどの威力という代物。
これを受けても意識不明の重体とはいえで生き残れた荒垣は女主人公とのコミュで護られたとしかいえない。
ペルソナは「運命」のヒュプノス。(永眠を司る)
彼はペルソナの召喚に召喚器を必要としない。

ジン(じん):男 (CV:小野坂昌也) Edit

関西弁を操る。境遇はタカヤと同じで、タカヤに手をさしのべられて以来、彼を信望している。
ネットではカリスマハンドルとして名を馳せているおり、ストレガの主体である復讐代行のサイト運営者。
後にタカヤを教祖に祭り上げ、ニュクス教を広める。
肉弾戦が得意ではないらしく戦闘の際は手榴弾を多用する。
ペルソナは「隠者」モロス。(寿命を司る)

チドリ(ちどり):女 (CV:沢城みゆき) Edit

ゴスロリファッションのどこか病的な少女。所謂ヤンデレ。
駅前広場で抽象的な絵を描いている。(パッと見では何を書いた絵なのか全く見当が付かないような奇怪な絵)
タカヤと同じく退廃思想を持っていたが、順平と出会う事で少しずつ変化が訪れる。
自分の命を他者に分け与える能力を持っており、彼女の力を受けた花はずっと綺麗なまま咲き続ける。
ストレガでの役割は、風花と同じく情報収集・ナビ。
しかもチドリのペルソナ・メーディアの方が能力が高いようで、風花のペルソナ(この時点では、ルキア)能力を乗っ取る事があった。
最後はタカヤの凶弾を受けた順平に命を全て与えた折りに想いを伝え絶命。
覚醒の切っ掛けを与えたのも彼女だが、順平の立ち直りの切っ掛けも彼女が与える事になる。
ただし順平との会話によってはペルソナ能力を失った事で蘇生するルートがある。
蘇生時は数年間の記憶も失っており、そのためなのかヤンデレからツンデレ(本来の性格?)に変わったように見受けられる。
本名は吉野千鳥(よしの ちどり)というようだ。
可愛い見た目と裏腹に、攻撃の際には手斧を使うアンバランス。
ペルソナは「刑死者」メーディア。
なお、メーディアは順平を蘇生させる際に順平の中に一緒に溶け込み、そのすぐ後にヘルメスと融合してトリスメギストスに昇華された。

学園の登場人物 Edit

月光館学園で出会う人々。中にはコミュが発生する人物も存在する。

望月綾時(もちづき りょうじ):男 (CV:石田彰) Edit

主人公のクラスに転入してきた少年。
社交的で、人当たりが良く、誰構わずくどく(ゆかり談)女好きだが、主人公に対してだけは特別なものを感じており、さらに女主人公の場合であれば、純真でまっすぐな恋心を抱き、運命のコミュが発生する。
また、そのためもあって、アイギスに警戒される(別の意味もあるが)。
主人公以上に順平とうち解けて、寮へやってきたり、部屋で遊ぶほどの仲になる。
順平がいうには、初めて主人公と出会った時のような不思議な感覚がしたようだ。
ノリの良さもなかなかのようで、順平主催の修学旅行・女湯覗きにはちゃっかり参加している。
実は完全体となったファルロスが、人として現れた姿であり、その実体は13体目、滅びの宣告者のシャドウ「デス」。アイギスによって10年前、主人公の体に封印されていた。
主人公だけに見せたその正体は、アルカナ魔術師の大型シャドウを葬ったペルソナだった。
主人公が同型のペルソナ「タナトス」を呼び出せるのは、もう一人の自分としてデスがいた名残だと思われる。
自らが宣告者であることを悔やみ、最後まで主人公達の身を案じ続け、新年の訪れと共に影時間の闇へと消えていった。

友近健二(ともちか けんじ):男 Edit

主人公のクラスメイトで順平の友人。男主人公のみ、魔術師コミュが発生。
岩崎理緒の幼なじみでもある。年上が好きで、叶先生に憧れている。
女主人公編では主に戦車(理緒)コミュで登場する。
理緒のことはラーメン並みに好き。因みにラーメンが一番好き。
2才下の妹がおり、主人公の写真をねだられているらしい。(女主人公・順平コミュイベントシーン)
アンソロジーコミック等ではどの作者にも一発で分かるような描かれ方をされない、特徴がない顔立ち。

