*概要 [#o2d80725]
-GT4で初登場し、GTSまで「サルト・サーキット」の名称で収録されていたサーキット。
今作では、現実における本コースの正式名称「Circuit des 24 Heures du Mans」に合わせる形に変更された。
毎年フランスのル・マン郊外で開催される世界三大レースのひとつ、[[ル・マン24時間レース>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9]]が開催地として有名。

-全長13.629kmの内の2/3に公道を使用しており、残りの1/3及びピット施設と周辺の常設区間を「[[ブガッティ・サーキット>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88]]」と共用している。
公道区間のμは低く、車両を300km/hオーバーで走らせられるのか疑問に思わせるレベルでバンピーであり、特に高速域で不安定になりがち。

-[[Wikipedia サルトサーキット>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88]]

*コース攻略 [#v1ec4feb]
**ル・マン 24時間 レーシングサーキット [#Sarthe]
|&ref(Sarthe-09C.jpg,nolink,60%);|&color(Red){1};.メインストレート&br;&color(Red){2};.Dunlop Curve&br;&color(Red){3};.Dunlop Chicane&br;&color(Red){4};.Esses&br;&color(Red){5};.Tertre Rouge&br;&color(Red){6};.L'Arche Chicane&br;&color(Red){7};.Mulsanne Straight&br;&color(Red){8};.La Florandiere Chicane&br;&color(Red){9};.Mulsanne Kink&br;&color(Red){10};.Mulsanne&br;&color(Red){11};.Straight&br;&color(Red){12};.Indianapolis&br;&color(Red){13};.Arnage&br;&color(Red){14};.Straight&br;&color(Red){15};.Porsche Curves&br;&color(Red){16};.New Maison Blanche&br;&color(Red){17};.'S'&br;&color(Red){18};.Ford Chicanes|>|~コース情報|
|~|~|~分類|リアルサーキット|
|~|~|~所在国|フランス|
|~|~|~コース長|13629m|
|~|~|~ストレート長|1679m|
|~|~|~高低差|37.3m|
|~|~|~コーナー数|38|
|~|~|~ピット|あり|
|~|~|~天候変化|なし|
|~|~|~時間変化|あり|
|~|~|~備考||
ブガッティ・サーキットの一部と公道とサーキット専用部分からなる全長13kmに及ぶ広大なコース。
具体的に言うとフォードシケイン~コントロールライン~ダンロップシケインまでがブガッティ・サーキット部分。
エッセ~テルトルルージュ、ユノディエールのシケイン2つ、ポルシェカーブ~フォードシケイン間が専用部分。
テルトルルージュ~ミュルサンヌ~インディアナポリス~アルナージュが公道部分。
コースのほとんどが公道で構成されているため、通常のサーキットと異なる波打つ路面・グリップの低さには注意が必要である。

基本は長いストレートからのフルブレーキングと低速からの全開加速がほとんどである。
曲がりながらブレーキをかけなければいけない場合もあり、いかにして制動と旋回にグリップを配分するかが重要である。

#region(←セクション別攻略詳細を表示)

-''Dunlop Curve''(ダンロップ・カーブ)(&color(Red){2};)
次のDunlop Chicaneに向けてコンパクトなラインで立ち上がると良い。
ダウンフォースのないハイパフォーマンスカーだとラインがかなりシビアになるので油断は禁物。

-''Dunlop Chicane''(ダンロップ・シケイン)(&color(Red){2};)
アルナージュと並び注意が必要なコーナー。横Gが残った状態でブレーキングを開始しなければならないため姿勢が乱れやすく、
緩い登り勾配で進入するためにフロント荷重がかかりにくくアンダーが出やすい。
ダウンフォースの強いレーシングカーでも速度域が遅くダウンフォースを期待できないため、アンダー傾向に拍車がかかりやすい。

-''Esses''(エッセ)(&color(Red){4};)
大きく右に曲がった後左、右と続く中速S字コーナーで、エス・テルトルルージュや森のエスとも言われる。
最後の右コーナーを優先し、左コーナーはコンパクトに回ると良いだろう。

