ケンタウロス
【概要】
- 怠惰の理由
働くのが面倒から始まる楽な方に逃げ続けるから始まる、全てが面倒という人知を超えた怠惰な姿勢
- 元の姿(同行者)
弓矢の天才的な腕を持つ男性・タイリアン
- 概要
上半身は髭面の人間、下半身前部は馬、下半身後部は巨大な馬車の姿をした魔物。
ちなみに文献の通り、馬部分にも心臓や意思がある。
- ストーリー
圧倒的な戦武の才を持つ男が居た。
その手腕から領主直属の親衛隊にまで選ばれた。
男は動かずに済むという理由から弓を使い、その才から百発百中を成し遂げ1歩も動かずに戦闘を終えるほどだった。
だが、男は真面目に働くのが馬鹿らしいと面倒になり、真逆の盗賊に身を落とした。
盗賊として楽な道を選んだが、次第にそれすらも面倒になった。
弓の実力に磨きがかかる一方、男の怠け癖はみるみる助長されていく。
そして、男は子分に全てを任せて馬車に籠るという生活を始めた。
だが、男はおべんちゃらを使い取り入ろうとする子分たちが煩わしくなり、全員葬った。
その数日後、飲まず食わずだった男は死にかけていたが、それすら面倒だった。
そして現れた聖杯に自分の身体を代償に願い、自分と荷車と馬車が一体化した魔物となった。
男はしばらくは喜んだが、男の性分は底なしだった。
そして生きるのが面倒なのだと気づき、自分の心臓を刺し潰し、馬の部分の心臓をも刺そうとするが、馬の部分が暴れだして未遂に終わる。
男はついに死ぬことを諦め、自嘲気味につぶやいた。
「やれやれ、死にたい時に死ねないなんて…この世界はなんて面倒臭いんだ」と。
生きる事が面倒な男は、魔物化した結果、馬の部分のせいで死ぬ事が出来ないという皮肉な末路を辿った。
- 余談
文献に馬の部分が勝手に暴れだしたとある為、馬の部分にも意思があるのかもしれない。
【攻略】
耐性 |
部位 | 無 | 熱 | 冷 | 雷 | 石 | 毒 |
ランタン | 20% | 80% | 30% | 50% | 50% | 50% |
人間部分 | 40% | 80% | 30% | 50% | 50% | 50% |
馬車 | 50% | 80% | 30% | 50% | 50% | 50% |
- 減衰率なので数値が低い方が弱点。
- 例:元ダメージ100で耐性20%部位へ攻撃すると80ダメージを与えられる。
弱点属性 | 呪部 | 凶呪部 | 主な状態付与攻撃 |
冷 | ランタン×2 | 頭 | Flame |
【攻略】
- 馬の外見に相応しく、一ヶ所に留まらずそれなりの距離を往復しながら攻撃してくるため、特に近接武器を使って攻撃しようとするとこっちも面倒くさいことこの上ない。
- 行動パターンは比較的シンプルで、暴走→地面を叩くor火矢(プレイヤーとの距離で変化)→暴走→…の繰り返し。
体力の減少に応じて、暴走→回転攻撃~放屁(+汚物投擲)→暴走(速度大幅減少)と変わっていく。
- 地面を叩くか火矢を放つかは、暴走後のプレイヤーやNPCとの距離に依存している。
逆を言うとプレイヤーが近くに居れば地面を叩き、誰も近くに居なければ確実に火矢を放ってくる為、
攻撃パターンを意図的にコントロールする事が出来る。
特に地面叩きはボスカウンターが可能である為、腕に自信があれば
縦横無尽に駆け回るケンタウロスの動きを抑えて一方的に攻撃する事も可能である。
- 離れていれば火矢以外の攻撃は当たらないので遠距離でチクチク攻めると結構楽。
遠距離魔法で呪部全解体を狙うなら投擲弾・爆破弾魔法がオススメ。
- 近接戦闘で挑むなら、走り去るケンタウロスを回避変化魔法「隼の羽」「猥絵師の画布」などを使い、爆弾を避けるため大きく回りこみながら先回りし、相手がバテて棒立ちになった所を「古代の地層」の上からや機雷変生魔法、土竜系の攻撃で呪部を解体しよう。