小田桐秀利(おだぎり ひでとし):男 Edit

生徒会副会長で風紀委員。2年生。彼とは皇帝のコミュが発生する。
正義感が強く独善的。とはいえ有能なのは間違いないため、生徒会長の美鶴も手を焼いているようだ。
信用を得られる事が大切と考えるが、周囲を見下す傾向にあり、生徒会では孤立している。
自分を理解し評価してくれる主人公を高く評価している。
トラブルがあると場を仕切ったりとリーダーシップには定評がある。
コミュが進むにつれ、女主人公に恋心を抱くが、未熟な自分ではまだ相応しくない、と交際を迫ることはない、ある意味律儀な人物である。
3年生の平賀慶介とは幼なじみで、敬語抜きで話す仲。
修学旅行イベントでは彼らの会話が見られる。

宮本一志(みやもと かずし):男 Edit

主人公のクラスメイト。運動部に所属すると男主人公のみ戦車のコミュが発生。
甥を元気づけるために大会の優勝を狙っていたが、彼自身も膝を故障している。
幼なじみの結子に何かと世話を焼かれるが、本人はゆかりのことが好きなようで、彼女が側にいると態度がぎこちなくなる。
割と負けず嫌いのようで、炊きつけられて順平・友近と女装の出来(の予想)を競うことも。(女主人公・文化祭後片付けシーン)

伏見千尋(ふしみ ちひろ):女 Edit

下級生(クラスは1年C組)で生徒会の会計を勤める(しかし、数字は苦手としている)。男主人公のみ正義コミュが発生。
男性が苦手で何とかしたいと主人公に相談を持ちかける。
奥手で少女マンガのような恋愛に憧れを抱いており、主人公に対しても非常に一途。
P4にもゲストとして登場し、成長した姿を見せてくれた。男性恐怖症もかなり収まっているようだ。

平賀慶介(ひらが けいすけ):男 Edit

男主人公が文化部に所属すると運命コミュが発生。
文化部部長。小田桐とは幼なじみ。
大病院の跡取りだが自分が目指したい道を諦められずにいる。
女主人公の時は写真部部長として登場(名前・コミュなし)。
穏和な性格で、盗撮写真疑惑にもいやな顔をせず誠実に接してくれる。

西脇結子(にしわき ゆうこ):女 Edit

運動部マネージャー。男主人公のみ剛毅コミュが発生。
日焼けした外見からガングロ女子高生を連想されてしまいがち。
しかし、子供好きで面倒見がいいこともあり、女子高生というよりむしろオカンである。
過去に異性とトラブルがあり、恋愛関係には慎重。
岩崎理緒と仲が良く、理緒のコミュでは女主人公とともに、友近と理緒の恋の行く末を見守る役どころとしての出番が多い。
宮本とは幼なじみで、彼の保護者気取りでちょっと気になっていることを明かす。
その場合、宮本の湯治に同行したり、相部屋にされてたりと、もはや公認カップル扱いされている。
本人曰く、何年間も男主人公みたいな人がいなかったら宮本と付き合うとのこと。

ベベ(べべ):男 Edit

本名、アンドレ・ローラン・ジャン・ジェラール。
ファッション同好会会長。彼とは節制のコミュが発生。
叔母が親日家で、彼もその影響を受けており和の美を理解するために日々努力している。
しかし叔母の急逝で母国に帰らなくてはならなくなり、叔父に留学を支援してもらうために和の美を理解してもらう事になる。
女主人公に思いを寄せるも、その言葉を飲み込んでしまう。
小野先生と日本について意気投合しており、4月はじめでは日本談義をするベベと小野先生の姿を見ることも。
その関係から、小野先生から兜を貰っている。

末光望美(すえみつ のぞみ):男 Edit

巌戸台のグルメキング。ただ美食家と言うより、大食漢であるようだ。
男主人公のみ月コミュが発生。女主人公では登場しない。
エマージェンシー!とすぐ口走る。
双子の弟がいたが、食中毒によって他界してしまう。
カルト教団に入信しているが、脱退してフードライターを目指す事になる。

