分類性能
国籍/メーカー日本/三菱PP474.33総排気量1,997cc
カテゴリーその他/ホモロゲーションモデル最高出力268PS/6,500rpm最大トルク31.5kgfm/3,000rpm
カータイプ#ロードカー吸気型式TB駆動型式4WD(--:--)
年式1995車両重量1,260kg/60:40TM5速
入手方法セッティング他
ユーズドCr.10,000,000(6,250km)制限前後駆動力配分の確認不可
その他---特記GTカフェでの解説あり
デフォルトでアンチラグシステムを使用可能
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ランエボ3.jpeg

  • WRCのグループAのホモロゲーション取得の為、1992年にデビューした『ランサーエボリューション』、通称「ランエボ」。
    当時のWRC参戦車だったギャランVR-4よりも小型な4代目ランサーに、ギャランのコンポーネントを押し込む形で誕生した。
    グレード構成はベース車のスポーツモデルと同じで、快適装備有りの「GSR」、快適装備を省いた競技用の「RS」を用意。
    1994年に登場したスバル・インプレッサとは車格や排気量も同格で、熾烈な開発競争を長年繰り広げるライバルとなった。
  • 1995年に登場したランエボIIIは、後に「第1世代」と呼ばれる事となる4代目ランサーベースのランエボの最終型である。
    外装ではリップスポイラーや開口部が大型化したフロントバンパー、リアには市販車としては異例の大型ウィングを装備。
    エンジンは圧縮比引き上げやパーツの設計見直し等で最高出力が270PSに向上、足回りやボディの剛性も更に強化された。
    また、市販状態では封印されているものの、WRC参戦時にターボラグを解消する為の「2次エア供給システム」を搭載した。
  • エボIIから各部の冷却や空力性能を強化するという進化を遂げた本車両だが、同時にまた新たな弱点も生まれてしまった。
    大型リアウィングによりリアのダウンフォースは確保されたが、フロントのダウンフォースが弱くバランスを欠いていた。
    エンジンの圧縮比9もターボ車としてはほぼ限界で、僅かなブーストアップでもエンジンブローする危険性も孕んでいた。
  • エボII譲りの強化された足回りと本車両での改良による性能向上は目覚ましく、WRCでは複数回の優勝を含む活躍を見せた。
    本車両を駆る三菱陣営はWRCの最上位常連となり、1996年にはトミ・マキネンが自身初のドライバーズタイトルを獲得した。
    このような好成績を残したエボIIIは1996年8月に5代目ランサーベースのエボIVに切り替わり、各競技からも前線から退いた。



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