分類性能
国籍/メーカーイギリス/アストンマーティンPP735.15総排気量5,935cc
カテゴリーGr.3/FIA-GT3最高出力600PS/6,500rpm最大トルク70.0kgfm/5,500rpm
カータイプ#レーシングカー吸気型式NA駆動型式FR
年式2012車両重量1,250kg/50:50TM6速
入手方法セッティング他
セントラルCr.45,000,000制限---
その他---特記---
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  • アストンマーティンのGT3マシンとして、グループGT3黎明期の2005年から活躍し、輝かしい功績を残してきたDBRS9。
    しかしそのDBRS9も、デビューから既に7年が経過しており、流石に旧式化による性能不足が隠せなくなってきた。
    このV12 ヴァンテージ GT3は、そんなDBRS9の後継車両として、2012年に誕生した新たなるGT3マシンである。
  • マシン開発は先代同様、イギリスの名門コンストラクターであるプロドライブが担当した。
    DBS譲りの5.9L V12にはファインチューンが施され、トランスミッションはXトラックのパドルシフトへと進化。
    車重はGT3全体で見てもかなり軽い1250kgにまで軽量化された他、前後重量配分も理想値に近付けるよう改良された。
  • こうして2012年にデリバリーが開始されたV12 ヴァンテージ GT3は、場所を選ばず世界中で活躍してみせた。
    デビューイヤーの2012年は早速トータル18勝を上げ、英国ブリティッシュGTでは2013・15・16年にタイトルを獲得。
    2017年では、ブランパンGTシリーズ エンデュランスカップの、プロアマカップにてタイトルを獲得している。
  • 先代であるDBRS9同様、息の長い活躍を見せた本車だが、2019年には後継モデルのヴァンテージ GT3へバトンタッチした。
    GT3マシンは、モデルライフ途中に細かなアップデートやフルモデルチェンジを行う等し、性能向上を図るのが一般的である。
    しかし本車は、デビューから7年もの長きに渡り大規模な改良を行わず、ほぼそのままの姿で高い戦闘力を保ち続けた。
    高コスト化が進むGT3において、カスタマーレーシングカーのあるべき姿を体現した、ユーザーフレンドリーなマシンと言えよう。



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