分類性能
メーカー日産総排気量1,989ccPP370
国籍日本最高出力160PS/7,000rpm全長4,460mm
カテゴリノーマルカー/スポーツカー最大トルク18.0kgfm/5,600rpm全幅1,695mm
モデル簡易駆動形式FR全高1,380mm
ギャラリー非対応吸気形式NA車両重量1,145kg/59:41
内装簡易PWR7.15kg/PSTM5速
入手方法カスタム/チューン制限
ディーラーCr.8,500,000カスタムペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可
プレゼント---チューン---
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KPGC110.jpg

  • 1972年に登場した4代目スカイラインはCMに登場していたカップルの名前「ケンとメリー」から、通称「ケンメリ」と呼ばれた。
  • 1972年に登場した4代目スカイライン。当時のCMに登場していたカップルの名前から通称「ケンメリ」と呼ばれた。
    外装は直線基調だった先代までから曲線基調へと一新、同時期の欧米車を思わせる丸みを帯びたデザインとなった。

    スカイラインを代表するデザイン・アイデンティティである「丸型のテールランプ」は今世代から採用されている。
  • スカイラインのデザイン上アイデンティティとなる丸型テールランプは本モデルから採用されている。
    GT-Rについては先代同様の経緯をたどり、同年開催された第19回東京モーターショーにてプロトタイプが出品され、翌年市販されることとなった。
  • GT-Rは1972年の東京モーターショーにレース参戦を企図した外装のプロトタイプが出展され、翌年に市販された。
    メカニズム的には先代を継承し、専用ラジエータグリル、前後オーバーフェンダー、リアスポイラーが装備された。

    ベース車譲りのボディは空力性では有利に働いたが、一方で車重が増加しており、性能面から見れば弱点となった。
  • メカニズム的には先代を継承し、S20型エンジンが搭載されたほか専用ラジエータグリル、前後オーバーフェンダー、リアスポイラーが装備されたが車重が重くなってしまった。
  • 本車両は昭和48年排ガス規制を受け、たった1年での生産終了を余儀なくされ、累計の生産台数は約200台とされる。
    その為、現存する4代目スカイラインはパーツで外見を似せた「R仕様」が多く、本物のGT-Rは希少車となっている。

    2台試作されたレースカー仕様も、華々しく活躍した先代とは異なり何れもレースに出場する事は一度もなかった。

    この一件の影響は大きかったようで、スカイラインに「GT-R」の名称が復活するのは16年後の8代目(R32型)となる。
  • しかし、KPCG110型は意外な伏兵にその座を追われることとなる。昭和48年排ガス規制である。
    そのため、本モデルはわずか197台が生産され、うち195台が市販されたのみで生産終了している。

    そのため現存している本物のRは日本に数台というレベル。殆どはリプロ品で外見を似せたR仕様である。

    残りの2台はレースカーの試作車であったが、華々しく活躍した先代とは異なり結局レースに出場することは一度もなかった。

    再びスカイラインGT-Rが生産されるのはそれから16年後となるが、スカイラインGT-R最大の敵である排ガス規制は後年、再び立ちはだかることとなるのである。
  • なお、本車はスタンダードモデルの中でも、極めてクオリティが高い車両の内の1台である。

+  ボディカラーに関する余談
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