-''Tertre Rouge''(テルトル・ルージュ)(&color(Red){5};)
Mulsanne Straightにつながる高速右コーナー。ここの脱出速度がミュルサンヌの速度に直結し、ラップタイムに大きく影響する。
そのためなるべくスピードをのせて立ち上がりたいが、サーキット舗装から公道舗装への変わり目という落とし穴があり、挙動を乱しやすい。
イン側、アウト側共に舗装されているが、はみ出しすぎるとペナルティをとられ大幅にタイムを失うことになるのでレースでは慎重に。
特にアウト側はペナルティの基準がかなり厳しいため、注意。

-''L'Arche Chicane''(第一シケイン)(&color(Red){6};)/''La Florandiere Chicane''(第二シケイン)(&color(Red){8};)
かつてのユノディエールストレートに追加された2つのシケイン。
いずれも超高速域から減速、かつ路面がバンピーで姿勢を乱しやすいため、BPを正確に把握し、絶対に逃さないよう細心の注意を払う必要がある。

-''Mulsanne Straight''(ミュルサンヌ・ストレート)(&color(Red){7};)
かつての名前であるユノディエールと呼ばれることが圧倒的に多い、森の中を切り裂く長い長いストレート。
レースの際はスリップを使うことも考慮したうえでギア比を設定しよう。
第2シケインからミュルサンヌの間はコーナーとは言えないが緩いカーブになっているため、うっかりコースアウトしないように注意しよう。

-''Mulsanne''(ミュルサンヌ)(&color(Red){10};)
ストレートエンドにある低速右コーナーであり、サルトサーキットの難所の一つ。
コーナーの直前で小さく右に曲がっているため、横Gがかかった状態でブレーキングしなければならない。
立ち上がりにも注意。直後にまた長い全開区間があるため、ここでのミスは大きなタイムロスにつながる。
進入が安定しない場合は、より手前から細かく調節しながらブレーキングするというのも一つの手だろう。
ただしその場合、後方車に追突されないよう配慮すること。

-''Straight''(&color(Red){11};)
道幅が車両2台分ほどしかないため、特にオンラインにおいては無理に追い越しをかけるべきではない。

-''Indianapolis''(インディアナポリス)(&color(Red){12};)
道幅の狭い直角左コーナー。直前に超高速右コーナーがあるため、極めてシビアなブレーキングを要求される。
手前の右コーナーはイン側の縁石をなめるようにアウト・イン・インのラインでクリアし、すぐにブレーキングに移行。
イン側の縁石にはのせずアウトいっぱいに立ち上がってクリアする。
手前の右コーナーを頑張ってもほとんどタイムは向上しないので、無理せず無難に攻略しよう。
高速右コーナーからのブレーキングという度胸が要求されるパートであり、ドライバーには評価の高いコーナーのひとつ。

-''Arnage''(アルナージュ)(&color(Red){13};)
サルトサーキットで最も低速となる直角右コーナー。
ブレーキングポイントが50cmずれたらコースアウトする、コンマ1秒削ろうとして3秒ロスするとも言われる難所中の難所。
ルマンウィークに入っても唯一ラバーが乗らないと言われるほど路面μが低く、トラクションがかかりにくい。
あまりにもストレスが溜まるため、ドライバーが皆揃って一番嫌いなコーナーとボヤくレベルなのでアクセルワークは慎重に。

-''Porsche Curves''(ポルシェ・カーブ)(&color(Red){15};)/''New Maison Blanche''(&color(Red){16};)
中高速コーナーが連続する区間。このコーナーより非公道区間となる。
この区間全体を一つのコーナーととらえ、最後の左コーナーをアウト・イン・アウトでクリアできるようなラインを組み立てていこう。
慣れないうちはドライビングラインを参考にしたり、速い人の後ろについて走行ラインを真似てみると良いだろう。

-''Ford Chicanes''(フォード・シケイン)(&color(Red){18};)
左、右と切り返す2連続シケイン。
2つ目のシケインがかなりタイトなため、縁石をカットしすぎてペナルティを取られないよう注意する事。
2つ目に備え、1つ目のシケインはインをキープしたまま立ち上がるラインで攻略すると良い。

