分類性能
国籍/メーカー日本/三菱PP475.59総排気量1,997cc
カテゴリーその他/ホモロゲーションモデル最高出力311PS/6,500rpm最大トルク42.2kgfm/3,500rpm
カータイプ#ロードカー吸気型式TB駆動型式4WD(30:70)
年式1998車両重量1,360kg/60:40TM5速
入手方法セッティング他
ユーズドCr.6,710,000(85,978km)制限---
その他---特記デフォルトでダウンフォースの調整が可能(0:20~60)
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  • 1998年1月に登場したランサーエボリューションV(エボV)。5代目ランサーがベースの第2世代ランエボでは2代目となる。
    ベース車のビッグマイナーチェンジに伴い前後のライトが変更され、型式名も「E-CN9A」型から「GF-CP9A」型となった。
  • 最大の特徴は当時のWRCのレギュレーション限界の全幅1770mmのワイドボディを採用し、3ナンバー車となった事である。
    前後ワイドフェンダーの導入により、エボIVの弱点だったタイヤとブレーキが大径化され、AYCと併せて旋回性能を強化。
    エアロパーツの形状や開口部もエボIVから大型化し、空力性能はもちろん、エンジンとブレーキの冷却性能も改善された。
  • 市販仕様に目を向ければ、伝統の4G63型エンジンは最高出力280PSはそのままに最大トルクが+2kgfmの38kgfmに向上。
    収録モデルの「GSR」では、前後にブレンボ製ブレーキ、フロントにヘリカルLSD(リアはAYC)を新採用、標準装備とした。
    競技用モデルの「RS」では、軽量な薄板ボディをオプション設定する等、改造範囲の狭い競技での戦闘力も強化された。
    上記改良によって舗装路での性能が大きく向上し、新たに「悪路だけでなく舗装路も速い」という特徴を持つ事となる。
  • WRCでは他チームの許可を得てグループA規格をベースに小改造を加えた車両で参戦、改造範囲が広いWRカーに対抗した。
    トップカテゴリーでの参戦数は1998年シーズンの計9戦のみと少なかったものの、その内の4戦で優勝する活躍を見せた。
    その結果、三菱初のマニュファクチャラーズ/トミ・マキネンのドライバーズ/グループNと、WRC全タイトルを獲得した。

+  余談



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