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  • 価格とその走行距離、性能、カラーバリエーション
分類性能
国籍/メーカー日本/マツダPP---総排気量---cc
カテゴリーその他/オープンスポーツカー最高出力---PS/---rpm最大トルク---kgfm/---rpm
カータイプ#ロードカー吸気型式NA駆動型式FR
年式1989車両重量---kg/--:--TM5速
入手方法セッティング他
ユーズドCr.---(---km)制限---
その他三択:東京ハイウェイパレード
メニューブック No.10
特記GTカフェでの解説あり
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  • マツダが当時展開していた販売チャンネル「ユーノス」から、1989年にデビューしたオープンスポーツカー。
    開発キーワードを「人馬一体」と定め、若者が手軽に買えるライトウェイトスポーツを意識して開発が進められた。
    重量配分や慣性モーメントの低減には特に拘り、エンジンや足回りに潤沢な予算を投じて、その他は流用等で賄った。
  • パワートレインは1.6L 直4DOHCのB6-ZE型エンジン。6代目ファミリア用のB6型をFR向けに改良したものである。
    最高出力は120psと控えめだが、無駄を省いた軽量な車体には必要十分なスペックであり、扱いやすい特性となった。
    マイナーチェンジで排気量が1800ccに増えたBP-ZE型エンジンが投入され、最高出力も130psにアップしている。
    これに組み合わせられるトランスミッションは5速MTのみだが、マイナーチェンジ時に4速ATが追加設定された。
  • マツダ車としては初めて、ミッションケースとデフケースを結合するパワープラントフレーム(PPF)を採用した。
    これの採用により駆動部の剛性が向上、ダイレクト感のあるアクセルレスポンスやシフトフィールを実現している。
    足回りには前後共にダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用しており、こちらもマツダ車としては初である。
    この「前後ダブルウィッシュボーン+PPF」という構成は、その後のマツダ製FRスポーツの基本構造にもなっている。
  • 車体は日本の伝統をデザインモチーフとしており、曲面や楕円で構成された愛嬌あるデザインが与えられた。
    ルーフにはビニール製の手動式ソフトトップを採用し、またオプションでアルミ製デタッチャブルハードトップを用意。
    前者は経年劣化の影響が出やすく賛否が分かれたが、後者は約30kgとやや重いながらも実用性が高く、好評であった。
    その他、主要パーツをアルミ製にする等の徹底的な軽量化を施した結果、最低重量940kgという車重を実現した。
  • 車重・運動性能・価格・デザイン全てに拘ったロードスターは、発表時点で半年分の予約が埋まるほどの大ヒットとなった。
    その総生産台数は約43万台に達し、後に「世界で最も生産された2シーターオープンスポーツ」としてギネス認定を受けた。
    本車の存在は全世界に絶大な影響を与え、数多くのメーカーがオープンスポーツを出すまでに及んだのである。

+  余談



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