岩崎理緒(いわさき りお):女 Edit

女主人公で運動部に所属すると戦車コミュが発生。
恋愛には疎く、とても堅物。 練習熱心のあまり、あまり熱意のない部員の多い運動部で孤立してしまう。
最後は女主人公や結子の協力もあり、運動部の仲間と和解。恋愛にも寛容になったが、ツンデレの意味はわかっていない。
自身が幼なじみの友近の事が好きだという事にすら気がついていなかった。
自分の気持ちに気づいてからは何かと友近にアピールしているが、肝心の友近が叶先生にお熱なせいか、理緒を見ていないために空振りに終わっている。

長谷川沙織(はせがわ さおり):女 Edit

女主人公で委員会に所属すると隠者コミュが発生する。
同級生(クラスは2年C組)だが留学していたので主人公より二つ年上。その為クラスでは浮き気味である。
異性に対して無防備…というより、無抵抗な性格で基本的に受け身。
それが原因でトラブルになる事が多い。
作中でははっきり語られていないが、初恋が叔父であった事、両親から恐ろしい子といわれる事、留学の理由等から、叔父と交際していたと思われる。
自分の思いをはき出す勇気がなく、常に耐えていたが女主人公の後押しで自分の思いをはっきりと口にする事が出来た(そういう意味では沙織はシナリオやキャラ的に風花との共通点が多いといえる)。
最終的にはこの思い出を胸に月光館学園から遠方の全寮制の高校に転校した。

森山夏紀(もりやま なつき):女 (CV:小松由佳) Edit

風花のクラスメイト。今や絶滅危惧種のガングロコギャル。
風花を面白がっていじめていたが、風花が行方不明になり、一緒にいじめていたクラスメイトも次々と失踪した事から、自分のした事の重大性を思い知り、自分の行いを責めるうちにシャドウの呼び声を聞いてしまいタルタロスに引き寄せられる。
家庭環境が複雑で、その影響でいじめをしていたようだ。
しかし本当は優しく素直な少女。
後に風花と打ち解け親友になるが、父親が大病を患ったことから遠くへと引っ越してしまう。
それでもメールを通じてという形で、風花との交流は継続しているようだ。

鳥海いさ子(とりうみ いさこ):女 (CV:小松由佳) Edit

主人公のクラス、2年F組の担任で現国の担当並びに生徒会の顧問でもある。
外見より実年齢は若い。
美少年が好きで男主人公の事が気になっている。
因みに国語科主任なので、結構偉い。
はきはきした性格で、うっかり本音も漏れてしまう。
ケーキが好きなようで、何かしでかすと「ケーキもつけなさいよ」が口癖。
担当教科のわりに顔文字を多用した文を好み、日誌にまで顔文字を多用する。
おまけに日本語が荒れまくっており、教師たちの集まりで滅茶苦茶な敬語の使い方をしたあいさつをしてしまい、江古田先生に「なんですかそれは?ていうか、誰!?」と思われてしまうほど。
日々募るストレスをネトゲで発散している。大西と仲がよく、江古田が苦手であり、叶が嫌いらしい。
サブコントローラーにマイクが付いていた頃の世代。

大西先生(おおにしせんせい):女 Edit

沙織のクラス、2年C組の担任で化学の担当並びに図書委員の顧問でもある。
非常にさばけた性格で、喋る口調も飾り気がなくストレート。
同じく江古田が苦手なためか、鳥海先生と仲がいいようだ。
ただし、化学の信奉者であるため、江戸川先生と仲が悪い。
女主人公と沙織が放送室を占拠したときは鳥海先生と共に江古田から2人をかばった。

江古田先生(えこだせんせい):男 (CV:田の中勇) Edit

2学年主任で古文の担当。常に一言多く、イヤミ田と陰で言われている、典型的な嫌われ教師。
風花と夏紀のクラス、2年E組の担任でもあるが、風花が失踪したときは己の経歴が傷つかないよう、両親を説き伏せて病欠扱いとしていたが、後のいじめ等の対応で保身に走った事がバレてしまう。
その為学園の母体である桐条グループからの圧力もあって謹慎処分を受ける羽目に。
また、女主人公と沙織が放送室を占拠したときに処分しようとするなど完全に悪役キャラが定着してしまった。
常に一言多いため誤解されがちだが、修学旅行の一件等はわりとまともな事を言っているなど、一言多い部分を除けば比較的真面目ないい先生で、他の先生がみんなキャラが濃い中では一番普通な先生である。
また、あるイベントでは鳥海先生の日本語が荒れまくっていることを嘆きつつも、主人公に正しい現代文について語ってくれる。

