|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c |>|~分類|>|>|>|~性能| |メーカー|アウディ|総排気量|5,499cc|PP|655| |国籍|ドイツ|最高出力|659PS/-rpm&br;(659PS/6,400rpm)|全長|4,650mm| |カテゴリ|プロトタイプレーシングカー/FIA-LMP1|最大トルク|112.2kgfm/-rpm&br;(112.1kgfm/3,500rpm)|全幅|2,000mm| |モデル|''高品質''|駆動形式|MR|全高|1,030mm| |ギャラリー|''対応''|吸気形式|TB|車両重量|925kg/49:51| |内装|再現|PWR|1.40kg/PS|TM|5速| |>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限| |ディーラー|Cr.198,000,000|カスタム|>|>|ペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可| |プレゼント|---|チューン|>|>|ターボキットのみ可| //-備考: ---- #ref(.jpg,nolink) #ref(.jpg,nolink) ---- -2005年、R8に対する性能調整によりペスカローロ等に牙城を崩されつつあったアウディが起死回生のために生み出した車両。 -特徴は、環境への配慮(といってもル・マンでは使用していた燃料が原因で排気ガスは非常に汚かったらしい)と非常に太いトルクを確保するために、ディーゼルエンジンを採用したことだった。ディーゼルはスポーツ向きでは無いと散々言われながらも、採用を決意し、今後もディーゼルスポーツの道を切り開いたマイルストーンとなるとは、この時は誰も思っていなかった。 --レブリミットが7000回転、パワーピークが4500〜5500回転(年度によって若干異なる)とレーシングエンジンとしては異例の低さで、エンジン音もディーゼル特有の図太い音だったため、エンジン音を聞いてシフトチェンジのタイミングを計るのは不可能とも言われた。そのためドライバー達は口酸っぱく「シフトインジケーターを見ろ、音に頼らず目でシフトしろ」とレクチャーされたとか。 GT6ではパワーピーク6400回転になってるけど多分ミス。これだと[[S2000 '06]]よろしくパワーバンドが600回転と超狭いエンジンになってしまう。 --ちなみにミッションが5速なのもディーゼルエンジンのおかげ。図太いトルクのためギア比を高めても問題なかったのである。変速が1段減ったおかげで、信頼性向上や軽量化にも貢献した。ディーゼルのハイパートルクにミッションが絶えきれるかという不安もあったらしい。 -高い信頼性を武器にしていたアウディであったが、出場初年度はディーゼル初年度ということもあり本命視されていた7号車がトラブル多発で脱落していく中かろうじて収録車の8号車が[[ペスカローロ>C60 Hybride - ジャッド '05]]の猛追を振り切って優勝。8号車もトラブルを抱えての走行だったと言われており7号車と同様のトラブルが出ていれば優勝はペスカローロの物だったと言われている。またファステストラップ連発で追い上げた7号車も3位を手中に収めた。 -オープンプロトタイプであるため空気抵抗が大きく、2007年度に同じようにディーゼルエンジンを搭載し、クローズドプロトタイプでありスピードに勝る[[プジョー 908 HDi FAP>908 HDi FAP - Team Peugeot Total '10]]の参戦により苦戦を強いられた。 2007年のル・マンではポールポジションをプジョーに明け渡し、決勝レースでも2007年のル・マンが近年稀に見る荒天だったことも影響し完走1台になりながらも優勝を1号車が獲得、2位が8号車のプジョー908 HDi FAP、3位が16号車ペスカローロ01となった。 -最後の参戦となった2008年、何とか優勝は勝ち得たものの、2位・3位はプジョーのものとなり((アウディ陣営は1-4-6位獲得。なおプジョーは2-3-5位獲得。))、新車両開発のきっかけとなった。 -2008年LMS、ALMSを両制覇。翌年に後継のR15 TDIにバトンタッチした後、コリン・コレス氏率いるプライベーターに譲渡されたがプジョーの参戦で性能競争が激化されたル・マンでは目立った戦績は残していない(2009年は7位、9位。2010年は2台共にリタイアに終わっている)。 ---- //#region(派生モデルの解説) //-書く場合はスラッシュを外してください //#endregion //---- |