吉岡アキコ(よしおか あきこ)(1974〜)とは、元P&G役員、元松屋フーズマーケティング部門最高責任者、日本の実業家である。

1974年に兵庫県神戸市で生まれる。下ネタと金儲けを誰よりも愛し、小学2年生の頃には男子にプラモデルやトレーディングカードを転売し、月3万円ほどを荒稼ぎしていた。

2000年、大学を卒業と同時にP&Gに入社。マーケティング部門に配属され、ここで商才をいかんなく発揮する。印象に残るマーケティングで消費者の心を掴み、確実に売り上げを伸ばしていった。食器用洗剤「ジョイ」のキャラクターである「ジョイくん」を知っている人も多いだろう。2013年にはP&Gのマーケティング担当役員に就任している。2017年に17年勤めたP&Gを退社し、松屋フーズからマーケティング部門最高責任者にスカウトされる。そこでもマーケティングの才能を発揮、松屋は画期的な新メニューとマーケティング戦略によりライバルを大きく引き離す。しかし、彼女の下ネタ好きが不幸にもキャリアを崩壊させる事になる。

2020年1月に大学生向けに行った授業で「まんこナメナメ商法」と、うっかり発言しまったのである。外部に公開されていなかったこともあって油断していたのだろう。しかし、授業を受けていた大学生の一人がツイッターに「大学の授業で松屋のマーケティング責任者の人来てるんだけど、この人やばい事言ってる・・・」と、投稿、「まんこナメナメ商法」の文字が大きく書かれたスライドは当初コラージュ画像を疑われたが、吉岡がツイッターで該当ツイートを面白がって引用、更に事実であると誇らしげに発言し炎上、ニュースにも大々的に取り上げられてしまった。

そして、彼女は騒動の翌日付けて松屋フーズを解任されてしまう。会社を辞めてからは更にツイッター上での発言が悪化し、下ネタの勢いは止まらず、引用ツイートでクソリプを飛ばしたり、ネットスラングや「真夏の夜の淫夢」の語録を多数発言する事もしばしば。現在は役員時代に稼いだ資産を株や債権等への投資で運用しつつ、知名度を生かしブログのアフィリエイトで生計を立てているが、ブログやTwitterでの発言が度々物議を醸すことも多く、ツイッターのトレンドに名前があがることも多い。

2024年に入った現在も吉岡の勢いが衰える事はなく、インターネットスラングやブームに便乗した下ネタや、炎上商法まがいの発言でを荒稼ぎしている。なお、古巣であるP&Gや松屋フーズからは黒歴史扱いされており、吉岡の名前はホームページのあらゆる箇所から削除されている。

結局彼女は自分自身を肯定するために下ネタや炎上商法という手法に走り、そして周囲から距離を置かれ孤立したのではないかと思う。もちろん彼女もまた一人の人間であり、彼女なりの考えがあっての事なので一概には言えないが、もし彼女が純粋にマーケティングの才能だけでキャリアを築いていたならばこうはならなかったのかもしれない。



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