江戸川先生(えどがわせんせい):男 Edit

保健医。男女共学なのに男の保健医。友近が納得していない。
保健委員の顧問でもある。
体調が悪いときに保健室に入ると怪しい薬を飲むことを迫ってくる。(味については言及されていない。)
これを飲めば体調は良くならないが勇気が上がり、飲まなければ薬品系のアイテムをくれる。
叶先生の時間の臨時講師として、オカルト講義を行う。
彼の講義内容は学業に関係はないが、ゲーム内容に密接に関係している。(時々刺されると間違えたら悪霊に憑かれるだの干支が変更になるだの物騒なことをいう。)
講義の中でも、夏休みの補習期間のアルカナの話は必見。
モデルは水木しげるかと思いきや、制作スタッフの一人らしい。
また、二学期からは保健室で補習授業を受けられるようになる。
P4にもオカルト講師として出演。授業の内容は物語の根底となる部分。

小野先生(おのせんせい):男 Edit

戦国時代の兜がトレードマークの日本史の先生。日本大好きなベベと仲がいいようだ。
授業は極めていい加減。とにかく戦国時代、殊更政宗公関係の授業をやりたくて、他の時代はおろそかにしている。
テスト問題も、「あまり重要でない問題ですが、保元の乱は何年か。」「サービス問題です。政宗公の初陣は何歳の時か。」等といった問題を出す。
ベルベットルームの依頼の時、ユニークなUSBメモリを持っている事が判明。
女主人公時はコロマルコミュの関係でそのUSBメモリを探すことになる。
P4に小野先生の妹がいる。彼女が教える世界史の授業は極めてまともだが、被り物の芸風は共通のようだ。

寺内先生(てらうちせんせい):女 Edit

英語担当。ファッションスタイルが80年代っぽい。
インドで出会ったイギリス人と結婚した。ダーリンとはラブラブ。
日本語と英語が入り交じっているしゃべり方のため、何を言っているのか分からない事がある。
今夢中になっているのは鳥海先生に勧められた麻雀。彼女にいいようにカモられていることに気づく日は来るのだろうか。
そして、あるイベントでは麻雀の専門用語をいつもの調子であれこれ教えてくれる(授業どころか学業とも何ら関係ない上にほぼ一方的に喋る。)
最終的には、無気力病が爆発的に加速する日本に滞在することを恐れたダーリンともども、インドに移住することになった模様。
その際、生徒たちとの別離を惜しんで涙を流していた。

宮原先生(みやはらせんせい):男 Edit

数学担当。
色黒・出っ歯・アフロと特徴がある先生。
なかなかかわいらしい外見をしている。
数学の記号・式に美・萌えを見出すのが得意だが、計算自体にはあまり興味がないらしく、しばしば計算間違いをしている。
おまけに自分の収入計算に対して、自分で勝手に創造したπとは異なる独自の円周率を組み込んで計算するなど滅茶苦茶である。
こんな教師で大丈夫だろうか・・・?

竹ノ塚先生(たけのつかせんせい):男 Edit

男主人公が所属する運動部の顧問。担当は物理で千尋のクラス、1年C組の担任でもある。
落ち着きがなくて、かなりのせっかちで、黒板の内容をノートに書き写す前に消してしまう場面があり、一部の生徒からは「書いたか?」と何回言ったか勘定されるほどである。
小野先生の兜を分析したり、修学旅行はリニアに乗りたがったり何かと物理学に結びつけたがる。
その物理学に結び付けたがる部分は筋金入りで、恋人へのラブレターに「君への愛は超伝導!」と書いて、「意気込みは伝わった」とOKを貰った過去がある。
また、テストの内容にもそれに類する「授業とは関係ないような問題」が入っている。

叶エミリ(かのう えみり):女 Edit

女主人公が所属する運動部の顧問だが、まるでやる気がない。友近の想い人でもある。
その容姿から、男子からはそれなりに人気があるようだが、女生徒からは年を考えろと失笑を買っている。
ぶりっ子であるため、サバサバした性格の鳥海先生と仲が悪い。ニセ乳疑惑あり。
担当は倫理だが、男子生徒に思わせぶりな態度を取ったり、家に呼んで勉強を教える等誤解されてもおかしくない事をしていた。
最終的には九州の学校へ転勤させられたようだ。