#endregion

**ル・マン 24時間 レーシングサーキット (シケイン無しレイアウト) [#Sarthe_NC]
|&ref(Sarthe-09N.jpg,nolink,60%);|&color(Red){1};.メインストレート&br;&color(Red){2};.Dunlop Curve&br;&color(Red){3};.Dunlop Chicane&br;&color(Red){4};.Esses&br;&color(Red){5};.Tertre Rouge&br;&color(Red){6};.Mulsanne Straight&br;&color(Red){7};.Mulsanne Kink&br;&color(Red){8};.Mulsanne&br;&color(Red){9};.Straight&br;&color(Red){10};.Indianapolis&br;&color(Red){11};.Arnage&br;&color(Red){12};.Straight&br;&color(Red){13};.Porsche Curves&br;&color(Red){14};.New Maison Blanche&br;&color(Red){15};.'S'&br;&color(Red){16};.Ford Chicanes|>|~コース情報|
|~|~|~分類|リアルサーキット|
|~|~|~所在国|フランス|
|~|~|~コース長|13567m|
|~|~|~ストレート長|5700m|
|~|~|~高低差|37.3m|
|~|~|~コーナー数|32|
|~|~|~ピット|あり|
|~|~|~天候変化|なし|
|~|~|~時間変化|あり|
|~|~|~備考||
本コースのシケインを省略したレイアウト。

*使用されるレース [#j785ebf6]

**シングルレース [#v72bccfb]
||CENTER:|CENTER:|RIGHT:|c
|イベント|使用レイアウト|周回数|CENTER:1位報酬Cr.|h
|[[ワールドツーリングカー 800>レースイベント一覧:PP700~他#y3c6d08c]]|フルコース|5|16,100,000|
|[[ワールドツーリングカー 700>レースイベント一覧:PP600~700#y5e2e75c]]|~|30分|55,000,000|
|[[ハイパーカー・パレード>レースイベント一覧:PP700~他#f9f59199]]|~|3|11,500,000|
各レース詳細(レギュレーション含む)はリンク先参照
**サーキットエクスペリエンス [#y26c5b9b]

***フルコース [#d9bca8a1]
使用車種:[[908 HDi FAP '10]]
|||RIGHT:|RIGHT:|c
|>|区間|CENTER:ゴールド|CENTER:報酬合計|h
|セクター1|STARTからTertre Rouge|0'38.600|600,000|
|セクター2|Mulsanne Straight|0'51.600|600,000|
|セクター3|Mulsanne|0'18.200|600,000|
|セクター4|Mulsanne後からArnage|0'29.000|600,000|
|セクター5|Arnage後からFINISH|0'37.800|600,000|
|>|1ラップアタック|3'18.700|3,000,000|
オールブロンズ:Cr.20,000,000
オールゴールド:Cr.100,000,000

*小ネタ [#eccdb63a]
-1989年まではユノディエールと呼ばれる全長6kmを越えるストレートを有しており、400km/hを越えるスピードが記録されていた。
しかしFIAが安全性向上のために「2km以上の直線を持つコースはサーキットとしない」とし、翌年にこれを3等分するシケインが追加された。

-1955年のルマンにおいてモータースポーツ史上最悪となる、観客を含む82人が死亡する事故が発生した。
ピットインの車との交錯が原因で、追突した車の部品がスタンドまで飛び込んでしまったのが原因。

-1999年にはメルセデス・CLRが、フロントから浮き上がり離陸するという大クラッシュを起こしている。
前後年にポルシェやBMWも類似の事故を起こしたため、翌年以降のLMPクラス等のレギュレーション改定に影響を与える事となった。

-2017年のルマン予選では、小林可夢偉が[[トヨタ TS050>TS050 - Hybrid (Toyota Gazoo Racing) '16]]でコースレコードを樹立した(3分14秒791)。

-本作に収録されているコースは2018年の改修が反映された現行レイアウトとなっている。
**現実で開催される主なレース [#bc570ec6]
-ル・マン24時間レース


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