分類性能
国籍/メーカーアメリカ/シェルビーPP449.86総排気量4,272cc
カテゴリーその他/ホモロゲーションモデル最高出力309PS/6,000rpm最大トルク45.4kgfm/4,000rpm
カータイプ#ロードカー吸気型式NA駆動型式FR
年式1965車両重量1,270kg/58:42TM4速
入手方法セッティング他
レジェンドCr.48,700,000(9,514km)制限---
その他---特記---
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GT350.jpeg

  • シェルビー・アメリカンの手によって1965年から1969年まで製造された、フォード マスタングのチューニングカー。
    マスタングのホモロゲーションモデルであると共に、フォードの最上位・フラッグシップモデルという位置付けでもある。
  • エンジンは289キュービックインチの、フォードウィンザーエンジンのハイパフォーマンスバージョンを搭載した。
    このユニットはマスタングのオプション用エンジンをベースに、シェルビー・アメリカンが更なるチューンを施したもの。
    通常エンジンよりも高回転であり、その最高出力は300馬力を超えるまでにチューニングされている。
  • 本車は非常にスパルタンな設計で知られており、遮音材・制振材・ヒーター・パワステ等の快適装備は全て排除されている。
    ディファレンシャルギアやサスペンションはレース用に変更されており、当時のレギュレーションの関係でリアシートも撤去。
    重量配分等を考慮してバッテリーやスペアタイアの位置も変更し、更にはボンネットもFRPに素材転換する徹底ぶりであった。
  • ここまで徹底したモディファイがなされていただけあって、マスタング GT350はレースシーンでは華々しい結果を残した。
    しかし限界までレース志向に傾けた本車は極めて評判が悪く、66年式では一般ニーズにも答えられるよう快適性の向上が図られた。
    足回りをデチューンして各レース用パーツをオプションに変更した他、エアコン・ラジオ・3速AT等もオプション装備として用意。
    これらの変更・改良によって高い評価を得る事となり、68年よりカタログモデルに昇華するまでに至っている。
  • しかし末期になるにつれて、シェルビー GT350/GT500の評価は徐々に低迷していく事になる。
    フォード・モーターの主力が新モデルのMach 1BOSSに移っていた他、レースシーンもTras-Amへと舵を切りつつあった。
    不安定な社会情勢やエネルギー問題の浮上、マッスルカー市場の縮小等も加わり、本モデルは69年を最後に幕を閉じた。
    シェルビー マスタングは、モダンマッスルカー路線が始まる2005年前後まで、長い眠りにつく事となる。



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