概要
- 1959年開業。NASCAR誕生の地であるアメリカ合衆国のフロリダ州デイトナビーチに実在するオーバルサーキット。
- NASCARのトップカテゴリー内でも優勝する事が最大の栄誉とされる、『デイトナ500』の開催地として世界的に有名。
また、ル・マン、スパと合わせ「世界三大耐久レース」と称される『デイトナ24時間レース』も毎年開催されている。
- 今作ではオーバルコースとロードコースを収録している他、時間変化も実装されている。
コース攻略
デイトナ・トライオーバル
&ref(): File not found: "Daytona-S.jpg" at page "デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ"; | 1.Turn 1 2.Back stretch 3.Turn 2 4.Turn 3 | コース情報 |
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分類 | リアルサーキット |
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所在国 | アメリカ |
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コース長 | 4023m |
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ストレート長 | 914m |
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高低差 | 10m |
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コーナー数 | 4 |
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ピット | あり |
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天候変化 | なし |
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時間変化 | あり |
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備考 | |
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勝負はドラフティング(スリップストリーム)の駆け引きが全てと言える。
その特質上、たった半周で下位から一気に首位に立つ事も不可能ではないため、競って早々に前に立つ事は(周回数にもよるが)殆ど意味がない。
集団と共に走り続け、最終ラップ2回目のバンクコーナー中盤少し手前辺りからドラフティングで一気に加速しオーバーテイク、が基本的な戦略となる。
そのため、レースでは焦って前に出ようとはせず、中位~上位のポジションをキープする事を第一に考えるといい。
各々がスリップで引っ張り合う事が多いため、一度集団から離れてしまうと、追いつく事はほぼ不可能である。その際は潔くリスタートしよう。
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- Turn 1(1),Turn 2(3)
最大約31度のバンクコーナーはアクセル全開で進入することになる。
ステアリング調整がキモとなるが、パッドの場合はアナログスティックを利用するか、方向キーのちょい押しで調整し、急な操作は絶対に避けること。
ドラフティングではテール・トゥー・ノーズの技術が欠かせないが、コーナリング中は僅かな接触がスピン・クラッシュに繋がるので、自信がなければ若干間を空けて走行する。
インベタは却って速度が落ちるので、センターから少しアウト寄りを走行すると良い。
脱出時は壁に接触しないように注意する。接触と同時に壁側に力が逃げるため、大幅に減速してしまうことになる。
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デイトナ・ロードコース
&ref(): File not found: "Daytona-R.jpg" at page "デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ"; | 1.In 2.International Horseshoe 3.Dogleg 4.West Horseshoe 5.Out 6.Le Mans Chicane | コース情報 |
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分類 | リアルサーキット |
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所在国 | アメリカ |
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コース長 | 5729m |
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ストレート長 | 575m |
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高低差 | 8.4m |
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コーナー数 | 12 |
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ピット | あり |
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天候変化 | なし |
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時間変化 | あり |
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備考 | |
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スタート直後からターン1手前にかけての、約1kmにわたるインフィールドセクションを走行するレイアウト。
インフィールドはレース全体の行方を左右する最も重要な箇所である。
ここで引き離されてしまうと、続くオーバルセクションでドラフティングに乗れなくなるので、追いつくのは困難となるが、
逆にここで前車に詰められれば、オーバルで一気にオーバーテイクすることも不可能ではない。積極的に攻めていこう。
セッティングでは単純に最高速を目指すだけでなくコーナリングにも配慮しておく必要がある。
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- ターン1〜ターン2(1)
インフィールドセクションの入り口。ほぼフラットなうえ目印となるオブジェクトもないので、ブレーキングポイントが掴みづらい。
また旋回しながらのブレーキングとなるためオーバーランしやすい。気持ち早めにブレーキングするといいだろう。
- インターナショナル・ホースシュー(2)
第1のヘアピン。セオリー通りアウト・イン・アウトで抜ける。
- ドッグレッグ(3)
緩やかな左カーブ。アクセル全開でも曲がれるが、車両によってはウエスト・ホースシューに備え減速することも考えられる。
- ウエスト・ホースシュー(4)
ドッグレッグから続く第2のヘアピン。すぐにインにつかず、中央よりやや外側からクリップを目指して入り込むようなラインが理想。
- ターン6〜ターン7(5)
インフィールドセクションの出口となる複合コーナー。最初の左カーブをやや小さく回り、その先の舵角をなるべく小さくできるように走ろう。
- ル・マン・シケイン(6)
オーバルのターン2手前にあるシケイン。バックストレッチで稼いだ速度をロスしないよう最低限のハンドル操作でクリアしたい。
3つ目の右で膨らんでしまうと最後の左でペナルティ判定を取られやすい。早くアクセルを踏みたいところだが、慎重にクリアするように。
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使用されるレース
シングルレース
イベント | 使用レイアウト | 周回数 | 1位報酬Cr. |
アメリカン・サンデーカップ 600 | トライオーバル | 3 | 1,500,000 |
ピックアップトラック・レース | 5 | 3,000,000 |
アメリカン・クラブマンカップ 700 | ロードコース | 4 | 3,000,000 |
ワールドツーリングカー 800 | 10 | 15,400,000 |
GT Cup Gr.3 | 10 | 20,000,000 |
Gr.1 プロトタイプシリーズ | 10 | 11,500,000 |
各レース詳細(レギュレーション含む)はリンク先参照
サーキットエクスペリエンス
ロードコース
使用車種:フォードGT Race Car '18
区間 | ゴールド | 報酬合計 |
セクター1 | STARTからInternational Horseshoe | 0'33.700 | 600,000 |
セクター2 | International HorseshoeからOut | 0'33.000 | 600,000 |
セクター3 | Bus Stop | 0'17.100 | 600,000 |
1ラップアタック | 1'47.800 | 3,000,000 |
オールブロンズ:Cr.16,000,000
オールゴールド:Cr.80,000,000
小ネタ
- デイトナでは今まで34人のドライバーが事故死しており、特に2001年のデイル・アーンハート・シニアの事故死は全米に衝撃を与えた。
アーンハートの事故死を期に、デイトナを含む各コースへの安全設備の増設や、ドライバーへのHANSの義務化が進んでいく事となった。
また、デイトナの敷地内には彼の偉業を称えた銅像が設置されており、下記の改修前にはグランドスタンドにも彼の名が使われていた。
- 2013年~2016年に「Daytona Rising」と称して設備の大改修を行い、フロントストレッチの客席エリアが一新され大幅に拡大された。
- 1992年のデイトナ24時間レースでは日産 R91CPが優勝を果たしている。
- 2022年1月29日、デイトナ24時間レースを含むIMSAシリーズは、ル・マン24時間レースを主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)との提携を強化。
それにあわせてロードコースのバスストップシケイン(コース図では6番にあたる)を"ル・マン・シケイン"と命名することが発表された。
- コースから南東よりに視線を向けて暫くすると、スペースXの打ち上げを観察することができる。
打ち上げから一定時間が経過すると切り離されたブースターが落ちてくる。
- スペースXの発射場としても使われるケネディ宇宙センターやケープカナベラル宇宙軍基地はデイトナビーチの南東約60〜70マイルと比較的近くに位置する。
- トライオーバルをアーケードレース等で走行すると、ごく稀にライバルカーがバンク区間でふらついたりクラッシュする。
現実で開催される主なレース
- NASCAR Sprint Cup Series (2017年からは NASCAR Monster Energy Cup Series)
- NASCAR Nationwide Series
- Grand-American Rolex Sports Car Series
- ARCA RE/MAX Series
- デイトナ24時間レース(ロードコース)