よくある質問を纏めてあります。
また、質問の前に公式オンラインマニュアルの確認を推奨します。
購入前の質問
Q. オンライン専用と聞きましたが、本当ですか?
GT5よりオンラインカーライフシミュレーターを名乗っていた本シリーズですが、本作では完全にオンライン専用タイトルとなりました。
オフライン下ではゲーム内要素のほぼ全てを楽しめないので、インターネット環境が必須となります。
これに加え、オンラインレースを行うにはPlayStation (R) Plusへの加入が必要となります。
Q. 体験版はありますか?
ありません。
事実上の体験版であるクローズドベータテストが2017年5月に、オープンベータテストが10月に行われましたが、現在では終了しています。
Q. データ引き継ぎはありますか?
オープンベータテストのデータであれば引継ぎが可能です。クローズドベータテストではできません。
Q. クルマへの知識がない初心者でも楽しめますか?
普通に遊ぶだけなら誰でも楽しめます。
ゲーム内で専門的な知識が求められる場合がありますが、逆にゲーム内で専門的な知識をある程度学べるようにもなっています。
また、GT6のライセンスに相当する「ドライビング スクール」「ミッション チャレンジ」「サーキット エクスペリエンス」では、
全てのイベントに例外なく音声解説付きの攻略動画が用意されているので、テクニックや知識をより学びやすくなっています。
Q. クルマに興味がなくても楽しめますか?
単体のレースゲームとして見ても十分楽しむ事ができますし、本作を通じてクルマに対しての見方が大きく変わるかもしれません。
Q. レースゲームが下手でも楽しめますか?
初心者用のアシスト機能がより豊富に用意されており、テクニック向上の場も用意されているので、ゼロから始めても問題は少ないでしょう。
GT5~6で好評だったフォトモードも引き続き搭載しており、レースを忘れてそちらに没頭するプレイヤーも決して少なくありません。
ただし、本作は「レースゲーム」ではなくあくまで「ドライビングシミュレーター」です。
派手さや爽快感は一般的なレースゲームに大きく劣るので、その点には注意しましょう。
Q. このゲームで遊べばクルマに詳しくなれますか?
限度はあれどクルマに関する用語は多く、ある程度は勉強になりますし多種多様なクルマが登場するため、種類だけでも多数知る事ができます。
更に本作には、従来のカーディーラーに相当する「ブランドセントラル」に、各メーカー及びそのクルマの逸話を視聴できる「チャンネル」、
各メーカーの生い立ちや歴史を確認できる「ミュージアム」が用意されており、従来と比べてより深い知識を得られるようになっています。
Q. 3D酔いしやすい体質でも楽しめますか?
体質によるので断言はできませんが、激しくカメラワークが変化するようなゲームではないため、酔う可能性は少ないでしょう。
GT6に引き続き視点変更が搭載されているので、ある程度の対処は可能です。
Q. ハンドルコントローラーがなくても楽しめますか?
本作ではパッドとハンドルコントローラーのタイム差が比較的少なく、パッドでも問題なく楽しむ事ができます。
ただし、より高い没入感やリアリティを求める方は、ハンドルコントローラーの購入・使用を推奨します。
Q. フレームレートを教えて
GT5~6と同様、可変60fps(毎秒約60フレーム)です。固定ではないので場合によっては少々下がります。
ただ、ハードがPS3からPS4に移行してマシンスペックが向上しているため、従来よりも動作は安定しています。
PS4 Proかつ2Kモードでプレイする場合、オプションでフレームレート重視モードに設定すれば、更に安定した動作を体感できます。
リプレイは前作同様30fpsですが、本作ではPS4 Proかつ2K フレームレート重視モードの場合のみ60fpsで再生されます。
Q. インストールは必要ですか?
必要…というよりも、本作に限らずPS4タイトルは全てフルインストールする仕様です。
本作は100GB以上もの容量を使用するので、インストールする前に予めストレージを整理しておきましょう。
Q. ロード時間はどうですか?
GT5は長いロード時間が問題点であり、GT6で大きく改善されましたが、本作では更に改善されています。
より短くしたいならSSDの導入を検討しましょう。1TB以上のものを使用すれば容量の問題も同時に改善できます。
その場合、PS4であれば外付けSSD、PS4 Proであれば内蔵SSDを使用しましょう。
Q. サーバーは世界共通ですか?/他国のフレンドと遊べますか?
GT6と同様に世界共通です。他国のプレイヤーと一緒にプレイする事が可能です。
勿論、アジアサーバーと世界サーバーを使い分ける事もできます。
Q. 海外版との違いは?
クレジットの単位が2桁異なります。日本版におけるCr.10,000は、海外版ではCr.100となります。
