分類性能
メーカーフォード総排気量1,993ccPP473
国籍アメリカ最高出力304PS/5,500rpm全長4,211mm
カテゴリラリーカー/WRC-WRカー最大トルク50.0kgfm/4,000rpm全幅1,770mm
モデル簡易駆動形式4WD(40:60)全高1,354mm
ギャラリー非対応吸気形式TB車両重量1,230kg/50:50
内装簡易PWR4.04kg/PSTM6速
入手方法カスタム/チューン制限
ディーラーCr.20,000,000カスタムペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可
プレゼント---チューンエンジンチューン、ターボキットのみ可
プレゼント---チューンエンジンチューン・ターボキットのみ可

  • 欧州フォードの小型車として1967年に登場し、後継車のフォーカスが登場した後も2002年まで生産されたエスコート。
    エスコートは世界ラリー選手権(WRC)で代々活躍しており、1997年のWRカー規定開始に伴い新型車の開発に迫られた。

    だが経済的問題で本来は対象外の旧車のRSコスワース・グループAをベース車とせざるを得ず、FIA特認で開発された。
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  • 1997年のWRカー規定開始に伴い、開発資金などの関係で本来ホモロゲ外*1となる、Gr.Aで使っていたフォード・エスコートRSコスワース(GT6未収録)をベースとしたWRカーをFIAに提案。2年間のみという特例で許可され投入されたのが本車である。
  • ベース車のボディサイズが規定に近かった為、外見上の差異はフロントバンパーと1段式となったリアウイング程度。
    エンジンもベース車同様にシエラ・コスワース譲りのコスワース製2L直4・16Vターボだが、低中速トルクを更に強化。

    サスペンションは元のセミトレーリングアームから軽量なストラットへ一新したが、参戦初期には設定面で苦しんだ。
  • 元々のボディサイズが規定ギリギリだったため、外観はこのGr.A仕様とさほど代わりが無いが、ウィングは2段式からCピラーの羽根を外した1段式に改められている。
    他に大きな変更があったのがサスペンションで、元々のセミトレーリングアーム型から軽量のストラット型に変更。

    ただしサスペンション形式変更というのもあり車体とのマッチングには長い時間がかかった。
  • FIAの特認は2年間限定・かつ後継車のフォーカスのWRカー開発が優先された為、満足なテストが行えないままに参戦。
    しかしカルロス・サインツやユハ・カンクネンらベテランの奮闘もあり、優勝こそ無かったが表彰台に数回登壇した。
  • 1997年のWRCモンテカルロラリーでデビュー。
    元々使用可能だったのが2年だった上に、フォーカス ラリーカー '99の開発が最優先となったために、収録年度の1998シーズンはほぼ開発の止まった状態での参戦を余儀なくされたが、エースドライバーのユハ・カンクネンの奮闘などもあり優勝こそ無かったものの複数回の表彰台登壇*2を決めている。
  • ちなみにGT2から収録されているが、広告の仕様など異なる個所が多い(スペックは同じ)。
    • ちなみに、GT4時のゼッケン番号は「7」。'98年時のエースドライバーであるユハ・カンクネンのナンバーである。
  • GT2から収録されているが広告の仕様など異なる個所が多い。GT4でのゼッケン番号はカンクネン車の「7」であった。



*1 95年に生産が終了していた
*2 カンクネンが2位3回3位4回。A・バタネンとB・ティリーが3位1回ずつ。最終戦では2-3位。

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