一定ダメージを与えると膝をつくのでさらなる攻撃チャンスとなる。
- 回転突進攻撃を始めた場合、ダウンをとれる盾装備魔法や「古代の地層」で受け止めるか、一定ダメージを与えるなどしてキャンセルさせないと、回転→放屁→また回転と長時間に渡って振り回されることになってしまう。
- マルチプレイのジェミニ戦で、もう1体を相手にし強力な火矢攻撃に気付かない仲間がいたら注意喚起してあげよう。
【攻撃方法】
- 暴走
- 付与:Flame
- 走りながら後ろの荷車から燃えた汚物を落として逃げていく。
汚物は触れるか時間経過で爆発。回避変化魔法「隼の羽」「綿毛淑女の羽」を使い並走するか、盾魔法で一つ一つ潰しながら追いかけるのが安全。
追尾弾魔法(三叉や幅の広い「鼠使いの喇叭」など)を使って目の前の汚物を爆破させていくことも出来る。
進行ルートにより落下地点は若干ブレるが、基本的に左右交互に落としていく為、
ケンタウロスを追う際はどちらに落としたか注目しておくと回避がしやすくなる。
体力が減ると移動速度が目に見えて落ちる。先回りして爆弾変性魔法を設置することも可能。
止まった先では無防備にへばっている。呪部解体が済んだ後は、近接溜め攻撃など大技を当てるチャンス。
暴走後、プレイヤーが近くに居るか遠くに居るかで地面を叩くか火矢を放つかの行動パターンに分かれる。
- 地面を叩く
- 体の部分を持ち上げ足で地面を蹴る。
暴走後、プレイヤーやNPCがケンタウロスの近くに居る場合に行ってくる。
衝撃波の判定が広いので注意。
ボスカウンターが可能。
- 火矢
- 付与:Flame
- 右手をグルグル回しながら手に赤い弓矢を出現させ山なりに十数個飛ばしてくる。
暴走後、プレイヤーやNPCがケンタウロスの遠くに居る場合に行ってくる。
遠距離からでも、右手が光り足を持ち上げた動作で予兆を確認できる。
この攻撃の際はケンタウロスの近くにいれば当たらない。
遠距離攻撃だが超遠距離までは届かない。
近くにいけない場合は遠距離安全地帯に逃げるか、ケンタウロスから離れて着弾を落ち着いて判断して緊急回避で対処出来る。
もちろん壁も貫通しないので壁に隠れることでもやり過ごせる。
- 回転突進攻撃→放屁
- 体力が減ると暴走から移行。体の部分を荷車に入れ、回転しながら長時間突進する。
回転が終わり横に倒れた後、小刻みに体を揺らした後に放屁(広範囲に衝撃波を発生)するため距離をとる必要がある。
放屁の後、再度回転突進を見せることも。
回転は盾装備魔法ならダウンを、「古代の地層」なら受け止めるのみだがキャンセルさせることが出来る。
一応回避も可能だが、地形が狭いとタイミング・回数ともにかなりシビア。
ケンタウロスの中でも群を抜いて厄介な攻撃だが、ダメージを与えないと終わらない。放屁の隙に中〜遠距離系で一気に削ろう。
- 汚物投擲
- 付与:Flame
- 回転突進攻撃を終了した後、放屁の為に体を倒さずにいたらこの攻撃。
荷車の中から小規模ながら爆発する汚物を3つづつ、複数回に分けて投げつけてくる。
飛距離はそこまで長くない。盾装備魔法で受け止めることが出来る。
【出現する追体験】
【呪部解体報酬】
【セリフ】
あらゆることが面倒だ……
もっと楽に暮らしたい……
私には才能がある
だから楽をしてもいいのだ
努力など凡人のすることだ
食事も面倒だ……
動くのも面倒だ……
面倒、面倒、面倒、面倒、面倒、面倒
面どぅおおおおぉおんん
馬車と一体化した
これでもっと楽ができる
ダメだ、また面倒だ……
分かったぞ。
何が本当に面倒なのか……
コメント
コメントが流れてしまうのを防ぐために、前述コメントへの返信の際はラジオボタン(返信したいコメントの左にあるボタン)を押してから送信をお願いします