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|>|~分類|>|>|>|~性能|
|メーカー|マツダ|総排気量|657cc|PP|319|
|国籍|日本|最高出力|64PS/6,500rpm|全長|3,295mm|
|カテゴリ|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|8.6kgfm/4,000rpm|全幅|1,395mm|
|モデル|''高品質''|駆動形式|MR|全高|1,150mm|
|ギャラリー|''対応''|吸気形式|TB|車両重量|720kg/45:55|
|内装|再現|PWR|11.25kg/PS|TM|5速|
|>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限|
|ディーラー|Cr.1,498,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可|
|プレゼント|---|チューン|>|>|---|
//-備考:

#region(←カラーバリエーションを表示)
|>|>|>|>|~カラーバリエーション|
|☆''Classic Red''|''Cyberia Blue''|---|---|---|
#endregion
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#ref(AZ1.jpg,nolink)
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-AZ-1は、マツダが当時展開していた「オートザム」と呼ばれる販売チャンネルで1992年からわずか3年間のみ販売された軽自動車である。
軽自動車でありながら、「実質的な専用プラットフォーム」、「MRレイアウト」、「ガルウィング」といった、スーパーカー的なアイコンを前面に押し出したクルマとされている。
プロトタイプの発表は1989年の東京モーターショーで参考出品された「AZ550 Sports」とされている。
同時に発表された3タイプのボディのうち、Aタイプが市販型に最も近いとされている。

-AZ-1は[[アルトワークス>アルトワークス RS-Z '97]]のパワートレインを一部流用するも、外装を簡単に取り外せるスケルトンモノコックという特殊なフレームを採用するといった非常に贅沢な構造を持っていた。
また、その外装もFRPを多用した軽量な構造であったことから、最高出力わずか64psであっても非常に良好な運動性能を誇った。
さらには、超ショートホイールベースであるうえ、ステアリングのロックトゥロックがわずか2.2回転であることから、レーシングカートのような機敏な操作性を持つ。

-ところが、足回り(特にリアサスペンション)の設計上コーナリング中のアライメント変化が極めて大きい構造仕様であり、重心高も相まって操作ミスがスピン・横転を招きやすい乗り手を選ぶクルマであった。
ガルウィングは構造上、横転するとドアを開くことができないため、AZ-1にとって横転しやすいということは非常に致命的な弱点であった。
--一部のジムカーナ会場のスタッフから「横転したら救助ができないのでご了承ください。」という旨がわざわざ口伝されたほどである。
--また、極度のリア荷重なためフロントタイヤの接地圧が足りず、直進安定性の不備を指摘する評価もあった。

   また、極度のリア荷重なためフロントタイヤの接地圧が足りず、直進安定性の不備を指摘する評価もあった。

-バブル期に企画された非常に贅沢な車体構造は販売価格の高額化を招いたうえ、上記のように乗り手を選ぶクルマだったこと、さらには発売された時期がバブル崩壊直後という最悪の時期だったことから販売は低迷し、わずか3年間で生産は打ち切られた。
その生産台数は4,392台とされ、他の何にも似ていない特異なキャラクターから程度の良い中古車にはプレミアが付くこともあるという。

-余談だが、スズキからも「キャラ」という車名のOEM車が販売されたことがあるが、こちらはわずか2年間の生産で、その総生産台数も500台程度と非常に少ない。AZ-1とはエンブレム程度の違いしかなく、外観もよく似ているが、こちらにはフォグランプが標準装備されるのが主な識別点である。
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#region(派生モデルの解説)
-マツダスピードの専用エアロを装着した特別仕様車が販売されていた。

-また、M2からエアロパーツ装備の特別仕様車「M2 1015」もかつて販売されていた。
こちらはボンネットにフォグランプが追加され、グループBのラリーカーを彷彿とさせる外観となっている。
#endregion
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