それ以外の差異は言語のみであり、通常プレイにおいて問題にはなりえないでしょう。
プレイに関する質問
Q. 視点は何がありますか?
GT6と同様に初期視点がノーマルビューで、そこから視点切り替えボタンを押す毎に切り替わります。
ノーマルビュー→コックピットビュー→ボンネットビュー→チェイスビューの順番で遷移します。
Q. キーコンフィグはありますか?
あります。オプションから設定でき、ワイヤレスコントローラーなら1P・2P個別に設定できます。
更にハンドルコントローラーなら、対応するハンドルコントローラー事に設定できます。
Q. 天候変化・時間変化は何処へ?
パフォーマンス安定を優先させるため、どちらも現時点では実装されていません。本作で実装されるかも不明です。
このため、インターミディエイトタイヤ・ヘビーウェットタイヤが(ほぼ)無意味なものとなっています。
一応、ウェットコンディション自体は存在していますが、「ミッション チャレンジ」のごく一部のイベントに限られます。
時間はレースイベントによって自動で定められていますが、アーケードモードではコース毎に設定された中から好きな時間帯を選択できます。
Q. ホーンやワイパーはどこ?
本作でのホーンとワイパーは、プレイヤーが正規の手段で能動的に作動させる事はできません。
ワイパーに関しては完全に廃止された訳ではなく、先述のウェットコンディションでは自動で作動します。
また、一部のコントローラーで作動させる事に成功したという報告があります。
Q. ブーストシステムは?
元より関連システムを搭載しているクルマに限り、Ver.1.36より使用できるようになりました。
使用の際はオプションのコントローラ設定から、任意のボタンに「オーバーテイク」を割り当てる必要があります。
クルマにブーストシステムを追加する「ナイトロ」は廃止されました。
Q. GT5~6にあったRA機能は削除された?
「マルチ・ファンクション・ディスプレイ/MFD」に名を変え、より進化した形で実装されました。
ワイヤレスコントローラーではデフォルトで使用可能になった他、従来通りハンドルコントローラーでも使用可能になっています。
コースマップ、レーダー、セッションベスト、カーレコード、TCS、ブレーキバランス、フューエルマップを操作・確認できます。
Q. モデリングは上がった?
GT5~6のスタンダードモデル・プレミアムモデルの区分が廃止された上で、プレミアムモデルを凌駕するクオリティとなりました。
その反面、収録車種が約150台ほどに減少しましたが、アップデートにより現在では約300台に増加しています。
追加頻度が大幅に向上したのは、PS4が非常に開発しやすいハードだからとの事です。
続投したクルマのモデリングに関しては、完全新規のクルマと前作モデルベースで本作の水準にリファインしたクルマとで分かれています。
後者はクルマによって若干の差がありますが、気になるほどではなく、概ね完全新規のモデリングと遜色のないクオリティとなっています。
Q. エアロパーツ着けられないんだけど…
エアロパーツや追加メーター等、クルマのカスタマイズはほぼ全て不可能になりました。
開発期間の短縮か、容量の都合か、その両方かと推測されます。次回作で再び導入される可能性はあるとの事です。
ペイントやホイールの変更は従来通り可能です。
また、オンラインレース等での公平性維持のためか、慣らし運転・オイル交換・洗車の要素も廃止されました。
そのため、一定距離走っても、エンジンやオイル劣化による馬力ダウンが発生しません。
Q. 今回もペイントしかできないの?
リバリーエディターが遂に実装されました。カスタマイズ不可能という問題を補って余りある評価点です。
編集したリバリーは自由にアップロードできる他、他プレイヤーが作成したリバリーのダウンロードも可能です。
エディットに使用するデカールも、同じくアップロード・ダウンロードが可能です。
Q. お金が貯まりにくいんだけど…
GT5~6よりもクレジットを貯めにくいデザインになっており、また同作にあったログインボーナスもありません。
後述する新たに導入された2つのボーナスや、クルマの課金購入を上手く利用しましょう。
その他の質問
Q. GT6との違いや変更点は?
- パフォーマンスポイント(PP)の廃止と本作独自の新カテゴライズ
- ノーマルカー
ノーマルカーはN100からN1000まで、100刻みの馬力によってカテゴライズされています。
GT6の「チューンドカー」というカテゴリは廃止されており、例外はあれど、このNカテゴリに分類されています。
- レーシングカー
現時点ではGr.4・Gr.3・Gr.2・Gr.1・Gr.Bの5種類にカテゴライズされています。
左から順にグループGT4・グループGT3・SUPER GT-GT500・プロトタイプレーシングカー・ラリーカーとなります。
