分類性能
メーカーホンダ総排気量656ccPP305
国籍日本最高出力64PS/8,100rpm全長3,295mm
カテゴリノーマルカー/オープンスポーツカー最大トルク6.1kgfm/7,000rpm全幅1,395mm
モデル簡易駆動形式MR全高1,175mm
ギャラリー非対応吸気形式NA車両重量760kg/44:56
内装簡易PWR11.87.kg/PSTM5速
入手方法カスタム/チューン制限
ディーラーCr.1,380,000カスタムペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:不可
プレゼント---チューン---
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  • 1991年5月に発売。「平成ABCトリオ」*1と呼ばれたクルマの内の1台で、ABCのBに当たるクルマ。
  • 1991年5月に発売。「平成ABCトリオ」*2と呼ばれた内の1台で、ABCのBに当たるクルマ。
    同年の8月5日に死去した創業者・本田宗一郎氏が最後に見送った4輪車でもある。
  • ボディはミッドシップ・フルオープン・モノコックボディを採用した。このボディは量産車として世界初採用だった。
    リヤミッドに搭載されたのはE07A型・直列3気筒SOHCエンジン。パワートレインはアクティに採用されていたものだが、最高出力は軽自動車自主規制上限の64psを軽自動車で唯一NAで発揮。それを8100rpm以上というHONDA得意の高回転域で搾り出した。

    MTRECというエンジン制御システムが採用されるなどスポーツ性を高めてはいるが、商用車用のエンジンを無理矢理回していることには変わりないため高回転域を多用するとトラブルが多発した。

    採用されたギアボックスは最後まで5MTのみだった。

    同じエンジンを採用しているトゥデイのAT機構が流用できるようで、雑誌などでATに改造されたビートの姿を見ることもある*3

    イメージカラーはカーニバルイエロー。これは軽自動車の黄色ナンバーが目立たないための配慮である。
  • 当時バブルが崩壊しかかっていたものの売れ行きを伸ばし続け、1996年の生産終了まで3万3,892台を生産した。これはABCトリオの中でも断トツの数字である。
    生産終了から15年以上経つが、未だ人気を保っており、中古車でも状態のよいものは高値で取引されるという。
  • リヤミッドに搭載されたのはE07A型・直列3気筒SOHCエンジン。パワートレインはアクティに採用されていたものだが、
    最高出力は軽自動車自主規制上限の64PSを唯一NAで発揮。それを8100rpm以上というホンダ得意の高回転域で搾り出した。

    ただしこれはエンジン制御システム「MTREC」で、商用車用エンジンを半ば無理矢理回しているに過ぎない。

    このため、高回転域を多用するとトラブルが多発する、という問題点も併せ持っていたという。
  • 本作には、この通常モデルの他に特別仕様のバージョンFバージョンZが収録されているが、いずれも平成ABCで唯一スタンダードのみの収録となっている。
    • しかし、次回作「グランツーリスモSPORT」の7月大規模アップデートにおいて復活収録され、ついに本車もプレミアムモデルに昇格され登場した。
      • -
        +  余談
      • 2013年にオープン軽2シーターの「S660コンセプト」が東京モーターショーに出展された。
        その2年後の2015年4月。正式なビートの後継として、S660の販売が開始された。
        • しかし、2022年3月でS660は生産終了する事を公式でアナウンスされて、7年間の生涯に終止符を打つ事になった。
          生産終了の理由は、法規制への対応が困難(特に自動ブレーキの装着が設計上困難)が主な原因と思われる。



*1 平成初期に生まれた3種の軽2シータースペシャルティカー。Aはマツダ オートザム AZ-1、Bはホンダ ビート(Beat)、Cはスズキ カプチーノ(Cappuccino)。
*2 平成初期に生まれた3種の軽2シータースペシャルティカー。Aはマツダ オートザム AZ-1、Bはホンダ ビート(Beat)、Cはスズキ カプチーノ(Cappuccino)。
*3 チューナーにも寄るが、「二度とやりたくない」と言われるほど面倒な代物らしい。

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