国籍/メーカー | イタリア/アルファロメオ | PP | 377.04 | 総排気量 | 2,905cc |
国籍/メーカー | イタリア/アルファロメオ | PP | 398.85 | 総排気量 | 2,905cc |
カテゴリー | その他/スポーツカー | 最高出力 | 182PS/5,000rpm | 最大トルク | 26.7kgfm/3,500rpm | カータイプ | #ロードカー | 吸気型式 | SC | 駆動型式 | FR | 年式 | 1938 | 車両重量 | 1,310kg/52:48 | TM | 4速 | 入手方法 | セッティング他 |
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レジェンド | Cr.2,000,000,000(8,531km) | 制限 | --- |
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本作は中古車のカラーバリエーションを確認する方法がないため、現時点で判明しているカラーのみを載せています。
記載されているカラーバリエーションの総数が、必ずしも正確なデータとは限りません。ご了承ください。
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- 戦前を代表する自動車設計者、ヴィットリオ・ヤーノが設計した直列8気筒エンジン「8C」を搭載したスポーツカー。
1936年に登場した前身・8C 2900A同様2.9L仕様のエンジンを搭載しているが、こちらは公道での快適性のため、220馬力から180馬力にデチューンされている。
シャーシは2977mmの「コルト」 、3000mmのロングホイールベース仕様の「ルンゴ」の2種が存在し、その殆どにはカロッツェリア・トゥーリング製の車体が架装された。
1936年に登場した前身・8C 2900A同様2.9Lエンジンを搭載しているが、こちらは公道での快適性のため180PSに落とされている。
シャーシは「コルト」とロングホイールベース仕様の「ルンゴ」の2種が存在し、その殆どにトゥーリング社製のボディが架装された。
1937年から1938年にかけて製造されたが、最終的な生産台数は「コルト」が約20台、「ルンゴ」が約10台と非常に貴重な車両である。
- 1937年から1938年にかけて製造されたが、最終的な生産台数は「コルト」が約20台、「ルンゴ」が10台ほどと非常に貴重なものとなっている。
- 収録モデルの8C 2900Bは、1938年に製造されたCN.412035の個体である。
ベルリネッタボディを架装された「ルンゴ」の内の1台であり、現存する本車の中でも特にオリジナルに近いコンディションを保っている。
2008年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスの他、ヴィラデステやシャンティイアーツ等の名だたるコンクールで大賞を受賞している。
現在の所有者はマイクロソフト元CEO、かつフェラーリやフィアットを始めとするイタリア車の蒐集家であるジョン・A・シャーリー氏。
2012年のグランツーリスモ・トロフィー受賞車である1954年製フェラーリ500モンディアルも彼のコレクションの1台である。
- 収録されたモデルは1938年式のCN.412035。
ベルリネッタ(クーペ)ボディを架装された5〜6台の「ルンゴ」のうちの1台である。
- 現存する8C 2900Bの中でも特にオリジナルに近いコンディションを保っており、2008年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスを皮切りに、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステやシャンティイ・アーツ&エレガンス等の名だたるコンクールで大賞を受賞している。
- 現在の所有者はマイクロソフト元CEOであるジョン・A・シャーリー氏。フェラーリやフィアットをはじめとするイタリア車の蒐集家としても知られており、2012年のグランツーリスモ・トロフィー受賞車である1954年製フェラーリ500モンディアルも彼のコレクションの1台である。
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| | 余談・CN.412035個体史
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- 1938年夏にカロッツェリア・トゥーリング・スーペルレッジェーラ製車体を架装される。車体カラーはダークブルー。ミラノのあるエンジニアの元に納車されるも、時を置かず始まった第二次世界大戦の影響でスイスに退避。
戦後には、詳細は不明ながらヨーロッパで2回以上の売買が成立している。
- 1948年にアメリカに輸出され、アルファロメオの販売代理店を経営するフランク・グリズワルドの手に渡っている。
同年のワトキンス・グレン・グランプリでは、グリズワルドの操縦のもと、数多の最新型レースカーを出し抜き優勝する快挙を遂げる。
- その後ボディを赤く塗装し直されて売却され、複数のオーナーを転々としたあと、1980年に南アフリカのデイビッド・コーエン氏によってレストアされ、ボディカラーも完成当時のダークブルーに戻されている。
- 2006年にシャーリー氏がコーエン氏より購入。同年のミッレ・ミリアに出走した後、アメリカにおけるヴィンテージレストアの第一人者であるブッチ・デニンソン氏による再レストアを受けた。
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