|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c |>|~分類|>|>|>|~性能| |メーカー|フォルクスワーゲン|総排気量|5,998cc|PP|581| |国籍|ドイツ|最高出力|600PS/7,000rpm|全長|4,550mm| |カテゴリ|ノーマルカー/コンセプトカー|最大トルク|63.2kgfm/5,800rpm|全幅|1,920mm| |モデル|簡易|駆動形式|MR|全高|1,100mm| |ギャラリー|非対応|吸気形式|NA|車両重量|---kg(1,300kg)/50:50| |内装|簡易|PWR|2.16kg/PS|TM|6速| |>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限| |ディーラー|Cr.125,000,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:不可| |プレゼント|---|チューン|>|>|ダート走行不可&br;ブレーキ・TM・LSD・エンジン・ナイトロ・軽量化・ウィンドウのみ可&br;デフォルトでダウンフォースの調整が可能| -備考:[[アクティブエアロシステム>車両の特徴#f4c129b5]]搭載 ---- #ref(.jpg,nolink) #ref(.jpg,nolink) -↓アクティブリアウィング:ある一定の速度以上で走行時に作動する。 #ref(.jpg,nolink) ---- -最初に発表されたのは1997年の東京モーターショーで5.6LW型12気筒エンジンを搭載し駆動方式は4WDであった。 --次に1998年のジュネーブモーターショー、エンジンは昨年のと同じだが駆動方式がMRになった。 -そして2001年の第35回東京モーターショーで発表されたのが本収録車である。 -レーシングカー然としたスタイルは、巨匠ジョルジェット・ジウジアーロのデザインによるもの。 -W12の名はシート背後に搭載された 「D1」と呼ばれるW型12気筒エンジンから来ている。 これは15度のバンク角をもっているV型6気筒を72度のバンク角で組み合わせたエンジンだ。 -最大出力600ps/7000rpm、最大トルク63.27kgm/5800rpmで最高時速は350km/hという強力なスペックであった。 --しかし、この最高速度は理論値ではなく、モーターショー出展に先駆け、Nardo(車名のナルドもこれを意味している)というイタリアのテストコースで高速耐久テストを行い、 実際に叩き出した値なのである。 24時間の平均時速は、322.9km/hという記録のほか、6つの世界記録と12ものクラス記録を樹立。途方もないビッグパフォーマンスを備えたコンセプトカーとなっている。 -コンセプトカーとしてはとてもクオリティーが高かったものの市販されることはなく、D1エンジンは後に販売されたフェートンに採用された。 ---- #region(余談) -実際に高速耐久テストで使われた車両は現在、フォルクスワーゲン博物館に寄贈されている。 -本車種で初めて搭載されたとされているW型エンジンであるが、この形式、実は2つの種類がある。 一つは本車種同様V型エンジンを2つ組み合わせた4バンク型、別名VV(ダブルブイ)型。 もう一つは各シリンダーを放射線状に3つ並べた3バンク型、別名Y型((クランク縦置きV型2気筒も「Y型」と言われる事もあるが、こちらはただの通称である))である。 Y型の歴史は古く、1906年にアレッサンドロ・アンザニがオートバイ用エンジンとして開発し、その後航空機用のエンジンへと発展、星型エンジンの原型となった。 日本では双方共に「W型エンジン」としているが、W型の祖国ドイツではこの2形式は明確に区別されているため、文献や資料を読む際には注意を要する((例えば1990年のF1グランプリに参戦していたライフのマシン・L190はW型12気筒とされているが厳密にはY型だったりする))。 #endregion ---- |