校長先生(こうちょうせんせい):男 (CV:戸谷公次) Edit

喋るときは昔の某首相のように「あー」「うー」「えー」から始まる。
順平によると話し好きで話し出すと長いらしい。
しかし長いわりには中身が薄く、それを自覚しているようで、美鶴の演説に嫉妬して対抗してしまう。
登場は全校集会、荒垣の告別式の時のみ。
P4でも登場するが、毎度話が長い。

幾月修司(いくつき しゅうじ):男 (CV:堀秀行) Edit

名前発表前は「カーキ色のジャケットの男」。
月光館学園理事長。特別課外活動部顧問。
影時間への適正はあるが、ペルソナ能力はない。
S.E.E.S.を利用し、滅びを呼んだ張本人。滅びに関わる悪事の主のお約束なのか、滅びの恐怖を持って世界を支配するという思考回路がその手の悪役と大差ない。
ゆかりの父親の遺言を編集する等、かなりえげつないこともしている。
だが自分の野望を語るだけ語ってその後肝心なことを言わずにすぐに死ぬうえに、支配していたはずのアイギスに土壇場で裏切られるなど、ある意味かわいそうな人。
普段はダジャレが大好きで、一人でひっそりとネタを考えていたりする。
上記の通りペルソナ能力は無いが、部員を欺くために「表の顔と裏の顔を完璧に使い分け」ていたという点では真の「ペルソナ使い」だったと言える。
しかし、普段のダジャレ好きの部分は演技だったのかそもそもダジャレ好きだったのかは不明であり、彼の死と同時に真相は永遠の謎となった。

巌戸台で出会う人々 Edit

ポロニアンモール、巌戸台商店街、長鳴神社等で出会う人々。
コミュが発生する人もいる。

北村文吉、光子(きたむら ぶんきち、みつこ):男女 Edit

古本屋「本の虫」店主である老夫婦。主人公とは法王のコミュが発生する。
死んだ息子が月光館学園で教師をしていた事があり、今でも慕ってくれる元生徒がいる。
学園中庭の柿の木は息子が植えたもの。
主人公を我が子か孫のように愛情をもって接してくれる。
のちに、文吉爺さんはタルタロスに迷い込んでしまう。その間は店はひっそりと静まり返っている。

大橋舞子(おおはし まいこ):女 Edit

長鳴神社で出会う小学2年生の女の子。主人公とは刑死者のコミュが発生。
両親の離婚で悩んでおり、主人公に相談を持ちかける。
実にさりげなく主人公の持っている食べ物を強奪したり、ファーストフードを奢らせたりしている。
最終的に離婚した母親についていくという選択肢を選び、巌戸台を離れる事になるが、主人公に深い絆を求めてくる。
のちに、タルタロスに迷い込んでしまう。
なおコミュMAXにした場合、後日談共々、男女で違いが顕著に出るため一見の価値がある。

たなか社長(たなかしゃちょう):男 Edit

テレビ通販番組に出演している通販会社社長。元ネタはジャ○ネット。
ただし売ってる物殆どがインチキ商品で、風花も見事に騙されている。
主人公とは悪魔のコミュが発生する。
元々貧乏の家の出で、持ち前のハングリー精神でのし上がってきた。
金しか信じなかったが、最終的には自分の後継者を育てると称し、孤児院に多額の金を寄付をしている。
2年後のP4でも、相変わらず商魂逞しい姿を見ることが出来る。
何となくみの○んたを連想してしまうがモデルは制作スタッフの一人らしい。
なお、彼自身はブランド品や見た目などどうでもいいという考えの持ち主だが、「信用を得るためなら」という理由でブランド物のネクタイを締めたりしている。

無達(むたつ):男 Edit

夜のポロニアンモール、クラブエスカペイドで出会う僧侶。主人公とは塔のコミュが発生する。
酒を堂々と飲む破戒僧。元はサラリーマンで、サラリーマンより楽に稼げると言う事で実家の寺に頭を下げ継がせてもらった。
しかし寺の一切の事を自分でやっているらしく、自分の年齢に限界を感じているようだ。
離婚した妻と息子がおり、1人では生きられない事を悟りよりを戻そうとしている。
主人公は会いに行くたび説教される事になるが、意外と鋭いところをついている。
P3最強のツンデレ。
P4に喫茶店を営む弟がいる。

