分類 | 性能 |
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メーカー | トヨタ | 総排気量 | 1,588cc | PP | 348 | 国籍 | 日本 | 最高出力 | 115PS/6,400rpm | 全長 | 4,165mm | カテゴリ | ノーマルカー/スポーツカー | 最大トルク | 14.5kgfm/5,200rpm | 全幅 | 1,600mm | モデル | 簡易 | 駆動形式 | FR | 全高 | 1,310mm | ギャラリー | 非対応 | 吸気形式 | NA | 車両重量 | 940kg/58:42 | 内装 | 簡易 | PWR | 8.10kg/PS | TM | 5速 | 入手方法 | カスタム/チューン制限 |
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ディーラー | Cr.2,390,000 | カスタム | ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可 | プレゼント | --- | チューン | ボンネットのみ不可 |
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カラーバリエーション |
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☆Orion Turquoise Metallic | Blue Planetary Metallic | Green Altia Metallic | Yellow Polyma | Scarlett Prominence | White Spica | --- | --- | --- | --- |
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- 1970年に登場した初代A20型セリカ。第16回東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「EX-1」をベースとしている。キャッチコピーは「未来からやってきたセリカ」。
- 1969年の第16回東京モーターショーの出展車「EX-1」の市販版として1970年12月に登場したセリカ。
キャッチコピーの「未来からやってきたセリカ」の通り、当時の日本車には珍しいデザインを採用した。
フォード・マスタングを徹底的に意識し開発され、日本では通称『ダルマセリカ』と呼ばれ親しまれた。
日本初のスペシャルティカーかつ、エンジンや内装を選べる「フルチョイスシステム」も特徴であった。
- 通称「ダルマセリカ」「ダルマ」。由来は当時としては珍しくボディがだるまのようにふくよかだったから・・・と言われている。
- 収録された『1600GT』は、専用の内外装や1.6L直列4気筒DOHCエンジンを採用したスポーツグレード。
エンジンはOHVをベースにヤマハ製DOHCヘッドを搭載する事で高い性能・耐久性・量産性を両立した。
これらの工夫で高い性能と廉価さを実現し、フルチョイスシステムの対象外ながら高い人気を集めた。
モータースポーツに於いても各国のツーリングカーレースやラリーに参戦し、後に続く土壌を築いた。
- 発売当初に設定されたボディタイプは2ドアハードトップクーペのみで後に2ドアリフトバックが追加された。
- 販売にはフルチョイスシステムを採用。エンジン、変速機、内装を自由に選ぶことができた。
しかしGT6収録の最上位モデルであるTA22型セリカ1600GTはフルチョイスシステムの対象外である。
- GT6収録の最上位グレード1600GTは1.6L直列4気筒DOHC 2T-G型エンジンを搭載した高性能モデルである。
2T-G型エンジンはOHVである2T型にヤマハ製のDOHCヘッドを組み付けたものである。
当時のトヨタにあったスポーツ系DOHCエンジンはヤマハと共同開発した3M型やトヨタ独自の9R型、10R型(後に8R-G型)などがあったが、いずれも少数生産で量産体制が整っていなかった。
そこで従来の生産ラインをそのまま使えるようにDOHCのヘッド製造だけをヤマハに依頼し、2T型の生産ラインで組み付ける方式を採用した。
実用エンジンをベースとすることで高性能と耐久性、量産性を両立しDOHCエンジンの普及を進ませることが出来た。
だがこのころのDOHCエンジンは2バルブであり、4バルブDOHCの普及にはレーザーエンジンとハイメカツインカムの普及まで待たなければいけない。
- 1973年にはセリカリフトバックが追加。5連バナナテールランプとキックルーバーを装備し若者から絶大な支持を受け、スペシャリティカーとしての地位を不動のものとした。
- 発売時に用意されたボディは2ドアハードトップクーペのみで、1973年には2ドアリフトバックを追加。
5連バナナテールランプやキックルーバー等が装備され、スペシャルティカーとしての地位も確立した。
北米ではマスタングを脅かすほどの大ヒットを記録したセリカは、1977年8月に2代目へ切り替わった。
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| | レース活動
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- WRCグループ2にも135psまで出力を高めたTA22型で参戦した。1976年からはRA20型セリカをベースとした車両に変更し1978年まで使用された。
- RA20型をベースとした「セリカ LBターボ DRM(ドイツレーシングカー選手権)仕様」もあり、Gr.5(通称シルエットフォーミュラ)で行われるディビジョン1に出場した。
のちにトムスが輸入し国内レースで使用している。
- このセリカに搭載された2T-G型エンジンはヨーロッパのノバモーター社によってF3エンジンのベースとなり、ヨーロッパ各国の選手権で活躍しF3エンジンのスタンダードとなった。
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| | 余談
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- 余談だがこの60年代中期〜70年代初期頃からトヨタ vs 日産のTN戦争が始まったとされ、マークII連合 vs セフィーロ・レパード・スカイラインの「六つ巴戦争」やスーパーホワイト vs クリスタルホワイト、GRエンジン vs VQエンジンの「V6戦争」などの競争につながっていく。
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