基本情報 Edit

名称劉禅(リュウゼン)
公嗣(コウシ)
生没年207 - 271
所属
キーワード暗愚の烙印を背負った皇帝
CV(声優)松野太紀
公式動画『真・三國無双7』 劉禅
(モーションは『真・三國無双7』当時のもの)
劉備の息子。
人間的な魅力で数々の英雄をひきつける劉備の息子として、周囲の人々に期待されてきた。
すぐに行動を起こさずに、熟考して物事を判断する。
そのため反応が遅く、過剰な期待を寄せる周囲から暗愚と誤解されることがある。
 

武器 Edit

得意武器武器相性
軽功転身無影脚旋風
龍床几☆☆☆☆☆☆☆☆
 

生き様 Edit

生き様固有軍略
初期
レベル
所持秘計
錦心の仁君全域施し+212回復気合快癒鼓舞大援護射撃-
 

ステータス Edit

モードレベル体力攻撃力防御力統率力移動速度地位
フリーモード1259316239250120-
5287339266
10322369301
20392429371
55637639616
99945903924
争覇モード
(プレイヤー)
6299356264在野
294351264放浪軍一般
294351274放浪軍頭領
299351269副将
294346274一般
289346279太守
284341279軍師
299346274大将軍
289341274君主
争覇モード
(非プレイヤー)
12347404294在野
336393294放浪軍一般
336393316放浪軍頭領
347393305副将
336382316一般
325382327太守
314371327軍師
347382316大将軍
325371316君主
 

無双乱舞 Edit

種類名称解説
無双乱舞1薙裂「これはどうだろうか」周囲の敵を巻き込むように几を振り回す。
無双乱舞2天舞刺裂法「精一杯やってみよう」敵を捉え、几で二度押しつぶすガード不能の投げ技。
投げ不発時には几を前方に蹴り出して攻撃する。
空中無双乱舞天堕衝波「手加減は難しい」落下の勢いのまま几を叩きつけ、周囲にその場ダウンの2段攻撃。
敵をロックする技ではないが着地時にカメラ演出がある。
覚醒乱舞-「ホホホホ…仕方ない」武器を回転させて叩きつけを繰り返し、横薙ぎでフィニッシュ。
範囲は縦長。ヒット間隔が短く、移動速度も悪く無いので派生はしやすい方。
真・覚醒乱舞-武器を振り下ろし続け、〆前に横薙ぎ連打が追加。
 

登場シナリオ Edit

シナリオ名西暦分類所属地位所在
黄巾の乱184年史実不在
黄天当立185年IF不在
何進包囲網187年IF不在
反董卓連合189年史実不在
袁家の対立191年IF不在
江東に小覇王あり194年史実不在
群雄割拠194年史実不在
曹操の台頭196年史実不在
官渡の戦い200年史実不在
漢の忠臣200年IF不在
華北の覇者201年IF不在
河北争乱202年史実不在
赤壁の戦い208年史実在野江陵
潼関の戦い211年史実在野江陵
天下二分計211年IF在野武陵
漢中王への道218年史実在野成都
樊城の戦い219年史実在野成都
三国鼎立221年史実在野成都
曹家分裂221年IF在野成都
街亭の戦い228年史実劉禅君主成都
秋風五丈原234年史実劉禅君主成都
公孫淵の乱237年史実劉禅君主成都
正始の変249年史実劉禅君主成都
毌丘倹の乱255年史実劉禅君主成都
蜀漢の滅亡263年史実劉禅君主成都
西蜀動乱264年IF在野成都
項羽と劉邦???年仮想不在
仮装大戦???年仮想不在
水着パラダイス☆???年仮想在野成都
侵略者現る???年仮想劉禅君主成都
眷属闘諍???年仮想劉備一般漢中
百年戦争???年仮想在野
真・群雄割拠???年仮想在野下邳
 

台詞集 Edit

+  政略
+  戦闘(アクション)
+  戦闘(システム)
 

