• 総排気量:1794cc
  • 最高出力:140ps(145ps)/6400rpm(6500rpm)
  • 最大トルク:17.40kgfm(18kgfm)/4400rpm(4500rpm)
  • 駆動形式:MR
  • 全長:3885mm
  • 全幅:1695mm
  • 全高:1235mm
  • 車両重量:970kg
  • 重量バランス:45対55
  • 価格:Cr.1,580,600(走行距離40342km)
  • Lv:0
  • PP:369(382)
  • 備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
  • 備考:トランスミッションは5速

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  • MR2の後継機として1999年にデビュー。MR-Sは「Midship Runabout Sportsopencar(ミッドシップ・ランアバウト・スポーツオープンカー)」の略。
    • 米国ではオープンカーになったことを明確にするためMR2 スパイダーとして販売された。
  • 日本車では数少ないMR駆動のスポーツカーで、2シーターでオープンカー、馬力や車重も近いためマツダ ロードスターのライバルともいわれた。
  • ロードスター同様、比較的小型な車体ゆえに小回りが利いた。
    また、前モデルMR2がスペック競争に巻き込まれてしまい、シャシーの熟成が進まないままスペックだけが上がり、挙動が読みづらいうえにピーキーなクルマになってしまった反省点をふまえ、操縦安定性も高められた。

    ヴィッツ系のコンポーネンツを流用しながらも、スポーツカーとしての側面を追及している。
  • エンジンは全車に排気量1,800ccの1ZZ-FEエンジン(直列4気筒DOHC・VVT-i)を搭載。
    最高出力140馬力/6,400rpm,最大トルク17.4kgm/4,400rpmとおとなしめだが、先代MR2の反省からあえて高出力のエンジンを積まない選択をしたと思われる。

    非力ではあるが軽量でミッドシップの恩恵もあるため、十分にスポーツドライビングを楽しめる。
  • その訳もあって、レースでも活躍。2002年JGTCでチャンピオンを獲得。SUPER GTに改名後も、同じくGT300クラスにて、MR-Sが2005年、2007年とチャンピオンを獲得した。(MR-Sの国内レース活動についてはこちら?の項も参照)
  • こちらは前期型の5MTであり、6MTの後期型よりも10kgほど軽い。
    2回のマイナーチェンジで合計50kgほど重くなった。
  • ロードスターのライバルと言われたもののロードスターの牙城は崩せず、販売台数も落ち込んだため2007年7月に77,840台を生産して販売は終了した。
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  • 2代目MR2の後継車種として1999年にデビュー。MR-Sは「Midship Runabout Sports opencar(ミッドシップ・ランアバウト・スポーツオープンカー)」の略。
    日本車では数少ないMRレイアウトのオープン2シーターであり、同じくオープン2シーターかつ車格も近いマツダ ロードスターのライバルともいわれた。
    • 国外ではMR-Sの車名が「Mrs(既婚女性)」に通じる等の理由から「MR2」を継続採用したり、米国ではオープンカーであることを明確にするためMR2 スパイダーとして販売された。
  • 2代目MR2、特にターボモデルで顕著だったピーキーな挙動*1という問題点を踏まえ、トータルバランスを重視して開発が進められた。
    先代同様FF用のコンポーネント(本車ではヴィッツ系)を流用しMRレイアウトとしたスポーツカーとしては不利な成り立ちではあるが、各部の作りこみにより操縦安定性を高めつつ、軽快な運動性能を獲得している。

    性能ありきのハイパフォーマンスカーではなく、あくまで運転を楽しむスポーツカーとして初代MR2当時のトヨタのスローガン「Fun to Drive」を体現した1台であると言えるだろう。

    言い換えれば思い切ったダウンサイジングを敢行した事にもなり、その点でも評価が高いといえる。
  • エンジンは全グレード共通で排気量1.8Lの1ZZ-FEエンジン(直列4気筒DOHC・VVT-i)を搭載。
    普通車にも多く搭載されスペックはごく標準的だが、100kgほどという重量の軽さや低回転域からの扱いやすさなど上記のとおり数値上の性能よりシャシーとのバランス、更にはコスト面を考えての選択であると思われる。
  • トランスミッションは当初は5速MTのみであったが、2000年に国産市販車初となる5速セミAT仕様が追加された。
    これはMTにおけるクラッチ操作を自動化したものであり、ATのマニュアルモードとは一線を画すものである(詳細は用語集のトランスミッションを参照)

    MR-Sではギア選択はマニュアル操作のみとなっており、シフトレバーもしくはステアリングの左右裏表に取り付けられたシフトボタンにて行う。
  • 誰にでも扱いやすいスポーツカーを目指したMR-Sであったが、スポーツカー受難の時代もあり人気は伸びずライバルといわれたロードスターにも販売台数では水をあけられ2007年7月に累計77,840台をもって生産終了した。前年にはセリカの生産も終了しており、一時トヨタ車のスポーツカーが消滅。復活は2012年の86まで待つこととなる。
  • 本モデルは前期型の5MTであり、6MT化された後期型よりも10kgほど軽い。
  • レースでは小回りが利く小型軽量な車体を生かしJGTC、SUPER GTのGT300クラスで複数回のチャンピオン獲得など活躍している。
    • MR-Sの国内レース活動についてはこちらの項も参照

  • カラーバリエーション:Blue Mica,Green Mica Metallic,Super Bright Yellow,
    Super Red V,Super White II,Silver Metallic,Black


*1 シャシーに対して強力すぎるエンジンを搭載したことが原因とされる

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