格闘家男
体術を極めた格闘家。
強烈なカウンター能力を駆使して戦う。
皆勤賞というわけではないが、シリーズではおなじみのキャラ。
人気はさておき格闘家女より出場作品は多い。
特徴
男の格闘家。
格闘家女と同様拳を得意とするが、こちらはカウンターで敵を仕留める戦い方であるのに対し、格闘家女は敵の攻撃を躱して一撃をお見舞いする傾向となる。
とはいえ、これらは魔ビリティーの違いであるため、基本的には同じような使い方が可能といえる。
本作では拳武器を得意とする固有キャラが仲間になるのはクリア後なので、拳武器を活用させる仲間が欲しければ必然的に格闘家男か女のどちらかを利用することが多いと思われる。
そのまま自身のクラスで覚えられる魔ビリティーを中心に構成する場合、格闘家男は反撃を中心として敵を倒していく戦い方となる。
反撃を中心とする場合、相手も反撃を繰り出してきた場合にはこちらが受けるダメージも想定以上に嵩んでしまう可能性がある。
拳武器を装備している場合、敵が拳武器でなければ大抵は反撃返しが返ってきたとしても1回程度だが、相手も拳武器だと反撃返しが繰り返され敵を倒したとしてもこちらも思った以上に消耗してしまう。
そのため、格闘家男に限った話ではないが、反撃戦に持ち込む場合には、1回の反撃で受けるダメージだけではなく、数回反撃が帰ってきた場合も想定してダメージを予想する必要がある。
格闘家そのものも打たれ強いクラスではあるものの、反撃によって思った以上に食らうことは否めないためHPには細心の注意を払いたい。
魔ビリティーを活かす場合、反撃が前提となるため、敵から攻撃させるか、或いはこちらから攻撃して反撃を誘発し、反撃返しをすることになる。
どちらにしても、敵の攻撃を回避できない限りは敵から攻撃を受けてからが真価ということになるためHPには注意を払う必要がある。
また、こちらから攻撃する場合は相手の反撃回数にも注意しておかないと、折角攻撃したが反撃されなかった、というケースも有り得る。
そのため、反撃を狙う場合は、相手のクラス、魔ビリティーにも注意しておきたいところ。
もっとも、魔ビリティー「強制カウンター」をセットできれば話が変わり、基本的に敵が反撃してくれるようになるため、後はこちらが何回反撃できるかという話になってくる。
反撃を使う上で注意したいのは性別違いである格闘家女。「蝶舞蜂刺」は反撃を確定で回避してくるため、こちらの戦略を完全に潰されてしまう。また、忍者男は「蜃気楼」で隣接攻撃を高確率回避してくるため、反撃を中心とする上では相性が悪い。
これらへの対策は「忍殺の魂」が挙げられる。また忍者男対策だけでいいなら、格闘家女の「肉斬骨絶」もいい。
また、隣接すると能力を下げられてしまう夜魔族も警戒が必要となる。
適性・耐性
パラメータ・装備適性
魔ビリティー
種類 | 名称 | カテゴリ | 効果 | コスト | 習得条件 |
---|
固有 | フューリー | 攻撃 | 現在ターン中に反撃した回数×25%分、攻撃力アップ(最大100%) | 1 | - |
汎用 | 組み手 | 防御 | 反撃を受ける時、被ダメージ-50% | 2 | ランク2 |
応報 | その他 | 反撃回数+2 | 3 | ランク3 |
爆砕拳 | 状態異常・変化 | 拳武器攻撃時、対象ユニットのDEF-10%(3ターン) | 2 | ランク4 |
カウンターチャンス | クリティカル | 反撃時、クリティカル率+50% | 4 | ランク5 |
強制カウンター | その他 | 攻撃時、対象ユニットに反撃を行わせる(最大20回) | 5 | ランク6 |
固有魔ビリティー「フューリー」は反撃回数に応じて攻撃力が上がる。同一ターン中に4回反撃すれば攻撃力+100%となる。
特徴で述べたとおり、反撃については相手が反撃してきてくれるかどうかの要素も大きいため、安定して使おうとすると、反撃回数の多い相手を狙ったり、「強制カウンター」で反撃を促したりすることが望ましい。
反撃を多めに受けることになるため、受けるダメージはもちろん、状態異常魔ビリティー等への対策もしておきたい。
汎用魔ビリティーの「組み手」は反撃のダメージを50%減らすもの。
反撃を多く受けることが前提になるため、基本的にはセットしておきたい。上位魔ビリティーといえるものに格闘家女の「蝶舞蜂刺」があるため、コストが余っていればそちらをセットしておく方が良い場面が多いが、相手が「忍殺の魂」を持つ場合は「蝶舞蜂刺」は無効化されてしまうため、「組み手」の出番がないわけではない。
「応報」は反撃回数を増やす魔ビリティー。
「強制カウンター」をセットする場合は、自分の反撃回数が多ければ多いほど良いので是非とも併せてセットしておきたい。
「爆砕拳」は拳武器で攻撃すると敵のDEFを下げるもの。
2回目以降のダメージアップにも繋がるため、余裕があればセットしておくといい。倒せなくても物理攻撃を主体とする次のキャラクターの利になる。
「カウンターチャンス」は反撃時のクリティカル率を50%増やすもの。
増加率が高いので、できればクリティカルダメージアップも一緒につけたいところ。
「強制カウンター」は相手の反撃回数にかかわらず反撃を促す魔ビリティー。
「フューリー」を最大限活かしたければ是非とも利用したい。
基本的に強制カウンターがある場合は、自分が反撃しなくなるか、どちらかが死ぬまで反撃し続ける(ただし最大20回の反撃で終わる)ことになるため、フューリーを最大限活かせる。
ただ、必然的に苛烈な反撃に晒されることになるため、防御力を高めておくか、「蝶舞蜂刺」で反撃ダメージを防いでおかないとこちらの被害も大きくなりがち。「反撃など無粋」持ちには効かない点は注意。
弩ビリティー
危険な弩ビリティーであり、反撃できる状況の攻撃を食らったが最後、どちらかが死ぬか、回数上限に到達するまで反撃を続けてしまう。
普段反撃をすることが想定されない魔法使いなどの非物理職の場合、反撃してしまい殺されてしまうという事故が発生してしまいがち。特に弓や銃など射程が広い武器を装備しているキャラは注意したいところ。
逆に言えば、非物理職など殴りに弱い相手であればこちらから喧嘩を売ることで通常攻撃でも撃破まで持って行くことが可能なメリットもある。
いずれにしても、魔法職は普段以上に立ち回りに注意し、敵の近接攻撃を食らわないようにしたいところ。
対策
魔ビリティー構成を考えれば反撃戦に持ち込まないことが重要となるため、遠距離など相手の射程外から狙うことが大切。
もっともHPが高く簡単に倒れてくれないため、倒し損ねた際には注意が必要。
とはいえ、体力さえしっかり減らしておけば相手の反撃前にこちらの反撃で倒せることもあるため、反撃さえ発生しないようにしておけば与しやすい。
対策用の魔ビリティーも様々であり、何度か述べた「蝶舞蜂刺」であれば反撃を一切気にすることなく戦える。また、反撃そのものを封印していいなら「反撃など無粋」をセットしておけば事故を防げる。
こちらからは反撃したい、ということであれば「けむり玉」も候補に上がる。