早瀬護(はやせ まもる):男 Edit

他校の運動部のエース。男主人公とは星のコミュが発生。
自分の能力に周囲が付いて来られず、孤高のエースであったが、主人公の類稀なる運動能力からライバルと認定する。
しかし家が貧しく、家のために働くか、自分の夢を追うか悩んでいた。
最後は倒れた母親に代わり、家を支える事を選ぶ。

神木秋成(かみき あきなり):男 Edit

長鳴神社で出会う事になる青年。不治の病で余命幾ばくかの状態。
主人公が条件を満たして出会う事で太陽のコミュが発生する。
自分の不幸さを呪っていたが、物語を書く事で命の意味を見つけ出す。
はっきりと語られていないが、完成した物語は死んだ秋成から手渡された物なのかもしれない。
彼の見つけた命の答えは、P4で形になったことが判明する。

Y子(わいこ):女? Edit

男主人公が順平に貰ったネトゲで出会う事になるプレイヤー。隠者コミュが発生する。
ゲーム内では赤い服の女の子キャラ。
常に顔文字を併用したハイテンションのしゃべり方で、デビルバスターの割りにチャットだけして落ちる(落ちる=ログアウト)。
この際のトークの内容の大半は、リアルの職場やその同僚、自分がおかれている境遇に対してのグチで、明らかにこのチャットをストレス発散の場としている。
男主人公の事をN島と名付け、一方的に相方認定しているが、N島が男主人公とは知らずに、彼に惹かれていることを語る一幕も。
元ネタはDDSの中島と弓子。

黒沢巡査(くろさわじゅんさ):男 (CV:田中大文) Edit

ポロニアンモールの交番で勤務している。月曜日はなぜか機嫌がよい。
真田が昔世話になった事があり、それ以来の付き合いのようだ。
特別課外活動部に理解を示しており、押収品?の武器・防具を処罰覚悟で横流ししている。
バックには桐条コンツェルンが付いているのでアイギスの装備KJ式(KJは桐条)も扱っている(P3P公式パーフェクトガイド37Pより)。
P3Pでは旧作とは違い夜でも交番が空いてるので(それにしても、休みはいつとっているのやら?)、武具と資金の調達がずいぶん楽になった。
失踪者のお礼も彼から貰う事になる。
自分の代わりに平和を守ってくれている主人公達に申し訳なく思っているようだ。
なぜか主人公達の専用衣装を取り揃えており、天田専用の服は高く買い取ってくれる。

その他 Edit

物語の要所で出てくる人。

ファルロス(ふぁるろす):男 (CV:石田彰) Edit

主人公が最初に出会うことになる少年。
何かと枕許に現れ、予言・忠告めいたことを告げる他、友達になることで死神のコミュが発生する。
自分が何者なのかわからなかった彼だが、12体の大型シャドウを倒すことでそれらを取り込み、ファルロスは完全体となり主人公の元を去ることになる。
それから数日を経て、転校生の望月綾時として再び主人公の前に現れるのだった。
因みに名前の意味は…男性器。

桐条武治(きりじょう たけはる):男 (CV:増谷康紀) Edit

桐条グループ総帥で美鶴の父。隻眼。
10年前、父・鴻悦(美鶴の祖父)の狂った野望に気づき実験を中断させた。その時右目を失ったと思われる。
それ以降は贖罪の日々を送り、美鶴の特別課外活動部を支援してきた。
幾月の暴走を止める際、拳銃で相撃ちになり死亡。

岳羽詠一郎(たけば えいいちろう):男 (CV:濱野雅嗣) Edit

ゆかりの父。実験を中断させ、暴走したシャドウに殺される前に記録を残した。
幾月により改ざんされてしまったが、元データから風花が復元。
その内容は死を覚悟した事、12のシャドウには触れてはならない事、そして妻と娘・ゆかりに対する深い想いが綴られた。
10年後への手紙を出す等、結構ロマンチストだったのかもしれない。



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Last-modified: Sat, 05 Nov 2022 14:58:51 JST (538d)