分類性能
国籍/メーカー日本/三菱PP503.42総排気量1,998cc
カテゴリーその他/スポーツカー最高出力314PS/6,400rpm最大トルク43.7kgfm/3,500rpm
カータイプ#ロードカー吸気型式TB駆動型式4WD(--:--)
年式2015車両重量1,530kg/60:40TM5速
入手方法セッティング他
セントラルCr.6,000,000制限前後駆動力配分の確認不可
その他メニューブック No.19特記GTカフェでの解説あり
デフォルトでダウンフォースが存在(20:40固定)
デフォルトでアンチラグシステムを使用可能
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  • ギャランフォルティスをベースに2007年に発売された、第4世代唯一のランエボ。一般的にはエボ10やエボXと呼称される。
    ランエボは初代エボIから期間または台数限定販売を通してきたが、本車はランエボ初にして唯一のカタログモデルとなった。
  • エンジンは第1世代から続く鋳鉄ブロックの4G63ではなく、軽量化を目的とした新開発のアルミブロックの4B11を搭載。
    エボXが市場に出た2007年には、すでに国土交通省の定める国産量販車の馬力の自主規制(280PS規制)が撤廃されていた。
    ただ当時の三菱はリコール問題の影響か最高出力を280PSに抑えて販売し、翌年のマイナーチェンジで300PSに改められた。
  • ボディサイズはベース車が3ナンバー故に全幅は1800mm以上だが、逆に全長はベース車と比較して75mm短くなっている。
    これにより、前後のオーバーハングが切り詰められており、ランエボで重要な高い旋回性能も出来うる限り維持されている。
    ランエボではお馴染みの電子制御機構はAYC・ACD・ASC・ABSを統合制御する「S-AWC」に進化、車体の安定性を高めている。
  • トランスミッションはランエボとしては初の2ペダルMTとなる6速TC-SSTを追加。3ペダルMTは5速に統一され、6速は廃止となった。
    しかし、環境に配慮する車両ばかりが注目されて販売数の落ち込みが著しくなっていき、国内では2013年度販売数で621台まで減少。
    加えて社内事情もありエボXは進化を許されず、競技用グレードの「RS」は2014年9月、SST装着モデルも2014年末にモデルが廃止。
  • 2015年4月、三菱はエボXの生産終了と同年8月に「ランサーエボリューション ファイナルエディション」の1000台限定販売を発表。
    これはエボXの5速MTモデルをベースに、エンジンにナトリウム封入エキゾーストバルブを追加し、最高出力が約315PSまで向上。
    内外装はBBS製ホイールやフォグランプ付きバンパー等の各純正オプション付きで、全体の色調を黒でまとめた専用品となっている。
    車名に「X」が付かない事からも分かるように、この仕様は「ランサーエボリューション」自体の最終仕様である事を表していた。
    このファイナルエディションは2015年8月に完売・生産終了し、ランサーエボリューションは23年の歴史に幕を下ろしたのである。



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