これらに該当するレーシングカーを持たないメーカーには、全てではないにせよGTオリジナルレーシングカーが用意されています。
なお、厳密にはこれらに該当しないレーシングカーも、近しい性能であればいずれかにカテゴライズされる事があります。
例えば、ワンメイクカーのメガーヌ TrophyはGr.4扱い、グループGT2のM3 GTはGr.3扱いです。
- その他
特殊なノーマルカーやカテゴライズしにくいレーシングカーは、それらをまとめたGr.Xという扱いになります。
電気自動車・クラシックレーシングカー・フォーミュラカー・各ビジョン グランツーリスモ等がこれにあたります。
- BoPシステム(Balance of Performance)
各ノーマルカーを馬力だけで区分するのは無理があり、レーシングカーも年代やレギュレーションによって性能が大きく異なります。
そのため本作では、一部のキャンペーンモードやオンラインレース時に、このBoPシステムが適用されます。
適用時にはその名の通り、各クルマの性能が平準化され、セッティングもほぼ不可能になります。
- 獲得資金の減少
本作ではオンライン専用という事もあってか、獲得資金がGT5~6よりもかなり少なめに設定されています。
その代わり本作には、「カーハンディキャップボーナス」「クリーンレースボーナス」という2つのシステムが導入されています。
これらは獲得資金増額の手段であると同時に、プレイヤーのテクニック向上を促すためのものでもあります。
- カーハンディキャップボーナス
主にGTリーグのノーマルカーレースで発生するシステムです。
各イベントに設定された目安クラスよりも低クラスのクルマで完走すると発生し、獲得賞金が20%~190%増額します。
- クリーンレースボーナス
タイムトライアルや一部のキャンペーンモード以外での全てのレースで発生するシステムです。
衝突しない・ショートカットしない等の「真っ当なレース」をする事で発生し、獲得資金が50%増額します。
上記のカーハンディキャップボーナスと同時に獲得する事も可能です。
- クルマの課金購入
販売価格がCr.10億以下のクルマであれば、PS Storeでの課金購入も可能です。
購入するのは「クルマ1台」ではなく「1台使用できる権利」であり、ガレージから削除してもブランドセントラルより再度入手できます。
社会人等の時間に余裕のないプレイヤーは積極的に利用しましょう。
- プレゼントカーについて
アップデートで随時追加されるためか、GT リーグの各イベント・各リーグを制覇してもプレゼントカーを入手できなくなりました。
GT リーグ以外のキャンペーンであれば、レッスンやミッションを一定数こなす毎にプレゼントカーを獲得可能です。
また今作ではGT3以来のルーレット抽選方式が復活しており、何が当たるかはクリアしてからのお楽しみです。
何を獲得できるかはモード毎に異なるので、詳しくは該当ページを参照してください。
なお、獲得したプレゼントカー及び課金で購入したクルマは、ガレージから削除という形になり、売却によるクレジット獲得はできません。
また、GT6で可能だったプレゼントカー獲得時のカラーバリエーション指定は、本作ではできなくなりました。
- デイリーワークアウト
1日に1回、42.195kmを走行すれば、一部を除くいずれかのクルマをプレゼントカーとして無料入手できるシステムです。
条件は日を跨ぐ前にレースを終えて42.195kmの達成する事。レース中に日を跨いだ場合、その走行距離は翌日分に反映されます。
何が当たるかはランダムですが、クルマの価格によって当選確率に差があり、基本的に価格が高いほど当選しづらくなっています。
- クルマのセッティング
- 獲得資金が減少した半面、クルマのセッティングをタイヤを含め全項目デフォルトで行えるようになりました。
VGT等、特定項目のみセッティングを行えないクルマがある点は、GT6と同様です。
- セッティング項目の内パワーアップと軽量化は、僅かであれば無料でチューン・デチューンが行えます。
より幅広いチューン・デチューンを行いたいなら、クレジットとは別通貨の「マイレージポイント」を消費する必要があります。
「マイレージポイント」は基本的に1.5km走ることで10ポイント手に入り、レースの場合は順位に応じて更に貰えます。
- ナイトロの装着と前後重量バランスの調整はできなくなりました。各クルマの素のポテンシャルがより重要になっています。
- PlayStation (R) VR対応
PlayStation (R) VRを用いれば、360度全方位の3Dドライビングを体験できます。
これとハンドルコントローラーを併用すれば、感極まるほどのリアリティを味わえるので、予算があるならば是非導入を推奨します。
3D酔いや視力への影響等、長期間のプレイには注意してください。