ベヒモス
【概要】
- 元の姿(同行者)
肥満のリンゴ好きの少年・エイダン
- 概要
背中からリンゴの木が生えた四つん這いの怪物。
リンゴの名前は「禁断の果実」で、人の口があり振り落とされたリンゴは個別に襲いかかってくる。
- ストーリー
赤子のころからリンゴ好きな少年がいた。
リンゴを与えれば上機嫌なため、子育ては楽だった。
むしろ、子育てを楽し過ぎたともいえる。
だが、その食べっぷりは病的で成長と共に増して行き、体重が大人三人分の巨漢になってしまった。
それは食べるリンゴの量に比例して家計と増える体重や癇癪に両親の精神をも圧迫してしまっていたが、少年は気づかず、さらにリンゴを食べ太っていった。
そして、限界となった両親はリンゴを控えたが、少年は怒りで両親に手を上げてしまい、実家から勘当を受ける。
彼は子供だけでは生きていけないことやすぐさま好物の林檎が食べられなくなることに気が付き絶望と後悔を覚えるも遅く、みるみる痩せて骨と皮になっていった。
少年が死を理解していた際に現れた聖杯にリンゴが食べたいと願った。
少年の背中は歪に変形し、骨の一部が背中の皮を突き破って枝分かれし、リンゴの木になった。
そして少年の体は「木の根っこの役割」となり、常に水分を啜り続けなければならなくなった。
少年は大好きなリンゴの一部になり果てた。これが彼の払った「代償」なのだろう。
だが、それは少年には大したことはなかった。リンゴが食べれないことに比べれば。
少年は背中に実ったリンゴをむさぼり、お腹が満たされ元気を取り戻した。
腹が満たされ、肉体に栄養を取り込むほど背中のリンゴは生育し、少年は永遠にリンゴを食べ続けられる循環、オートファジー(自食作用)を得た。
だが、寝ている間にリンゴ泥棒が大事な身を盗んでいくため、おちおち寝られなくなった。
リンゴを永遠に食べられるようになった少年は、睡眠不足に悩まされることになった。
- 余談
彼の両親はリンゴを与えるだけ与える優しい虐待をした挙句、手に負えなくなったら自分の人生が子のせいで台無しだといきなり追い出すなど所謂毒親であり、彼は毒親被害者でもあると言える、悲しき怪物。
【攻略】
耐性 |
部位 | 無 | 熱 | 冷 | 雷 | 石 | 毒 |
呪部の枝 | 40% | 20% | 50% | 50% | 50% | 80% |
リンゴ | - | - | - | - | - | - |
その他 | 50% | 30% | 50% | 50% | 50% | 80% |
- リンゴはダメージが表示されないため不明、弱点属性の戦果は取得可能なので熱には弱い?
- 減衰率なので数値が低い方が弱点。
- 例:元ダメージ100で耐性20%部位へ攻撃すると80ダメージを与えられる。
弱点属性 | 呪部 | 凶呪部 | 主な状態付与攻撃 |
熱 | 後ろの枝 | 左・右の枝 | Poison |
- 攻略
- 体力が比較的高め。
スライムと違い、粘液では無く意思を持ったリンゴを飛ばしてくる。
これが厄介なので早めに呪部破壊してしまいたい。
本体から離れたリンゴは「炎の綿毛」を打ち上げておけば後は勝手に当たり排除が楽。
また、あまり動かないためゴーレムが非常に有効。
実がなっている時に状態異常→追撃すると実を全てばらまくため注意。
- 誘惑魔法「食欲の実」を使うと飛びついて食べるため一定時間動きを封じることができる。
しかし、拘束時間はそれほど長くないので利用価値は任意の場所(ゴーレムの側など)に誘導するぐらいだろうか。
「飢民の実」にはジャンププレスをしてくる。
- リンゴは攻撃時によろめいた時かジャンプした時に1つ、呪部解体時に枝に付いていた分、追撃時に全ての実が一斉に落ちる
リンゴの数は、呪部1つにつき2つ×3、本体に4つの最大10個。呪部を全解体しても4つは残ることに注意
- 盾装備魔法「綿毛淑女の種」系をまとっておくと、竜巻や種弾を消してくれる。
- 竜巻の連続攻撃でまともに近づけない場合は、離れてまた攻撃してと自身を囮にしつつ、爆弾変性+地形変性の連携魔法などで狙撃させると討伐時間を短縮しやすい。
- 呪部解体
- 左右の枝(凶呪部)、後ろの枝
- どの呪部も比較的低い位置にあり的も大きいので、特別な行動をせずとも解体しやすい。
- 熱属性槍魔法などの溜め攻撃が連撃のものは呪部への攻撃と一緒になっている林檎も一緒に破壊してくれるので便利。
- 呪部解体を行うと殴り攻撃を行わなくなり、必然的に竜巻攻撃の頻度が高くなる。
竜巻攻撃が厄介ならば、あえて呪部を解体しないのも一つの戦略である。
【攻撃方法】
- ジャンププレス
- 高く飛んで移動する。移動をあまりしないベヒモスの唯一の移動手段
こちらを狙ってくるわけではないのでかわす必要はないが、逆に意図せず巻き込まれる危険性もある。一応警戒しておこう
- 本体から離れているリンゴの実がある場合は、リンゴの実を潰すように移動し、実を食べて効果を得る。(得ている効果は樹木系の魔法のいずれか?攻撃力上昇は確認済)
- 殴り
- 近くにいると使用。左右の枝で横殴りをする
予備動作が大きいので回避は容易であり、判定も前方のみで後方に居れば当たらない。呪部を解体すると使えなくなる
ボスカウンターが可能。
- 種弾
- 付与:Poison
- リンゴの実が使用。種をマシンガンのように連続で飛ばしてくる
弾数は多いものの判定は一度きり。スピードも心持ち緩やかなので、焦らず回避
ベヒモス本体についている状態だと、とんでもない弾幕になるので注意
お守りを使用する場合はスーパーアーマーによって転ぶことなく連続で食らうので動き回ることを心がけよう
- 噛み付き
- リンゴの実が使用。本体から離れたリンゴの実が飛びかかり噛み付く。カウンター戦果を得られる。
かわすのは容易だが、死角から来られると辛い。実がばらまかれたら、できるだけ潰しておくのが無難
飛びかかるモーションが素早く短いため、カウンターは地味にシビア。
狙うなら、機雷変性魔法や土竜系の攻撃、投擲弾で後退しながらがベストか。
- 竜巻
- 小さな竜巻を4方向に飛ばす。誘導性能があるが飛距離が決まっているため、離れてやりすごすとよい
竜巻に向かって前転すれば回避できるが、竜巻発生後の本体まわりにしばらく吹っ飛ばし判定があるので回避で本体に近づきすぎないようにしよう
【出現する追体験】
【呪部解体報酬】
【セリフ】
リンゴ、食べたい
前は頼めばいくらでも貰えたのに……
最後にもう一度だけ食べたい……
りんごりんごりんごおぉぉぉぉぉぉぉぉお!
……い、痛い、何だコレ
背中に……木が生えてきた
この赤い実はまさか……
リンゴの木じゃないか……
僕から養分を摂って育っている
これで永遠にリンゴを食べていられる
寝ている間にリンゴが減ってる……
コメント
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