考察 Edit

  • 劉備の長男で、幼名は阿斗。長坂の戦場で趙雲に救われた赤子であり、蜀最後の皇帝。
    • 演義の偏った扱いの他、正史でも記述が少ないため、真偽不明な点が多く毀誉褒貶が激しい評価。
      SLG三國志シリーズではシリーズを経る毎にアレな扱いが急速に強まり、X以降はとうとう能力値設定が3/5/9/4(語呂合わせ)にされてしまった。
    • しかし父や孫権曹丕と違って生まれながら皇帝となる運命だったためか、
      在位期間は40年(諸葛亮死後の30年近く)と三国時代の皇帝では最も長く、弱小ながらも国体を安息に守っていた。
      他国で起こっていた政変や大きな反乱があったという記述もあまり見当たらないため、これらの功績は評価されて然るべきであろう。父同様、その周りが優秀過ぎただけかも知れないが。
    • 蜀将であり正史の編纂者であった陳寿曰く「白糸は染まる色に染まる」(周り次第で名君にも暗君にもなる)。
      諸葛亮が丞相であった頃と黄皓が専横に走ってた頃を対比すると納得できる言であり、総評としては「乱世の愚帝・治世の仁君」として劉璋と並ぶことが多い。
    • 『漢晋春秋』には蜀降伏の後、司馬昭との宴席にて蜀の音楽が流されるという計らいがあったが、同席していた家来達が涙する中で平然と笑顔を見せ、「蜀の事を思い出される事でしょう」という問いにも「いいえ、ここでの暮らしが楽しいものですから」返し周囲を唖然させたという逸話が載っている。
      • 『6』の晋伝エンディングにはこの流れをベースにしているシーンが有る。賛否両論ではあるが、ある意味同作の物語を象徴するものとなった。
  • 無双においては暗愚詐欺が代名詞。父同様仁愛にあふれ才能もあることが伺えるが、基本的にその素振りは全く見せない。
    さしあたって星彩姜維ら有能な臣下たちから見捨てられるほどの暗愚ではない程度。
    • 仲間を気遣ったり献身的な台詞こそあれど、無双7本編では仲間の作戦中に興味本位や「仲間外れを嫌って」という理由で戦場に現れるなどのKY行動で敵味方を困惑させることしばしば。
      流石に前作の評判が堪えたのか、同作では劉禅の本音はほぼ完全にぼかされている
    • 似た者同士なのか、その無双6では諸葛亮星彩以上に司馬昭が大いに共感を抱いていた。姜維は…お察しください。
      • やはり当時のスタッフは1番参戦させるか悩んでいたらしい。
        無双6OPでもその赤子の姿で登場していて鮑三娘に抱っこされているが、本来は同世代の人物である。
  • 4Emp以前では汎用武将としては勿論のこと、一部旧作では赤子の姿で「無双ゲージが1分間MAXのまま(+武功ボーナス)」アイテム扱いとしても登場していた。
  • 阿斗様ならではのネタ要素は、無双ではDLCに集約されている節がある。
    現代系のオリジナル衣装では御茶目で奇抜なお姿を見られる。
  • なお、今回は得意武器に元DLCの龍床几(いわゆるカンフーベンチ)を持ち出してきており、
    細剣以上にクセの有りそうな見た目に違わず、どの武器にもない珍しい特技を手にした。
    • それがチャージ攻撃直前の特殊ガードやジャストガードによるカウンターである。特にNPCはガードを重視するため、無対策ではかなりの厄介者と化す。
      高難易度ではガードに引っかかった時点で死亡フラグが立つので、対策は必須。詳しくは龍床几の考察を参照。
    • 加えて所持秘計は回復2つ+味方強化という構成になっており、体力回復のEX2もあいまって父親顔負けの異様なしぶとさを発揮できる。
      初期レベル自体はギリギリ上位クラス。何れにせよ無双6Empの暗愚ぶりが嘘のよう。
 

コメント欄 Edit

最新の5件を表示しています。 コメントページを参照

  • 4の星彩エンディングのモブ劉禅が劉備の声で星彩に稽古付けてもらってるシーンが印象的。司馬昭の宴の話もまわりの臣下を気遣ったり元敵軍の前でむやみに印象下げないためにあえて暗愚を演じたなんて説もあるよね -- 2016-07-19 (火) 14:30:36
    • まぁ周り魏の人間ばかりなのに蜀がよかったとは言えないよね。あれで暗愚扱いは可哀想。 -- 2016-07-19 (火) 18:33:08
    • 俺は口ではああ言ってるけど正確には「魏は良い」じゃなくて「蜀が嫌」だと思ってる。仮に帝で頭ではこのままではいけないと分かってるのに口に出せない立場になってしまった自分に嫌気がさしてたと -- 2016-07-20 (水) 12:17:16
  • 次回作では細剣に戻ってほしいな -- 2017-01-22 (日) 06:29:44
    • 細剣はスタイリッシュな感じがあるからちょっと似合わない気が -- 2017-06-09 (金) 11:27:31
  • 一見アホくさいけど有能という暗愚詐欺にピッタリ -- 2017-07-23 (日) 18:05:57
  • 父上の名にかけて! -- 2019-09-05 (木) 18:11:13
  • この御仁、高難易度で当たるとかなりエゲツない。削れば回復、回復で倒しきれないし、下手にゴリ押せばカウンターが待っているという。敵にいたら引き抜いて処断するほうが安全かもしれない。 -- 2023-07-04 (火) 07:05:59
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