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|>|~分類|>|>|>|~性能|
|メーカー|三菱|総排気量|1,997cc|PP|433|
|国籍|日本|最高出力|270PS/6,250rpm|全長|4,310mm|
|カテゴリ|ノーマルカー/ホモロゲーションモデル|最大トルク|31.5kgfm/3,000rpm|全幅|1,695mm|
|モデル|簡易|駆動形式|4WD(30:70)|全高|1,420mm|
|ギャラリー|非対応|吸気形式|TB|車両重量|1,260kg/59:41|
|内装|簡易|PWR|4.70kg/PS|TM|5速|
|>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限|
|ディーラー|Cr.2,968,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可|
|プレゼント|---|チューン|>|>|---|
//-備考:

#region(←カラーバリエーションを表示)
|>|>|>|>|~カラーバリエーション|
|☆''Dandelion Yellow''|''Monaco Red''|''Scotia White''|''Queens Silver Pearl''|''Pyrenees Black''|
#endregion
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#ref(.jpg,nolink)
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-1995年に発売が開始された第1世代ランサーエボリューションの最終型。通称エボIIIであり、CE9A型。
[[IV>ランサーエボリューション IV GSR '96]]以降がベース車であるランサーとの繋がりが薄くなっていったため、IIIが最後のランサーのエボリューションモデルという声も少なくない。
-1995年に登場したランサーエボリューションIII。後に「第1世代」と呼ばれる、4代目ランサーベースのランエボの最終型。

-[[初代>ランサーエボリューション GSR '92]]→[[II>ランサーエボリューション II GSR '94]]は見た目が変わらない変更が多かったが、IIIではフロントの開口部を大型化や、市販車としては異例の大型リアウィングを装備。ランサーを改造したエボリューションモデルというキャラクターがより明確になった。
エンジンは同じ4G63型だが、圧縮比を市販車のターボエンジンとしては高めの9にまで引き揚げ最高出力270ps/6250rpmを達成した。
またターボラグ解消目的でミスファイアリングシステムが搭載されている。これはWRCレギュレーションのために搭載されたため市販状態では封印されており機能しないが、チューニングにより封印を解くことが可能。
大径のシングルタービンを使用するランエボにとってミスファイアリングシステムは性能向上に非常に有効なシステムである。
-外装ではリップスポイラーや開口部が大型化したフロントバンパーや、リアには市販車としては異例の大型ウィングを装備。
エンジンは圧縮比引き上げや各パーツの設計見直し等で最高出力が270PSに向上、足回りやボディの剛性も更に強化された。
また、市販状態では封印されているものの、WRC参戦時にターボラグを解消する為の「2次エア供給システム」を搭載した。
冷却や空力性能を強化した一方でフロントの空力不足、僅かなブーストアップでもエンジンブローしうる点が弱点となった。

-IIから大きな進化を遂げたエボIIIであるが同時にウィークポイントも生まれてしまった。
大型リアウィングによりリアのダウンフォースは確保されたが、フロントのダウンフォースが弱くバランスを欠いていた。
またターボ車としては異例の圧縮比9は270psが限界であり、少しブーストアップするとエンジンブローという耐久性の無さが問題となった。
そのためエボIIIのブーストアップ時はエボIIのピストンを使用しカムシャフトを変更、オーバーラップを大きく取ることで圧縮比を下げるのが定番である。

-元々の出自はFFベースの4WDだが、WRCに出場したエボIIIはフロント周りにワンウェイクラッチを装備。加速時以外はフロントタイヤから駆動が切れるというFRチックな4WDとなっていた。もちろんこれはアンダーステア対策だが、現代のWRC的には逆にリアが切れてくれた方が早く走れる。横向けが正義であった当時のWRCを偲ばせるエピソードである。
-だが、[[エボII>ランサーエボリューション II GSR '94]]譲りの足回りと本車の改良による性能向上は目覚ましく、WRCに於いても複数回の優勝を含む活躍を見せた。
本車を駆る三菱陣営はWRCの最上位常連となり、1996年にはトミ・マキネンが自身初のドライバーズタイトルを獲得した。
このような好成績を残した本車は1996年8月に5代目ランサーベースの[[エボIV>ランサーエボリューション IV GSR '96]]に切り替わり、各競技からも前線から退いた。
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//#region(派生モデルの解説)
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