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|>|~分類|>|>|>|~性能|
|メーカー|ホンダ|総排気量|1,488cc|PP|363|
|国籍|日本|最高出力|110PS/5,800rpm|全長|3,675mm|
|カテゴリ|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|13.8kgfm/4,500rpm|全幅|1,625mm|
|モデル|簡易|駆動形式|FF|全高|1,290mm|
|ギャラリー|非対応|吸気形式|NA|車両重量|815kg/58:42|
|内装|簡易|PWR|7.40kg/PS|TM|5速|
|>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限|
|ディーラー|Cr.1,270,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可|
|プレゼント|---|チューン|>|>|---|
//-備考:

#region(←カラーバリエーションを表示)
|>|>|>|>|~カラーバリエーション|
|☆''Baltic Blue''|''Victoria Red''|''Greek White''|---|---|
#endregion
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-バラードスポーツCR-Xは1983年に発売された初代CR-Xの名前である。海外では「CIVIC CRX」として販売された。
キャッチコピーは「デュエット・クルーザー」であるが、そのキャッチコピーからは想像もできない高性能スポーツカーとして存在することとなる。
-[[3代目シビック>シビック 1500 3door 25i '83]]の姉妹車「バラード」のスポーツモデルとして1983年7月に発売された、初代CR-X。海外での車名は「Civic CRX」。
バラード譲りのセミリトラクタブル・ヘッドライトを持つ3ドアファストバックで、キャッチコピーは「デュエット・クルーザー」。
そのキャッチコピーに対し開発陣は本車を『FFライトウェイトスポーツ』として設計しており、同ジャンルの祖としても知られる。

-リアハッチを持った3ドアハッチバックだが、テールエンドが切り落とされたような形状をしており非常に空力性能に優れていた。
また車体も非常に軽量で収録モデルで800kg、下位モデルの1.3ではわずか760kgであった。
ボディサイズもコンパクトでホイールベースはわずか2200mm。これで車重が800kgというのだからハンドリングはFFであることを忘れてしまうほどクイックである。
このボディに110ps/13.8kgfmを発揮する1.5L直4SOHC12バルブのEW型エンジンを搭載。当時の1.5Lクラス最速となるには十分すぎる性能で、峠では2Lクラスのスポーツカーでさえ道を開けたほど。
同時期にトヨタから発売された[[AE86>カローラレビン GT-APEX (AE86) '83]]とは馬力では劣ったが軽量さとクイックさで勝り、良きライバルとなった。
-ボディは非常に軽量で、リアハッチを持ったテールエンドは切り落とされたような形状をしており、空力的性能にも優れていた。
サイズもコンパクトでかつホイールベースはわずか2200mm、最大車重も約800kg台の為にハンドリングは非常にクイックであった。
このボディに110ps/13.8kgfmを発揮する1.5L直4SOHC12バルブのEW型エンジンを搭載、当時の2Lクラスに対抗しうる性能を誇った。

-発売の翌年である1984年には最上位モデルとなるSiが追加された。
Siには1.6L直4DOHC16バルブのZC型エンジンを搭載し135psを発生した。このZC型エンジンはY型スイングアームを介してバルブを駆動させるスイングアーム式リフター機構を採用しており、この機構は後のホンダの代名詞である「VTEC」へとつながることとなる。
しかし馬力を得た代償として車重が60kg増加してしまった。
このSiの形式であるASは[[Sシリーズ>S800 '66]]の形式名と一致することから、一部のホンダファンの間ではSシリーズの再来と受け止められた。
そのまた翌年の1985年にはマイナーチェンジを実施。内外装に変更が加えられた。
-軽量化と空力性能を磨き上げて軽快さや燃費を追求する考え方は現代の小型車と共通する点であり、本車も低燃費を実現していた。
収録モデルの1.5iでも15.0km/l、下位モデルの1.3では20.0km/lを達成し、北米専用の低燃費グレードでは27.8km/hを記録している。

-軽量で空力がいいとくれば、最近流行の低燃費を売りにする車が思い浮かぶだろう。
このバラードスポーツCR-Xも現代から見てもかなりの低燃費を実現していた。
収録モデルの1.5iで15.0km/lを実現し、下位モデルの1.3では20.0km/lを記録した。また北米専用モデルではあるが、8バルブエンジンを搭載した廉価グレードでは27.8km/hを実現した。
この数値はハイブリッドカーである[[初代プリウス>プリウス G '02]]と同等というとてつもない数値である。
軽量化と空力性能の向上という基本性能を磨き上げることで燃費性能を追求するという考え方は後の[[初代インサイト>インサイト '99]]にも通じる部分がある。
-1984年11月には1.6L直4DOHC16バルブのZC型エンジンを搭載するスパルタンモデル「Si」がシビックと共に追加され、人気を得た。
ZC型エンジンには後の「VTEC」に繋がる、Y型スイングアームを介してバルブを駆動させるスイングアーム式リフター機構を搭載。
車重こそ60kg増加したものの、高性能の直4DOHCエンジンの採用・形式名「AS」の一致から、「[[Sシリーズ>S800 '66]]」の再来と評価された。
翌年には内外装のマイナーチェンジを実施、特徴であったセミリトラクタブル・ヘッドライトや2トーンカラーが廃止されている。

-この初代CR-Xは1987年に[[2代目EF型>CR-X SiR '90]]へとバトンタッチし生産終了した。
発売から40年以上が経過しようとしているが、数多くの愛好家の手によって維持されている。

-初代CR-Xは1987年9月に[[2代目EF型>CR-X SiR '90]]が登場し生産終了。本世代で誕生したFFライトウェイトスポーツの血筋は現在でも健在である。
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//#region(派生モデルの解説)
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