- 総排気量:1997cc
- 最高出力:280ps(337ps)/6500rpm(6500rpm)
- 最大トルク:40.00kgfm(47kgfm)/3500rpm(3500rpm)
- 駆動形式:4WD
- 全長:4490mm
- 全幅:1770mm
- 全高:1450mm
- 車両重量:1410kg
- 重量バランス:62対38
- 価格:Cr.3,186,800(走行距離6743km)
- Lv:7
- PP:471(480)
- 備考:トランスミッションは6速
- 備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
- 備考:アクティブ・ヨー・コンロトール・システム搭載
- 備考:アクティブ・ヨー・コントロール・システム(AYC)搭載
- エボ7から2年越しの登場となったランサーエボリューションVIII(通称エボ8)は、三菱自動車の迷走期の影響を強く受けたモデルとなってしまった。
空力特性を向上させるため全長がエボ7比で25mm伸ばされフロントバンパーが延長されたが、その際、ダイムラー・クライスラーより移籍してきたデザイナー、オリビエ・ブーレイが三菱車共通のアイデンティティとして提唱した「富士山型のグリル(通称:ブーレイ顔)」が採用された。
ところが、これによりラジエターの冷却性低下や空気抵抗の増大を招いたことから、ユーザーからは不評であった。
この「ブーレイ顔」は、1年後のエボ8MRにも影響を与えることとなってしまった。*1
また、内装に青系のファブリックを採用し、ライバルであるインプレッサを想起させることも不評のひとつであった。
- しかし、メカニズム的には着実な進歩を遂げており、愛知工業製6速MT(GSRのみ)やAYCの内部構造を見直して左右のトルク移動量を増大させた「スーパーAYC」は、いずれもエボ8からの採用である。
特にスーパーAYCの採用は従来のAYCと異なり実戦にも使えるデバイスとなったこともあり、スーパー耐久等のレースカーで装着されるケースも見受けられるようになった。
また、量販セダン車初となるカーボン製リアスポイラーも採用され、重心位置の低下に一役買う形となった。
- エボ8について特筆すべきは、正規に海外輸出が開始されたことである。
その際、ブランドイメージ統一のため、従来の「EVOLUTION @(ここでは8にあたる)」ではなく、「LANCER Evolution」のみ後部にエンブレムが装着されることとなった。
また、増大する車両盗難対策に鑑み、全モデルでイモビライザーが標準装備されたこともトピックとなった。
- GT5では標準モデルのGSR(本モデル)に加えてレースベース車であるRSも収録されている。
- 余談だが、本モデルのみインパネに表示される文字が「Evolution」となっている。
ちなみに他のCT系は「LANCER」である。
- カラーバリエーション:Red Solid,Yellow Solid,Medium Purple Mica,White Solid,Cool Silver Metallic,Black Mica
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