国籍 | ドイツ | 総排気量 | 4,361cc | 全幅 | 2,012mm |
カテゴリ | レーシングカー/FIA-GT3 | 最高出力 | 515PS/8,300rpm | 全高 | 1,120mm |
モデル | 高品質/簡易 | 最大トルク | 52,5kgfm/5,500rpm | 車両重量/配分 | 1,190kg/48:52 |
ギャラリー | 対応/非対応 | 駆動形式 吸気形式 | FR/NA | トランスミッション | 6速 |
国籍 | ドイツ | 最高出力 | 515PS/8,300rpm | 全長 | 4,387mm |
カテゴリ | レーシングカー/FIA-GT3 | 最大トルク | 52.5kgfm/5,500rpm | 全幅 | 2,012mm |
ギャラリー | 対応 | 吸気形式 | NA | 車両重量 | 1,190kg/48:52 |
ディーラー | Cr.35,000,000 | カスタム | ペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可 |
ディーラー | Cr.35,000,000 | カスタム | ペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可 |
プレゼント | --- | チューン | エンジンチューン・ターボキットのみ可 |
- 2010年にデビューしたE92型Z4はオリジナルの3L直6ターボエンジンから、M5(GT6未収録)に搭載されている4LV8N/Aエンジンに積み替えられた状態でFIA公認を取得。
初年度のFIA-GTヨーロッパ選手権のGT3部門にて好成績を残すと、ドバイ24時間レースを勝利するなど、素性の良さを発揮する。今現在でもニュルブルクリンク24時間耐久レース、FIA-GT シリーズ、ブランパン耐久シリーズ、前述のドバイ24時間耐久レース、SUPER GT、スーパー耐久等で多数のエントラントが使用し世界中のレースで活躍中。
- 2009年1月にデビューしたE89型Z4をベースに製作されたFIA-GT3仕様である。
エンジンはE92型M3の4LV8N/Aに換装されており、デビューイヤー時は4.0Lのままだったが、収録モデルから排気量を4.4Lに拡大して480psを発揮した。
初年度のFIA-GTヨーロッパ選手権のGT3部門にて好成績を残すと、ドバイ24時間レースを勝利する等、素性の良さを発揮する。
現在もブランパンGTシリーズ、SUPER GT、スーパー耐久等で多数のエントラントが使用し、世界中のレースで活躍している。
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| | ミクちゃん号ことグッドスマイルレーシングの活躍
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- 2011年1月のドバイ24時間レースを制した個体が日本のグッドスマイルレーシングへ売却される。11年のSUPER GT GT300にNo.4 初音ミク グッドスマイル BMW Z4が参戦し3度*1の優勝と全戦ポイント獲得という圧倒的な成績でシリーズチャンピオンを獲得。
その速さは「GT500マシンでも直線で抜けない」程で、SUPER GTでGT3マシンが使用可能になってから初のGT3マシンチャンピオンが誕生した。
- 12年は新車*2のNo.0 GSR 初音ミク BMWと昨年のチャンピオンカーを12年モデルにアップデートしたNo.4 GSR Project Mirai BMWの2台体制で参戦したが、FIA-GT選手権と連動した性能調整に苦しめられる。目立った成績は開幕戦岡山の2位と第2戦富士の優勝のみで、第3戦セパンの2位走行と第5戦鈴鹿でのトップ走行中のガス欠も響き、GT300初の2連覇も消え前年とは対照的な結果となった。
この年からBMWの正式サポートを受けて、シーズン途中からBMWジャパンからエンジニアが派遣されている。
- 13年も引き続きNo.4 GSR初音ミクBMWとして参戦。開幕戦岡山の2位や第6戦富士と第7戦オートポリスの連勝などで活躍する一方でノーポイントのレースもあり、浮き沈みの激しいシーズンに。第5戦鈴鹿では2位を獲得したもののリストリクターの破損により失格となってしまう。このポイントが大きく響き、No.16 MUGEN CR-Z,No.11 GAINER DIXCEL SLSに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。
この年からBMWジャパンどころか本国のエンジニアまで派遣されるようになった。鈴鹿1000kmでは、12年までワークスチームで「M3 GT2」をドライブしたヨルグ・ミューラーが第3ドライバーとして参加する程。
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性能的には4.4LとオリジナルのMY10より上げられたものの、GT3マシンの中では相対的に排気量が低いためストレートを苦手としている。
しかしBOP込の車重はわりと優遇されており、コンパクトな車体と合わせコーナーワークに優れている。
- GSRの初年度がとんでもない直線番長だったため、ストレートが得意と未だに思われていたりするが、当時はJAF-GTのリストリクター制限がかなり厳しかっただけで、
(JAF-GTに比べると)大排気量から叩き出される分厚いトルクと、それを路面に伝えるトラクションコントロール、そしてきっちり止めるABSなど、直線で有利になる要素が多かっただけである。
どれくらい変化があったかと言うと、2011年には「GT400並の加速」と言われていたが、2015年には逆に「ストレートはGT250」とか言われたぐらいである。
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| | ニュルブルクリンク24時間耐久レースでの活躍
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- ニュル耐にはワークスのBMW Team Schubertの19号車・20号車を始めMarc VDS Racingの29号車や、Vita4one Racingの17号車・18号車など多数のチームが参戦した。
2012年にはTeam Schubertの19号車がポールポジションを獲得する物の、決勝レース中のタイヤのパンクにより大きく順位を落としてしまう。それでも懸命な走りを続けTeam Schubertは7-8位、Marc VDSは4位、VITA4ONEは9位をそれぞれ獲得。
- 13年も引き続きBMW Team SchubertやMarc VDS Racingなどが参戦したが、Vita4one Racingはこの年のニュルブルクリンク24時間耐久レースには参戦しなかった。Team Schubertは前年と同じカーナンバーを付けて参戦し、Marc VDS Racingは25号車・26号車の2台体制になった。またWalkenhorst-Motorsport powered by Dunlopの24号車も参戦し多数のZ4 GT3がニュルを駆け巡っている。
- プロジェクトは2015シーズンを以って終了。
2016シーズン以降、Z4とは逆のロングホイールベースを持つF13型M6のM6 GT3へと受け継がれた。
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| | レースでの活躍
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- N24にはワークスのBMW Team Schubert19号車・20号車やMarc VDS Racingの29号車等が筆頭となり多数のチームが参戦した。
- 2011年1月のドバイ24時間レースを制した個体が日本のグッドスマイルレーシングへ売却されている。*3
2011年のSUPER GT GT300にNo.4 初音ミク グッドスマイル Z4として参戦し、シリーズチャンピオンを獲得した。
- 2014年のSUPER GT GT300では、No.4 グッドスマイル 初音ミク Z4がドライバーズチャンピオンを獲得。2011年以来2度目のチャンピオンとなった。
また、2013年まで同チームであったグッドスマイルレーシングと袂を分かち、実質BMWワークスとなったNo.7 Studie BMW Z4がシリーズ3位、No.60 TWS LMコルサ Z4も第6戦鈴鹿1000kmで優勝するなど、安定した能力の高さを発揮した。
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第3戦セパン、第6戦富士、最終戦茂木
GT6にも収録されたMY11バージョン
FIA-GT3規定外サイズのタイヤとホイール(特認取得済み)を除き、MY10にMY11相当のエンジンを搭載したもの。
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